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苦手な方はご注意ください。

救世王~四肢の有無が加護基準の世界に義肢職人が転生しました~

作者: 夢桜

初投稿です。

記述等の練習を含めて書いて見ました。

楽しんでくれたら嬉しいです。


会話とか混ぜると長くなって短編で収まるか不安なのと1話短編で主人公の長い目的を書くと、独白とかの自伝っぽい感じがいいと思いこの形式にしました。


何か色々と考えた様に書いてるけどつまりは設定とプロットだけ考えて、後は自由に書くために他は手抜きしたと言うだけです(笑)


注意事項として

手足の欠損がある障害者を理不尽に差別した世界でありそれを解決する物語となっているので、

マイルドにしてありますが、序盤は欠損者に対しての差別を見て不快に思う可能性があります


※この作品はグロくは無いと思いますが、身体欠損の話が出てくるのでご注意下さい

※義肢装具士と言う職業を主題にしてますがにわか知識です

俺の今の名前はアルシュ・ギタール。

ギタール子爵家の次男で転生者だ。


前世の記憶も転生した理由も分かって納得もしているので死んだ以上は前世の名前は捨てて今の名前でこの世界を生きようと思っている。


転生した理由は気になるだろうけど何ということはない

神と言っても全能では無いし、神が直接変えようとするなら大きすぎる騒動になるからと第三者的な存在として事情を知りつつ、生まれ変わって人として生きた上でどうするのが良いか相談に乗って欲しいと言うだけだった。


報酬は前払いである程度の生まれる場所を自分で決めた上で転生生まれ変われると言うだけで他にはチートも何も無かったが、拒否したら何に生まれ変わるかもわからず記憶もない普通の転生になると言われたので相談事を聞いた上で受けたわけだ。


神が問題と思う程のことだから、どんな重大な事と言えば聞けば簡単なようでいて簡単故に難しいが、俺が選ばれた理由も納得だった。

簡潔に言うと『四肢の有無で人権の有無が決まっている世界』という事だ。


どう言う事かと神視点で聞いた上で言うと

・魔法が有り人が居て魔物が居ない過去があった

・人の無念や負の感情を元にダンジョンが生まれそこで魔物が生まれた

・最初は規模も小さく良い意味で管理出来ていたが遂にバランスが崩れた

・魔物に蹂躙される人々を憂いた神が加護を授けた

・加護は死んでも一定期間の間に処置すれば五体満足で生き返ることと、力が増えたり死ににくくなる事だった

・神の奇跡に感動した人々は神に感謝しつつ戦かった

・現状は所謂、剣と魔法の世界のイージーモード程度に落ち着いた

・神の加護を消すことはまだ出来ないがその加護が問題となっている

・問題は加護の仕組みを作った時に神の形の近いと加護を渡しやすいので強くなりやすいと言う

・仕組みは変えれず時間が経ち神の形に遠い人、つまり身体欠損が多い程、加護が薄れるので人として扱われないようになってしまった

・その者も救いたいが神が直接手を出すとある程度、平穏な世界の仕組みが壊れる危険があるので間接的に穏やかな手段が無いか考えた結果が今回の転生である


と言う物語なら終盤で明らかになるような出来事と目的を産まれる前に丁寧に体感数ヶ月掛けて教えて貰ったのだが


ここでもう薄々わかっていると思うが私の前世を教えておこう。前世の職業は自称:義肢職人。一般的に義肢装具士と言われる職業と義肢装具の開発を個人でしていた

身体欠損を補う義肢装具の専門家と言い訳だ


ちなみに死因は生身より強い義肢装具を作ってしまい

先天性や事故で欠損した者を優先して

強くなりたいと言う理由だけで手足を捨てる相手には取り合わなかったせいで、恨みを買い殺されたという訳だ


相手への恨みや一応保護してくれてた国への文句等はあるが、自分なりの信念を貫いて生きた以上、未練はあるが納得して死んだという訳だが


今回、聞いた話で不条理に体の一部を失った人がさらにふ不条理に晒されている現状を聞いた以上は、自他ともに認める変人の俺としても自分なりにやる気を出して生きようと決めたのがこの俺の自伝という訳だ


さて複雑なようなそうで無いような長い話は終わりにして俺がここからどうやったかを著そう



まず生まれた家はギタール家の次男

これは神が希望通りに大きな国家中の中級くらいの貴族でさらに継がなくていい生まれであると言う希望を叶えてくれた結果だろう


しかし両親がガチガチの四身教の教徒で


ー四身教とは、四肢と神に近い体であることを敬い、欠損している人は人ではないと言うヤバメの宗教でありながら、世界で広く信仰されてる宗教で、他には○本までの欠損だと許されると言われる三身~一身教まであるー


