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何故カエルを襲わないのか?

作者: 分我羅者

大学時代に読んだ本にエグいのがあって

「一人目をコロしたときは大変なコトを

したと思った。二人目をコロしたときは

取り返しのつかないコトをしたと思った。

でも三人目をコロしたときには何という

コトもなかった。自分はヒト殺しだから

当たり前だ」で、以降は繰り返し犯行を

重ね、逮捕されても再犯、また再犯と。

考えるに「自分で自分に死刑を下した」

のだろう。自身という命一つが命一つを

奪ったときには「大変なコト」、そして

二つ目を奪って1-2=-1で「取り返しの

つかないコト」。ここで自分という命の

存在理由が「人間」では納得できないで

「ヒト殺し」に変えてしまう。その後は

「ヒト殺し」という生き物に成りきって、

自身の存在を正当化する。でも何でヒト

を襲うのか?何でカエルや他の害虫では

ないのか?自分が人間だからだ。人間を

止めたつもりでも人間と関わりたいから

ヒトを襲う。しかも自身の存在を損なわ

ないよう、必ず楽勝できる相手や状況を

選んでだ。ヤケが爆発しそうになったら

これだけは思い出そう。たとえ何がどう

なろうとも自分は人間だ!人間だから

人間を痛めつけて心が安らぐことはない!

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― 新着の感想 ―
[良い点] アートマンとブラフマンの関係で言うなら、人間の個人がアートマンで、人間社会がブラフマンに例えることもできるかもしれませんね。個と全体の関係です。  動物の世界では、同一種の中で殺し合いす…
2019/12/07 19:25 退会済み
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