22 威圧
毎日投稿できなくてすみません・・・
日が沈んで、辺りが暗くなった頃、私達はやっと郷に着いた。
「やーっと着いた~」
「本当は日が暮れる前には着くはずだったのだがな」
「亮のせいだぞ」
「え? いや、ちょっと待ってよ~。僕のせいじゃないよー」
「じゃあ、誰のせいなんだ?」
「えーと、あっ葵のせいな気がする!」
「えっ、そこで私に来る!?」
なぜか、最終的に私に責任転嫁された。
(いや待てよ・・・)
亮が大笑いしたあだ名を考えたのは私。
刺客捕まえて時間使ったのも私。
(もしかしなくても私のせい・・・?)
「・・・すみません。ごめんなさい。許してください・・・」
「おい、亮。葵が落ち込んでるじゃないか」
「何してんだ」
「あ、あれー? 僕悪くないよねー? なんで僕だけ、怒られてるのー!?」
悪くないのになぜか、蒼焔と五丸に責められる亮。
哀れ。これは亮のために存在する言葉なのかもしれない。
「そこの者! 止まって身分証明するものを提示せよ!」
郷の門の前に着くと衛兵がそう言ってきた。
(ヘ~、大きい街ともなるとこういうのがあるんだな~)
普通はどの町でも身分証明はされている。ただ、葵がこの時代にきて初めて行ったあの里が少々特殊なだけである。だが、葵はこのことを知らないので、呑気にそんなことを考えていた。
すると五丸が馬から降りた。
「このお方は、この国の第一皇子蒼焔様だ。我らはそのお付きだ」
そして、おそらく身分を証明するものを見せながらそう言う。
「これは! 失礼しました! まさか、第一皇子殿下だったとは。しかし、これも職務のため、どうかご容赦を」
「気にしません。あなたは、ただ職務を全うしているだけ。褒められることはあれど、罰することなどありません」
誰もが安心するような優しい笑顔でそう言う蒼焔。
「ありがとうございます」
(相変わらず、蒼焔様の外面はすごいな)
思わず関心してしまった。
それほどまでに違いすぎるのだ。性格と外面が。
「それより、急で申し訳ないのですが、この者たちを牢に入れてもらえますか?」
そう言いながら蒼焔は後ろにいる刺客達を指差す。
「この者たちは?」
「私を狙ってきた刺客です」
「なんですと!? 承知しました。すぐに牢に入れます。おい、誰か来い!!」
すぐに数名、人が来て刺客達を連れて行った。
連れていかれる途中リーダーだった人がこっちを物凄く睨んできた。
自分の状況をわかっているのだろうか。
(二度と蒼焔様を狙うなよ)
そう思いながら、魔力を込めて、刺客達を睨んでおいた。
案の定、震えあがっている。
こっちの世界でも、魔力による威圧は効くらしい。
「葵? やめなさい」
「・・・すみません」
気づかれないようにしたつもりだが、バレてしまったようだ。
勘がいいんだろうな。
それに、威圧をやめさせるとは、優しい人だな・・・
感動していると蒼焔様が近づいてきた。
「あとで、俺にも教えろ」
「え、あ、はい」
・・・やさしい・・・人・・・のはずだ。
何に使うかは聞かないでおこう。
言い訳を聞いてください。
昨日、アクシデントがおきて、投稿できなかったんです。
悪気はないんです・・・