しかもガチガチの過激派と言われる欠損してる人は人に在らず、道具として使うか慈悲で殺しちゃう人なのだ


つまり俺の目的の欠損者を救うのとは思いっきり正反対で困るので、生まれてからは言葉や文字等の知らない知識を吸収しつつ、出来るだけ早く独立しようと思っていたのだが


俺が5歳の頃に妹が産まれた

しかし、妹には産まれた時には既に両手が無かった…


お蔭で両親と兄が妹を処分しようとするので、

自分の不利になるのも構わずに妹を助ける為に説得した


それはもう誇張して神から使命を貰ったとか

今まで抑えて周りの評価が学習意欲が高く覚えが早い優秀と言われる程度だったのを覆すくらいに

教えられてない計算とか簡単な技術を披露しつつ

自分の目的を人類視察と救済と言い張り

妹の必要性をアピールしてどうにか

俺専用の観察道具と言う名の奴隷にして俺の弱味として命は何とか守ることが出来た


その代わり、救済の知識として四肢がある=魔法を使える者にはそこまで必要と思われない技術教えて家から教会に渡すことになった


救済の知識は生活に触れて思い付くと言うことにしたので、軟禁されてはいるが、家庭教師や視察に連れて行ってもらい市井や王族の暮らしまで見れることになったのは僥倖だろうか?


ちなみに四身教徒なせいで妹の教育は本来受けれないが

教育を受けさせることでどこまで道具として有用になるかの実験として教育を受けさせて貰うことが出来た


こんなのが幼少期時代だったが

王族や市井に友達も出来た

どうするか悩んだが、将来敵対したくないし

俺の知り合いの中でまともそうな奴には

子供とは言え、いや子供だからこそ大人になった時に差別して欲しくないと言うことを話して同意してもらい

教育と言う世界の真理を話しつつ洗脳をした


本人は

「自由意志を縛る物じゃないし、周りの教育と齟齬があって当時混乱したくらいで問題は無い」

「アルシュ曰く洗脳と言う負い目があったからこそ私は強気で行けてモノに出来た」


とか本人が納得と共にそれなりに幸せになってくれているおかげで今は負い目を感じていないが当時の俺は仲良くしつつも一線を引いていた



そんなこんなで幼少期を過ごして、

青年期にやっと準備等、色々としてたのが整ったので

自立しようとしてたのだが直前で問題が起こって

当時の事件を

俺が言うなら【妹を守る為にやった問題はあったが後悔はしてない】

仲間が言うなら【シスコン兄のお家騒動】

他人が言うなら【救世王の始まり】

と言われるような騒動が起こった


何が起こったかと言うと

俺が12才、妹が7才になり、妹がメッチャ美幼女になったので、15歳の兄が妹を奪ったと言うだけだ

ただ内容が

妹は俺に捨てられたら死ぬことを分かっていたので

俺には心配かけないようにしつつ

死物狂いで知識を覚えながら、俺が調子に乗って語る知識も子供ながらとは言えないほどに理解してしまい

ついでに、俺が全力で妹をおめかししたせいなのか元が良いのか、贔屓目抜きで美女になると言えるくらいの美幼女になってしまい


嫉妬に駆られた兄が俺への当てつけと弱みを握る為に

次期当主という事で両親の許可を取って、

奴隷身分の妹を奪い。

性奴隷宣言したので、常々妹に手を出さない様に言ってたのと妹を愛でたい兄の思いでブチ切れて

すぐに手を出されないことはわかったので

幼少期に作った人脈や覚えた魔法や前世の知識技術を使い

反乱宣言をして、大袈裟になり過ぎたけど無事に

両親は領地に押し込めて、兄は戦死で無事に家督を継ぐことになりました


正直、妹の為だからしょうがないけどどうしてこうなった!

時期が来たら穏便に妹を連れて脱走して旅人でも良いから独立するのが目的で政策は完全にお手上げ状態何だよ!

と自分に対して逆ギレしつつ、引き継ぎで目を回すことになったのだが


ここで領主になった為に問題が起きた

人脈を駆使したおかげで妹は守れたが

同時にコネを使うとしっぺ返しに合うことがわかった


それが

・王族の友達である、第二王子のアルバートから実妹であるシュシュを娶れるように計画を立てることと、実妹も俺が教育すること


教育は王子の推薦と俺自身の今までの広げた技術の功績とおー、実質俺が教育したと周り思われてる妹の教養を見せるだけで問題は無く教育者になれた


・次が雇った傭兵への報酬やら金銭が減ったが

商人に神の娯楽品として玩具を売りまくったので問題は無い

ちなみに娯楽品は思ったより広まってたので、

神が遊ぶ娯楽品として売り出して何とかした

特に神と神の私兵を模したとか言われる(俺は言ってない)

人形サイズのロボットや天使が売れた


今でも売れてるので正直に言うべきかどうか悩んでいるので、これを読んだ後世の人に判断を任せようと思う

任せる人には正直に悪いと思っているがこの自伝が歴史的価値になる予想としてこの自伝の取り扱いも含めて判断して貰うと言うことで相殺して欲しい。


・最後にこれが当時1番の悩みだったのだが

妹を全力で助けて、ついでに妹が常に捨てられる恐怖を抱いてるのを知ったので、全力で否定して甘やかした結果。


情緒不安定なのや両手が無いと言う将来の不安もあって妹の想いが爆発したのか、気付いたら妹に子供は作らないで良いので、妾として娶ると口約束をされてしまった


このせいで学生時代をすっ飛ばして

領主になり異世界知識どこまで使えるか実験しつつ

政策を実施して王族を娶れるよう爵位を上げるために奔走しつつ、王族の姫を教育して

さらに準備をしていたが、自由になったので本格的に妹の為に可及的速やかに義手を作ることになってしまった



政策は基本そのままで、異世界知識の実験場と研究チームを市井で知り合った奴を連れて結成して研究して貰いつつ

、研究内容を先に部下に教育して方針を示しつつ

書式などすぐに実行可能なのはすぐに統一して貰うことに


姫への教育は上手く行くも、王と王妃にには睨まれつつ親密になっていったが、実感したことが一つ

愛は強し。だが、親馬鹿はもっと強いよ!チートだよ!?


