魂そして旅立ち
少年は焼け焦げた村の中で空を見つめていた
何を思い何を覚悟したか
それは、少年だけが知っていればいいことである。ハクアはそう心から思っていた
だから、ハクアはただ少年を眺めている
そんな時だった七柱は到着した
ハクアに命令されたように少年には姿を見せず静かにハクアを真ん中に跪き門は閉じられた
「ハクア様我々6名到着いたしました」
NO,2がそう小声でハクアに伝える
「ご苦労」
ハクアはただ一言⋯このように、少年を見つめながら答え一瞬静かになる
5秒ほど時間が流れた時
「えっ!?それだけ?」
つい七柱の一人が声を出してしまう
それをしっかり聞いていたハクアはその言葉を発した人物のほうを見て
ゆっくりと微笑みながら
「ん?それだけ?とは何かな?デボン君?状況を察することもできないのかな?」
とゆっくり言葉を発する
これを言われた人物はフードの隙間から少し見える顔に冷や汗をかいているのが周りのから大バレで皆にクスクス笑われているが本人はそれどころではない
「あ⋯あn」
「まぁまぁ、デボン君後でじっくり話あおうじゃないか」
「それよりも、彼だ⋯⋯」
全員⋯いや⋯一人以外
ハクアを含め彼を見た
「どうだい?彼は⋯」
「今見たままを言っていいですか?」
「ああ、かまわない」
「今のままでは、七柱の座どころか⋯私の配下にも及ばない。力はそうだと思います」
「力”は”か⋯」
「ええ、厄介ですよ⋯彼の魂の形は⋯」
そう言いながら、NO,2はフードを取る
「なら、君に任せよう。ジュラ、君なら見守ってあげられるだろう」
「ご命令のままに⋯」
フードを取ったジュラは
そのように短く答えた
「では、結構戻ってもらってもかまわない」
「「「「「「はは!」」」」」」
また、門は開き皆は帰る
その中の一人を見てハクアは微笑み
「魂の形が厄介か⋯君もそうじゃないか⋯ジュラ君⋯」
そう呟きながらハクアは少年のもとに近づく」
「どうだい⋯挨拶はできたかい?」
「はい、十分なほどに⋯」
「そうかなら⋯さっそくで悪いけど。五年間それと肉体⋯そして⋯心の修行をしてもらう」
「それ?あ、この刀って武器のことですか?」
「そう、君はその武器を詳しくは知らないようだからね。さっき君はその武器を片手に持っていたけど、それは基本的には両手で構えるもの。他にもいろいろと難しい武器さ。でも、それを教えれるいいやつを知ってる」
「本当ですか!?」
「あぁ⋯五年間修業だ⋯まずは、それを乗り越えることだ」
「はい、従事させていただきます」
「よし!なら行こう!」
そして、ハクアは転移門を開く
そこに、少年は入る時
声が聞こえた気がした
(行ってらっしゃい、村のみんなで応援してるよ⋯)
そんな、優しい母親の声が
すいません、この後の展開を考えて
投稿がものすごく遅れてしまいました
今後もこのようなことがあるかもしれませんが
気長に待っていただけると幸いです
二度目になりますが、遅れてしまい申し訳ません
今後も応援していただけるとはげみになります!