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エピローグ、七回目はくりかえす


 ふと目が覚めて寝具から、微睡(まどろ)みながら起き上がる。

 確かに僕は死んだはず。どうしてそれが、今ここに?

 見慣れた私室だ。

 ――まだ僕に、死ねと言うのか?




 偶々(たまたま) 奇跡に(あずか)って、

 犯した罪は消えないけれど、

 やり直したよ。――君だって、

 こんな結末、望まないよね?


 何度も何度も突きつけられて、

 やっと答えを見つけた気がした。

 だがそれも、訂正されて、

 またやり直せと突きつけられた。


 死ぬのは辛い――寒くて痛い。

 それでも耐えてやって来たんだ。

 もういいだろう? まだだめなのかい?


 ああ、これは、罰なのだろう。

 アレクサンドラ、(きみ)の心を

 壊した僕の心もきっと……。




 ――最良の、結末さえも否定され、

   戦う気力ももう湧かないよ。

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― 新着の感想 ―
[一言] 完結お疲れ様でした! あらあら、バッドエンドになっちゃいましたかー。5回目でサンドラが、サンドラはヒントを出してた様に思いましたけれども…… ループが続くなら、いつか気付けて“トゥルー…
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