王としては自称神子の俺を血縁にするのは良いが

異界の知識により娘が苛まれないか不安と言うことでボロが出ないように必死に頑張った

ついでにまだ未定だし神にも出来るか試して欲しいくらいの可能性なのに、

義肢装具を作り身体欠損をして加護が失われた者に加護が宿るようにすると言う義肢装具はともかく理解し切れてない、加護まで戻すよう宣言されてしまった

最低でも死ぬまでに理論は作らないといけない。


死んでも一定期間なら五体満足満足で復活すると言う

俺からしたら不可思議でファンタジーの塊を現状で考察しておこう


主に兄を使った人体実験の結果になるが

殺す時にどれだけ粉砕しようとも、死ぬと体が一定時間までに戻るのか、光に包まれた後に五体満足で死体になる

この死体に神官が祝詞を行うと、生き返るのである


また身体の欠損させて殺しても基本戻るが

欠損させ、回復魔法で傷を塞いだ後にすぐ殺しても五体満足になったが、約1週間傷を塞いで放置して殺すと欠損したまま生き返ることになった


ちなみに一般的に広まっている知識であるが

産まれて半年は加護の定着期間と言うものがあり

その間に死んだ場合は蘇生されないと言われており


実際に、一般家庭で欠損した子供が産まれてすぐに父親が苦労する子供を思って殺した後に、母親が子供を蘇生させようと神殿に連れて行き祝詞を使うも生き返らなかったと言う話は有名である


そして、加護の強さは四肢に応じて強く

五体満足だとプロスポーツ選手並で魔物と戦うとさらに強くなる


1欠損だと最初の強さは変わらず、成長が遅い程度で一般的に人として扱われるレベルであるが、子供が時代若しくは産まれた時から欠損してる場合は、成長の遅さもあり

犯罪奴隷を除くほぼ全てがどこか欠損している現状である


2本以上欠損している場合は、もはや人扱いされず良くてモノ扱い、悪いと地域によっては掃除感覚で処分するのが普通で強さも成長せず、加護による強化が無く蘇生特典しか受けれない


最後に四肢を全損している場合だが、完全に加護が無く生き返りも不可能で、

歴史上では歴代の魔王の中で唯一人族から産まれた魔王を捕らえることに成功しその時に両手両足を切り落として封印すると言う事例のみしか存在しない

これは転生前に神様から教えられた知識にも当てはまる


ちなみに神の加護を捨て人として生きて魔物に滅ぼされようと言う邪神教があり、これが無身教と言われて一般には広まっていないが恐れられているらしい


そして加護を渡すには生きている1個体も生命体の形が神に近いと強くなるとされているので

この形に戻せばすぐ戻るのでは無いかと思ったが結果は否


捕まえた重犯罪者を元に実験として、移植を行うも逆に加護が弱まり最終的に移植部位を切り離して安静にさせることで元に戻ったので


個体が現状の形が一個体としての形として認識しており、認識してない体の一部を付けて増やすと、バランスが崩れるのか無意識の拒絶反応なのか逆に弱まってしまうことになると推測


次に意識がない五体満足の犯罪者に上を交換させる移植で問題がないか実験、違和感は事前に別の方法の実験腕をズタズタにしてどこまで減らすことで加護が無くなるかと騙していたおかげで、移植の違和感が薄れて自分の一部と認識してたおかげで加護はそのままと判定


