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人狼は君のトナリに 第四幕  作者: 狐のアツ
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第七章 計算外

鯖主の後ろから、トラちゃんが殴りかかる。

突然、僕の立っていた床が開いた。トラちゃんが成功したかどうかも確認できず、そのまま下に落ちていった。

下には牢のような物だった。数mは落ちたか。

数秒後に、トラちゃんも落ちてくる。

「っつ...なんだよ、不意打ちでもノーダメ?」

「とりあえず、この牢から出よっか。」

「そんな、出れるわけな―」

「けっこう簡単に折れた」

「は?」

多分これは人間用の牢なんだろう。俺は人狼だ。簡単に破れる。

「よーっし行こうぜ」

「はぁ...とりあえずあいつをなんとかする方法を探すか。俺はこっち行くから、あつはそっちな。」

「おっけ。」

トラちゃんが見えなくなった頃に、部屋を見わたすと、手紙のような物があった。

「PG様へ 貴方様の御研究されている資料を私達に頂けませんか。報酬はいくらでも」と...

PGって奴は研究者かなんかなのか?

部屋の奥へ進む。すると、そこにはまた檻があり、目の前には赤く塗られた、電車一両ほどの大きさもある機械。白のペイントで「AKGM」と描かれてある。

その横には机と、ノートがあった。そこには「PG」と書いてある。そいつの物なのか。

表紙をめくると、それはまるで日記のようであった。


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