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予感そして出会い

自分の村には一つ掟がある

それは13歳の時に森に出て何か大物の魔物一体を狩るという掟だ

しかし、この掟は魔物を一体狩るだけという単純なものではない

問題点が最初にある

それは…


「この武器…絶対に素人が使って…いい武器じゃない…」


少年は呟きながら森の中を歩いていた

木々は紅葉しており辺り一面素晴らしい景色であるが、一人少年は刀を見てそう呟く


自分の村ではこの掟が始まるとき武器がくじ引きで決まる

それは得意な武器がこれば当たり来なければハズレ

運要素がからむ事がこの掟の欠陥そう考えられる

しかし昔からのしきたり故に口を出す人間はいなかった

これもまた、この掟の問題点と言えるだろう



そして自分が手にした武器こそ刀

その刀は波紋も美しく一目見るだけで吸い込まれるような美しさを保有していた

しかし、自分はこの武器に対して知識が少なすぎる

刻限は翌朝その事を考えると憂鬱になるのだ


「しょうがないもう少し奥に行くか!」


迷いを降りきるようにそんな言葉を口に出す

しかし、この時少年は感じていた


「それにしても…静かすぎる…魔物が普通この深さまでこれば何か魔物がいるものだが…」


そして進めば進むほど違和感は大きくなる

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「おかしい、絶対におかしい。何故ここにあいつがいない…この森の主が何故いない!」


ある水辺の近くの洞穴

そこにはいつもこの森の主がいた

しかし、いない

足跡だけが残されていたが何かから逃げるように急いだような足跡なのだ


「確実に何か大変なことが起きている…間違えない!」


(足跡だ…何かから逃げたとすると…反対?この方角に何かがいるのか?……いやまて…この方角は…村?)


(まずい、あそこには戦いを知らない子達がまだいる…間に合うか?いや、少なくとも夜かこの距離では!急ごう、どうにかなるかもしれない!)


そう自分に言い聞かせ走る少年の上で月はオレンジ色に輝いていた

そう…不気味に…


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


(火が見えた、やはり何…か…)


そして少年は着いた

目にはいった光景は夢だと思った

家は…燃え盛り

生き残りはいないそう見えた

しかし、一番の夢だと思ったところは違った

燃え盛る炎の中から

金髪で銀の瞳をもつ少女が優雅に歩いていた

その瞳に少年は何故か惹かれた


しかし、すぐにその少女に刀を突き出す

この村の惨状それを、その少女一人で起こせると思うほどの威圧感・恐怖を感じたからだ


そして敵意を感じたのか少女は微笑む


「君は面白い奴だね!」


火が広がる村のなか

この時

ハクアと後に彼女の従者となる少年は出会ったのだ

そして、時代は動きだす

微笑む少女と刀を持った少年の

至らないところやなかなか、投稿できないと思いますが応援していただければ光栄です!

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