ネタばらしをして別の腕と認識させても一度誤認させれば問題無いと言うことが分かった所で言ったが

元々欠損しているのが普通な人にどうやって増えた体の一部を自分のだと認識させるかが問題となった


禁術魔法を含めて、体を操ったり表層の意識を操るのがやっとで、記憶を語り無意識の認識まで変える方法は無いと言われて、研究が詰まることになる。


これを数年かけた結果、王にもこの事を報告した所、予想以上に進捗が早かったと言われさすが神の知識を持つ者と褒められるが、結果を伴わないので無念な気持ちで一杯である


そんな感じで現状に慣れつつ神の加護の研究以外はそれなりに上手く生きつつあり

とりあえず、妹には早い段階で動かせる訳でもなく加護にも問題が無い範囲で、手の形をした道具と言う認識で義手を着けてもらっている日々である



そんな日々の中、加護に変化は無くとも

欠損を補う道具として義肢を開発して広めていたお陰で

欠損者が集まりついでに積極的に奴隷も集めて

強さ的には一地方でも人が多く集まり俺の領主の名の元に保護して何とか大きな問題は起こらず、

欠損者でも道具があれば何とか出来るという流れができ始めた所で、他国から名指しで批判されたのである


その他国の名は聖王国

四身教が国教で染まり、欠損者に対して物凄い差別をしている国である。

俺の両親や兄の感性で統一された国でついでに腐敗もしてると言えば伝わってくれると思いたい


その国に、神子として認められないとか

欠損者を生贄にしているとか

加護の仕組みを弄り、加護を授かっている我々の加護を脅かすだとか

色々と罪状を言われて身元の引渡しを要求されたのが事件の始まりである


そして協会の権威もあり王国の王として悩んでいたのと

聖王国からの暗殺やら、仲間に襲撃したり

さらには何処から調べたのか俺の弱味である妹を捕まえようするも何とか守り


王が抗議してくれて保護されることになるも

聖王国と通じてた第一王子に妹が攫われて聖王国に連れて行かれたので

再度の要求が来る前に、王に王命で身柄を拘束するようなことにしない為に、貴族を返還して追放して貰うことを提案したお陰で、無所属になり自分個人の責任の元で暴れられるようにして貰う。


姫や仲間には惜しまれるも説得して

最後には時間も無かったので姫には無理矢理眠ってもらって逃げ出した

正直、後で考えるとこの選択が行けなかったんだと思う


取り敢えず、囲いこんで領主の私兵にしてた傭兵隊や

異世界ものあるあるネタで機密扱いで開発してた

魔導銃やら魔剣を用意して

ついでに幼少期から友達で市井から騎士団に入ったのに辞めて着いてきた馬鹿野郎を筆頭に仲間を集めて隠密で攻めることになった


この世界は魔物との戦いが基本で対人の戦いは小規模でしか無く戦術は正直素人の俺より拙いことが分かった


ゲリラ戦やら、空挺部隊やら、電撃作戦等が最初は相手がこっちを読んでて何かの罠かと思うくらいに決まって、すぐに妹を取り戻して戦うも

教会が敵の為に蘇生を受けられず、裏でこっそり王国から支援を受けててもジリ貧で負けそうであったがある出会いで助かることになった


それは邪神教で、人族で唯一魔王となり四肢を奪われ加護が無くなり数百年前に封印されていた魔王との出会いであった


出会いはゲリラ戦をしてはぐれて落ち延びた状態の俺と庇って死んだ友人のギルシュと共に廃れた教会があり

そこで、適性が無いと言われた祝詞をダメ元でするも失敗


しかし封印が解けかけてた魔王がそこで復活

魔王は祝詞が使えると言うのと敵対しないことで

ギルシュを復活してもらった


どんな魔王かと言うと、手足が無くても十分色気満載で包容力すらあるお姉さんだった

正直、手足が無いから抱えなきゃ行けないんだが男二人の俺達には毒にしかならないと愚痴る程に


その後に魔王と情報交換をして色々とびっくりした事実もあったので、自分の前世のやら正体やらを全部教えることに


魔王から言われた内容は、過去にも転生者がおりしかも夫だったと言うのと、魔王に付いての仕組みであった


魔王の仕組みは、一定以上の強大と言われるほどの力を持つこと

膨大な負の感情を宿していること

(魔物は負の感情から出来ているので当てはまる)


簡潔に言うとこれで世界に魔王として認められて、魔物に指示を下せるようになるらしい

また本来は人間は魔物では無いので魔王にはなれないが

魔王になる前に名前はクルルと言うが

当時英雄と呼ばれる程に強かったが

食糧事情が悪く、生きる為に死ぬと消える魔物を生きたまま食って戦い続けていたので


魔物の血肉で汚染されていたのと、魔物から逃げる為で今では納得しているらしいが当時の仲間達に裏切られて見捨てられ、手足を魔物に食われながら、絶望と復讐で世界を滅ぼしたい程に憎んだ結果。


負の感情に囚われて周囲にいた魔物が手足の形に融合した結果、人としての加護を持つ魔王が誕生したのである


そうして暴れていたが、ある時から急激に人の戦術や武装が強くなり、多くの犠牲を払いつつ魔王の手足を幸運にも失った結果。人としての理性が戻り捕縛


転生者は人形で話が通じることが分かり

また欠損者への悪意等も無かったので普通に会話

魔物を魔王が存命中の間と一時的にしろ、指示を聞かないような知能のない魔物以外は、防衛以外では人を襲わないように厳命して平和が訪れたが


魔王自身への恐怖や魔王の言葉1つで魔物を自由に出来ることから、暗殺などが発生


平和を守る目的で魔王を保護する為に

魔物の意志の塊である手足を民に公開しながら切断

その後は幽閉されるも、手足が無いことが人ではないと言われて傷つけられて、それを慰めたのが転生者でそのまま惚れて夫になったと言う話である

魔王曰く、夫は愛の伝道師で甘々な介護生活だったようである


そして魔王となったせいで寿命が無くなり子供も出来なかったので、夫が亡くなる生前に話し合い押し通すことで

夫の死後は、自分を意識を失くしたまま眠るように封印して欲しいと言う話になりそのまま、俺が発見するまで封印と言うよりもずっと魔法を使って封印と言うより魔法による冬眠をしていたと言う話だった


