金の指輪を売ってみた
2019年以降、金の取引価格は右肩上がりが続いています。
コロナ蔓延による物流の停滞、ロシアのウクライナ進行による情勢不安、それに起因される円安。
これらにより日本国内での金の取引価格は、五年前に比べても1.6倍ぐらいに跳ね上がっています。
これは異常事態だと思います。
そもそも、金は価格が安定していることが売りの一つなのですが、世界情勢が不安定であるので、投資家たちに買われ続けています。
金は十年前から徐々に値上がりしていましたが、コロナの蔓延以降は高騰を続けており、今は一種のバブルのようにも見えます。
ちなみに私は、投資をしたことがない人間ですので、真に受けないでくださいね。私が勝手にそう思っているだけですから。
現在、金を所有している人の資産は、右肩上がりとも言えます。
単純に価値が1.6倍以上になっていることを考えると、相当な高利率の投資先でしょう。
では、どこまで値上がりするのでしようか。
それは・・・
┐(´∀`)┌。私に分かるはずがありません。
私だけではありません。金がこの先いくらになるか断言できる人がいたら、嘘つきかほら吹きでしょう。
しかし、わからないでは芸がありません。
素人の浅知恵で今後の展開を考察してみましょう。
現在、金が上昇している主な要因は4点だと考えます。
① コロナ
金の国際取引価格は、コロナの蔓延で跳ね上がりました。
常識的に考えると、コロナが終息すると、金の価格は低下するはずです。
( ;∀;)//終息すればね。
② ウクライナ戦争
世界的に見てもコロナが終息に向かいつつある2022年の冬に、どこかのハゲがとち狂ってウクライナに侵攻しました。
すわ、第三次世界大戦かと、世界中が恐怖に叩き込まれ、この時にも安定資産である金が世界的に買われ、価格が跳ね上がりました。
こちらに関しては、終わりは見えません。
ただ、最近の戦況と、ロシアの懐具合から勘案すると、そろそろ攻勢限界を迎えそうです。
ウクライナ軍の反攻作戦の結果次第では、ロシア軍は撤退を開始するかもしれません。
そうなれば、世界的なリスクは軽減され価格は下がるはずです。
ですが、ハゲが核ボタンに手を伸ばすと、すべてがひっくり返るでしょうね。
(。´・ω・)。今後の展開は、予測不能です。
③ 円安
ウクライナ戦争の影響で、円は対ドル相場で 1ドル 130円の値を付けました。
円の価値が低くなったので、ドル建て決済の金の価格も上昇しました。
若干、円は持ち直していますが、こちらも今後の展開は不明。
④ 世界的な半導体不足
コロナ終息後の景気回復を見込み、世界中で半導体の争奪戦が繰り広げられています。
半導体は素材として金を多く使うので、工業需要の高まりから金の価格が上昇しています。
こちらは、二、三年は供給不足が続くと言われております。
金の産出地の一つであるロシアが経済制裁下にあることを考えると、供給が劇的に改善する見込みはありません。
供給が少ないということは、価格が上昇します。
( ̄▽ ̄)//するはずです。たぶん。
以上を考えて、金の価格はさらに上昇すると考えることができます。
純金1g \8,000も時間の問題でしょう。場合によっては\9,000台にまで到達するかもしれません。
話は変わりますが、私は先日、祖父の遺品から転がり出た、金の指輪を売却いたしました。
もったいないかなとも思いましたが、金の塊を指輪にしただけのような、何の装飾もないデザインの指輪でしたので、今後も身に付けたりはしないでしょう。
昭和の土建屋さんがつけていたようなデザインのやつです。
何かの拍子にその指輪の話になり、「今時こんなデザインの指輪、誰も使わないよ」から「使わないのなら売ってみるか」になり、「そういえば金っていくらぐらいするの」となり「調べてみるべ」から、金の価格の変動チャートを見て「なんだこの値段」となったわけです。
そのチャートを見て、売ることを即決しましたね。
それほどまでに、恐ろしい右肩上がりでした。
(。´・ω・)。あまりに高すぎる。
素人判断ですが、そろそろ頭打ちなんじゃないかな。
五年前に比べて1.6倍以上の価格なら利益確定にも十分な数字ですし、下がった後で売っとけばよかったも嫌でしたからね。
さて、金の装飾品をお持ちの方は、売却も一つの選択肢ではないかと思います。
金の価格がこの後どう推移するかは不明ですが、どこかのタイミングで値下がりすると思われます。
それほどまでに高騰いたしております。
使われないアクセサリーなどあったら、一度、買い取り業者に見積に出してみてはいかがでしょうか。
見積もりは無料でしてくれるので、冷やかすだけでも楽しいですよ。
売却は「金、買います」の看板を出しているお店であれば基本OK
ただし、見積もりを出すときは、金の種類と重さ、そして業者間での価格に目を通しておくことを、強くお勧めいたします。これは、お店の買い取り金額とは違うものです。
金の種類は、どこかに小さく刻印されています。
K18とかK24とかの刻印です。指輪であれば内側に必ず打刻されています。
打刻していない場合は金ではない可能性が高いですね。もちろん例外はありますが。
ちなみにK24が純金で、数字が低くなっていくほど金の課含有量は減少し、価格が下がります。
祖父の指輪はK20でした。
重さは台所の量りで計測して大丈夫。0.1g単位まで計測できる量りであれば尚良し。
指輪やネックレスに宝石がついている場合は、その石に値段が付く場合と、つかない場合があります。
ダイヤモンドであれば、金とは別に値段が付くでしょう。小さすぎる場合はつかないことも。
その他の石はグレード次第で変化します。
最後にその日の金の相場を調べれば、自宅で簡単に買取価格が予測できます。
重さ×金種の値段=買取価格
仮に3gの18Kの指輪であれば
3g×\6,200=\18,600
みたいな計算です。
価格の部分が毎日変動します。
あらかじめ計算しておけば、見積もりの結果が大幅にずれることはないのでしょう。
もしも、著しく安い金額を提示する業者がいれば、笑顔で断ってください。
悪徳業者の可能性大。
重さと金種を間違えていなければ、大きくはずれませんからね。
はてさて、今後、金の価格はどのように変動していくのか、注目していきたいです。
(。´・ω・)もう金の指輪は無いけどね。
(=゜ω゜)ノ。あっ、金は腐ったりしないので、基本的には売らないでずっと持っておくのが良いと思います。
株や証券とは違い、絶対にゼロ円にはなりません。一時的に高いからと言って、換金する必要はありません。
私はチャートを見て、文字通り目先の金に目がくらんだだけです。
( ̄▽ ̄)// ニャハハ。
終わり
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今から宝飾品をお求めの方、台座は金ではなくプラチナでお求めになることを強くお勧めいたします。
10年チャートを見れば分かるのですが、そもそも金よりプラチナの方が高価でした。しかし、世界的に金投資が加熱したため、価格が逆転いたしました。
色身にこだわりが無いのであれば、断然プラチナがお買い得です。