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1分で読める短編シリーズ

着信音

作者: 優木貴宏

私の電話がなっている。


この着信音は親友からだ。


私はある程度の人は着信音で誰からかかってきているかわかるように設定している。


そうすることで画面を見る必要がなくなるのですぐに電話にでられるのだ。


でも、着信音を設定しているのはそれだけが理由じゃない。


ーだって


親友との電話が終わって一息ついているとまた着信音がなった。


ーあの着信音がなったときは


この着信音は私の大好きな歌で、この音がなると嬉しくなってしまう。


ー大好きなあなたからの電話だから


嬉しさを出さないように冷静を装いながら電話に出る。


ー出る前に胸のドキドキを抑える時間が必要なんだから

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― 新着の感想 ―
[一言]  好きな異性からの電話は嬉しいです。
2017/10/18 22:22 退会済み
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