その後に、夫と同じ転生者で欠損者を治す使命に共感したから今後は実験体として協力しようよ言い出されて

魔物への命令権もあり不老不死でもあるので

このまま放置するのも可哀想と言うことで

実験体はともかく、聖王国との戦いに仲間になって貰うことになった


その後に仲間と合流した後に

魔物を使って戦うか議論した結果


魔王公認の元に、魔王は悲劇の英雄であり

今は魔物から守る世界の守護者で女神であると言う

プロパガンダをして聖王国だけじゃなくて今ある価値観に喧嘩を売ろうぜ!と言う斜め上の勢いのままに決定

全員のツテを利用して世界の真実が公開される


王国に戻り王に全てではないが知能があれば独自の判断で仲良くなれて、知能が無くても魔王が入れば大人しい動物という実例を目の前で披露して各国に通達する程に大きな騒動に


手足がない魔王と俺を認められない聖王国以外の周辺各国は、集まり再度披露することに


その時に聖王国から会議を邪魔される刺客が来るも

もはや俺の出番が無いほどに魔王の指示する魔物のおかげで会議が守られて、魔王を認めることに


但しそこで、魔王の命令をを曲解出来る程に知能がある魔物や、ダンジョンに篭って居る魔物には命令が効かないと言うことも分かるが数は少ないから大丈夫だが新たな問題も判明


後は魔王が眠っていた間に新しく産まれた魔物に再度命令をするだけでほぼ平和になると言うことで平和を手に入れることに


ついでに各国から、俺が聖王国と戦い魔王が支援すると言う話も通し、許可を貰う


後は魔物が露払いをしつつ

俺の仲間たちは主力として挑み聖王国を制圧


教会の権威と力は落とすも存続させる方針を示すも拒否される

中枢は腐敗し、中間は狂信者になってて手が負えないので神官戦士は今回の戦いで蘇生させずそのまま殺す事にして経済封鎖で国力を落としつつまともな人は国から出ていって貰って保護することに決める


一件落着して、各国に方針を伝えて今回の横暴もあり

さらには魔王を封印した一族が忘れられていたが

聖王国の王族と言うある意味、自業自得なのもあり経済封鎖に同意


俺達は再び王国に戻って貴族になることになるも

妨害されつつも世界の真実を調べる旅だったと発表することで、帰属に復帰するどころか公爵にまで上がってしまい

元第二王子、現第一王子のアルバートから約束通り姫を娶れと言われて、まだ忙しいと拒否したかったのだが


貴族位返還して逃げる時に姫だけ説得出来ず無理矢理寝かせたのもあり、姫の脅しもあり

即結婚は逃れるも婚姻することになってしまった


ちなみに妹を攫った元第一王子は現在、継承権を破棄されて王国の牢屋に居る

嫌がらせ程度に婚姻して義理の家族になったと報告したり、時々怪我しないように気をつけつつ脅かすように魔物を嗾けている


そんなこんなで平穏に戻りつつ

妹を愛でたり、境域していた関係で妹も様に見ていた姫を意識改革しようと努力したり

魔王クルルを守護女神クルルとして差別がない俺の感覚でまともな宗教をクルルと共に立ち上げたりしながら

本来の使命であり生き甲斐の加護を授かれる義肢装具の開発に専念することに


加護は授かれなかったが、魔法を内蔵して自分の意思で動かせて戦うことも出来る。魔道装具を開発


守護女神クルルは元々加護が無くても強いので魔道装具でも喜び。

妹も初めて事由に動く手を手に入れて加護の感動してくれたので、一般にも販売することに

これにより新宗教の関係もあり、多くの欠損者が救われたと思う


後は最後の命題の加護だが、魔王クルルの話を聞いて実験に長年付き合ってもらった結果


失った手足を魔力で伸ばして、擬似的な手足として認識させた状態で、魔道装具を常時付けて手足と変わらない程にまで思わせることで加護が戻ることが判明


アイディアは、手足を食われて無くなるも、魔王になった時に自分の手足では無く負の感情ではあるが魔力の塊と言える魔物を手足とすることで加護を授かっていたことから

使えないだろうかと時間は掛かったが使えることを証明した


そして王に報告した結果救世主と呼ばれることになった俺


後は俺を未だに神子として取り込もうとする各国を躱しつつ、区切りもついたので姫にプロポーズすることにするが

幼少期に妹に約束した妾にする発言をどうするか悩むことになる


未婚で妹を預けられる男数人に話すも、逆に

「近親婚の危険は聞いたが子供は作らないならいいだろ?」


「お前の妹のフェアリーはもう恋所か愛にまでなってるから諦めろよ」


「当主だから政略結婚としなら受けても良いが、幸せには俺を含めて誰も出来ないから、不幸な結婚にするか少しの我慢で幸福な結婚にするかの二択しかねぇぞ?」


「無理無理、拒否します!後、地元の理解ある人は全員、フェアリー様を応援してるので、人も集まりません。下手したら当主として反感を持たれます」


という感じで逆に説得される始末である

姫に至っては、裏で繋がっていたので頭を抱える始末である。


やっと加護じはまだだが、自由な義手を用意出来て、ちゃんとした恋愛をさせたいと決意して、妹に直接説得することにした結果。妹に泣かれて、家出をされてクルルの元に行ってしまう事に


正直、かなり落ち込んだが妹の幸せを考えるとどうしてもちゃんとした男と結婚してほしいと考えたら負けるわけには行かないと思う訳である


そんなこんなで恋愛騒動を起こしつつも

遂に王が退任してアルバートに王を譲位することになりアルバートが王になったのである


そうしてアルバートが王になってから暫くして

経済封鎖していた聖王国から使者が来ると言う話になり、結婚間近の新たな騒動が巻き起こることになってしまう




聖王国の使者は王国に対して話し合うことになったらしく

一応関係者として呼ぶか確認されたが

既に色々と考えてたよう本当に聖王国の当事者だったから確認されただけなので、判断を丸投げすることにしたのが始まりだった


使者との会談の結果、王国含み各国は締め付けが足りないのと、国を奪っても既に国民は狂信者ばっかりで旨みがないということで拒否したと報告されて数ヶ月


妹は未だにクルルの元で仕事を手伝だってるらしく家出を続行中である

どうやら俺が折れるまで家出をし続けるようだが、寧ろ兄離れをして出会いが増えるといいと思い許可を出したまま遂に俺も姫と結婚することになったのである


聖王国の処罰やら妹家出中と言うこともあり

正直、結婚式で何かと騒動が起きるかと警戒していたのだが、王族との結婚式が派手で長くて疲れた以外は何も起きなかったので安心していたのだが

まさかの姫との初夜で妹が行方不明になるとは誰も思うまい


そうして姫には申し訳ないと思いつつも、妹の捜索で1ヶ月が過ぎた頃に、聖王国から妹の居場所の情報を知っていると言う情報が舞い込む


また攫ったのかと、戦争秒読みの心持ちで話を聞くと

向こうから、ルールを提示された戦争を吹っかけられた

ルールは、【戦争に勝てば妹の居場所の情報を言う】、

【戦争はアルシュ・ギタールと聖王国の戦争で国家戦争では無い】、

【死者を出す戦いはしてはならない、死んで蘇生された者は戦死者扱いにして戦争に関わってはならない】、

【勝敗はアルシュ・ギタールを倒すか聖王国の玉座の間を制圧することである】、

【例え妹を見つけても身柄を拘束したり傷つけはしない】


つまりは蘇生前提の殺しは無しの物資だけ消耗する戦争と言うことを言われたのでこっちも怒っていたのでそのままOK出して、一週間後から開戦となった


正直ルールの穴を狙うのか分からないが、俺とクルルが狙い今までの聖王国からして判明しているので人質に使えそうな存在を含めてしっかりと身を固めつつ戦争に向けて準備することに


これが世にいう【アルシュ無双大戦】の勃発である


1週間後にクルルと妻になったシュシュと護衛役のギルシュを連れて、態々自分の領地の出口からスタートする始末である


なお戦争のルールは俺が快諾する前から各国に通達していたらしく、労いの電報を貰ったり、いきなりの不可解なルールと宣言に各国は頭を悩まされつつ見守ることになったらしい


一応準備期間で進行ルートに地雷を設置したり迎撃要員として置くことにして、攻め手は我慢しきれないので俺と数名と言う傍目から見ると無謀な作戦となった


傍目からは無謀にみえつつも結果は

開発してた改良型魔導銃を使ったり、

完全体となったクルルが暴れ回りつつ、

科学技術による前世の記憶をフルに使って

粉塵爆発やら、真空状態にしての失神攻撃で無双状態に


聖王国に着いてからは、嫌がらせと二度と生きてる間は国として動けなくする為に、

クルル協力の元に大岩を魔法で打ち出す単体攻城兵器となり、戦争には不参加をしている農民や奴隷や街の領主等に演説という名の説得を行いつつ


聖王国の首都は後回しにして全力で相手が交渉をしたいと言わせてやろうと全力で嫌がらせを敢行

一応妹の魔道義手には女神クルルの魔法技術が惜しみなく施してあるので、捕まっていても命の危険は無いだろうし、戦争前に契約にも命の安全は書かれてるにで安心


結果は2年掛けて各都市を壊滅させて、現地兵を仲間に引き込んで王城前まで来てしまうことになり


流石にここまでされて敵兵も壊滅状態で王城前まで来ても何も無しなのが流石に不安になって警戒して突入したのだが

何故、皇女として俺の敵として立っているんだ

俺のい・も・う・と・のフェアリーよ!


戦う前に今回の騒動の話をしてくれたので聞いた結果

・家出中も魔力操作を鍛えて遂に加護を授かったそしたら神の声が聞こえるようになった

・神曰く、聖王国で生贄を使い神召喚の儀式を整えた

・それで本来は呼ばれるモノは無く術式も違うが折角だから術式に介入した

・結果、神様の分身体を降臨させて分身を通して話しかけている

・俺ことアルシュと妹のフェアリーはずっと見ていた

・予想以上に頑張ったし成果もあるので報酬増やす事に

・報酬は妹だから結婚出来ないと言う悩みの解消

・ついでに分身体を王にされたので聖王国をそのまま渡す事に決めた

・普通に渡すだけじゃ反感とか周囲の理解が及ばないだろうからわかり易く、戦争吹っかけて負けた結果俺に渡すことに

・妹と結婚と国を渡すのが確定してるからセットにする為に妹を皇女にした

・俺を死後、神にして希望する身内を神の眷属候補にする

・すぐに王城に来ると思ったら、各地を巡ってるし神様には来るまで囚われの姫と待ってるよう言われたから不機嫌



途中から神の分身体も現れて、神と俺しか知らない秘密まで出された以上信じるしか無いんだけど一言だけ

な・ん・だ・こ・れ・は・!


つまり、妹失踪してから捜索したり2年にも及ぶ嫌がらせは徒労どころか自分の首を締めていただけと

そう発言した瞬間仲間はカラ笑いやら茫然自失となり

今回の一番の被害者である現地兵は気を失ったり俺や神に怨嗟の声をあげ始めた


怒るのも無理は無いと思ったのだがさすがは分身体とは言え神である


その場にいる兵達にここまで至った理由を最もらしく自分の選択であり神は見守り心の支えになるだけで、

神の恩恵も平等に与えた心の支えであり、その加護に縋り続けたからこの国はダメになったと

聞いてて最もらしいけど宗教国家に対して神が縋るなって説教するにはどうなんだろうと当時は現実逃避で考えいた


そして何だかんだ、説教を終えたら、同時に聖王国国民と周辺国の王に対して、神として聖王国を俺に渡すことに決定して現在は譲位中なので後日、本人が挨拶にすると勝手に決定されていた


これが俺の後に世界を救い人を救った【救世王】と言われた俺が王になった瞬間である


後世の歴史ではどう書かれているか分からないが、貴族ですら大変なのに王なんてアルバート国王陛下の仕事を見たり愚痴られてたらやる気なんて起こらないからな!


この後は、神の元に神聖国と名を変えて王位に着くのを宣言したり

嫌がらせでボロボロにした公共物を修復する指示をしたり

各国に説明と神聖国樹立の話と国家条約と約定を話したり


特に困ったのが、王国貴族のまま独立と言うべきか乗っ取りと言うべきか判断に困ったのので相談した結果

貴族の地位は返還、地元の民は国家主導で希望者を神聖国に移住する許可を出すことに

正直、これが無かったらほぼ他国どころが敵国だったのを一から作り直すようなものなので、即退位するか悩む所だった


戦争と経済封鎖のせいで食料は多少あるが他の物資は底が見えて運営出来ない程に無くなって居たので

事前に一掃してくれてた腐敗貴族から徴収したり

娯楽品で儲けてた商会から融資を受けたり

ポケットマネーかた出したり

それでも足りないからと

各国に経済封鎖の解除と融資を持ちかけたら

神子のブランドや人脈があり

何よりもはや不良債権扱いになってた国を建て直してくれるのと俺への恩を売れるという事で

各国は嬉々として融資してくれて

狂信者の国民も神から直接叱られたせいか反省した結果

予想を越えて歴史上類を見ない早さで復興を遂げた


そんなこんなで立て直してやっと落ち着いたのが

在位して10年が経ちやっと子供も出来たのが

俺が32歳の親父になった頃


最初は傭兵団だったのが親衛隊や将軍や衛兵となり

俺に付いてきた仲間は全員出世して家庭を持った


ついでに神の分身体もずっと神聖国で人の暮らしを見回って、色々と神の立場として考えつつ楽しんでいる


そして眷属にするかどうかだが


アルバートは王国に骨を埋めるのと眷属になると神聖国と繋がりすぎて立場がマズいと拒否


傭兵団長で今は親衛隊長をしているグラーグは死後の仕事はギルシュに投げて昔亡くなった愛妻家を追うと拒否


鍛冶屋で開発の手伝いをしてくれていたゴリアテは人として生きるのが楽しいと拒否


こんな感じで大体の誘いたい奴は拒否されて呼んでない奴は何処から嗅ぎつけたのか永遠の命が欲しいやら権力が欲しいやらで眷属にして欲しいと言われるもこっちから数には限りあるとか、信頼しあって無いとダメとか適当なことを言って拒否してたら、俺まで神様扱いされるようになってしまった


なので、神として生きるのは死後だし、神になったら基本見守るのみで世界には手を出せないから生まれ変わりもできず永遠と仕事する羽目になるぞという感じで脅しつつ

人として生きて今は王として生きているから、王の立場として神の手伝いはしても、生きてる間に神にはならない

人として王として夫して父親として生きると

途中から恥ずかしくて開き直りながらも各国の王がいる会議場で表明

ついでに少しオブラートに包みつつ演説しながら宣言してやっと落ち着くことに


そうして結局、この自伝を書いてる現在。

眷属になってくれる返事をしたのが


結局、結婚をしてしまい

皇女だった為に、妾や側室と話してたのが正妻になってた妹のフェアリー


正妻だったのに逆転されてぐぬぬと悔しがりながらも仲良くしてくれている第二王妃で政策は任せている未だに姫と呼んでしまうシュシュ


幼少期からの仲間で戦争時には命を助けた恩をから今では王家直轄の護衛隊として色々と振り回して動き回らせているギルシュ


ギルシュの妻で神聖国の貴族として頑張っているララ


この四名だけであるが、少数でも死後も仲間でいてくれることを喜ぶことにしよう


そして最後に俺が勝手に名付けた守護女神のクルルだが

神聖国で政教分離なのが良いとあやふやな知識を事にシュシュが細かい方針を決めて教会を作ったら


神の分身体であるシン(命名俺)が、本当にクルルを女神にしてしまったのである


神曰く、既に半分人として逸脱した存在になっていたので、人に戻すには出来なくは無いが世界に悪影響が大きく出ると細かく色々と言われてた結果、理解出来たのが

世界の法則が乱れると言うあやふやな感じで

さらに滅ぼすか神にしないと将来的に悪影響を及ぼすと言われた結果、クルル自身の決意の元に

神へと昇格し結果女神になってしまったのである


英雄であり、魔王であり、神であるクルルのおかげでクルル以上の魔王が生まれない限りは魔物が大々的に人を襲うことは無くなるだろうと言うことで

ダンジョン内や知性ある命令を効かない魔物はそのまま後世の人達に任せることにする


一応融和策を作ってはいるが俺自身の代ではまだまだ悪感情が残ると思うので、可能性だけを残しつつ個人間で仲良くする程度に収めようと思う


そうして教会設立しつつ差別を減らそうと頑張りながら

欠損者がへの保護運動をしていたら

気づいたらもう子供も増えて大きくなったので

年齢順にはせずに、意欲ある希望者から選んだ後に王位を預けて退位することにした

息子の妻もいい人だしこのまま無事に発展してくれればいい


王国の方も残してた研究資料や技術交換や提携した学園のおかげか、技術も向上して大きく発展している


俺や直接指導した者は除くが、まさか魔導具関係だけではなく義肢装具まで技術水準を抜かれるとは思わなかった


やはり立て直していた分だけ遅れているのだろうか?

今後も追いつけ追い越せで存分に高めあって欲しい


退位してからは、忙しくてまとまった休暇が取れず、仕事と兼任した旅行ばっかりだったので

50歳を超えたが妻達と共に旅に出かけようか

神の分身体であるシンは、俺が退位すると共に

俺が死ぬまでは居続けるらしいので

俺が死ぬまでは一人旅をして国にちょっかい出しつつ楽しむようだ


俺の予想だが神も気軽に分身体を出せる訳では無いだろうし手を出せないと言ってたのだがら、今回分身体を出せたのも、深い事情があるのだろうと、死んだ後にでも聞けばいいやと思い切り替えてほかの事を考えよう


そうだ思い出を作りつつ、装具の開発技術を高めて行こう

魔法がある世界だ。魔法や知らない技術を使えば

身体を失い悲しんでいる人を幸せに出来ると信じて進もう


まだまだ国では試作段階だが義眼も開発中だし頑張ろうか


各国を巡り妻との思い出も出来た


今度は別大陸の発見を目指して各国が提携して船を出発する所である


ある程度やり尽くしたし、アルバートも退位したのでアルバートの妻達や引退したギルシュや仲間達を誘ったら一緒に来てくれるそうだ

シンまで着いてくることになったから

高待遇用の船を専用で増えることになってしまったが良いだろう。


さて、この自伝はあまり構うことが出来なかった孫に渡す予定だが、ついでに後世で当時の人が書いた歴史書としてもなってくれたら面白いと思いシンに書き終わった後に物体保護の魔法を掛けてもらう予定だ


本人いわく1万年は持つらしいので、歴史や宗教が捻じ曲がった後にこれを見つけた人が居たらどうなるだろうかと


大きくなってから読む孫と、後世で発見する歴史家の反応を楽しみにしつつ終わろうと思う



初代神聖国王 アルシュ・ギタール



初投稿なので設定と何個かの山場と大筋だけを考えたあとは、思うままに書いた結果

一万五千字の大物と言う短編?になってしまいました


私は設定を考えたり妄想をするのは好きですが

妄想を文字にして会話などを出力しながら書くのは、黒歴史ノートという名の公開したことない小説でしか書いたことが無かったので

初めて投稿するにあたって緊張しております


台詞などは極力無くして自伝物っぽく書いたのですがどうだったでしょうか?

台詞等を付けたら長編連載になりそうだけど、その前にエターナルっぽくなりそうなので、1話でまとめようとした結果がこれです


正直、こんな長文ならぬ超文を読み切る方が居るかどうかは兎も角

もしここまで読んで頂いた方はありがとうございます


読んで損した方は申し訳ありません趣味作という事で許してください。


読んで少しでも何かを得た。面白かった。この設定良い等の長所がこの作品で見つかればそれだけで凄く嬉しく思います


それでは最後にここまでスクロールで飛ばした方は

スクロールお疲れ様でした

もし次回作を書くことがあれば、次は自伝ものでは無く台詞が用意された小説を書いてみようと思います

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― 新着の感想 ―
[良い点] 面白かったです、って言う以上にうまいな~と(笑) ご感想を読んでいても「あ、書ける人だな」とは思っていましたが……ここまでとはm(_ _)m [一言] これが書ききれたら長編かけますよw…
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