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冬の女王とうそぶく魔女

作者: WaRaBi

「私はスノウです!」

皆が一斉にその声の主に視線を向けました。

ちいさい、とてもちいさいけれど光が灯った目を見開き、少女は一斉に浴びた視線と向き合いながらもまた響き渡る声で言い放ちました。

「私は冬の女王、スノウです!」

王の間にはどよめきが起こり、皆がそれぞれに困惑や怒りの表情を浮かべます。

息を切らせ、そのちいさな身体を震わせる少女に皆が容赦なく罵詈雑言を放ち始めました。

「何を意味の分からぬ事を!」

「今はお前などに構っている暇なぞないのだ!」

「なぜお前様なものがここにおるのだ、国の一大事であるぞ、早く立ち去れぃ!」

「親は誰だ」

「しかし一体どういうことだ、季節交替の期限はもう目の前だというのに」

「冬の女王に何かあったのであろうか?」

「そんなもの我らに分かるはずかない!」

「この国1番の博識で博愛を重んずる女王なのだぞ」

「分かっておる!だからこそ皆混乱しておるのではないか!」

皆それぞれに言葉を投げ合って収拾がつきません。

その時、1人の男が少女に近付き尋ねました。

「お前はその意味を分かって言っておるのかね?」

その問いかけに王の間は一気に静まり返りました。

しばしの静寂を胸一杯に吸い込みスノウは答えました。

「もちろんです。私はスノウ。冬の女王です!」

またどよめきが戻り、大きな雪崩となりスノウを襲いました。

「どうか、どうか私の話をきいてください!このままでは…!…!お願い…」

せいいっぱいの声で叫びました。

「お願いです!私の話をきいてください!聞いて!」

さらにせいいっぱいの声で叫びましたが少女の声は届くものではありませんでした。その時です。

皆が集まる王の間の天井の半分が爆音とともに崩れ落ちました。皆が皆、何が起きたのかわかるはずもなくその場にひれ伏し身を守りました。屈強な兵士たちも突然の出来事に驚き、玉座の王をほったらかしにして逃げまどってしまいました。

「馬鹿者!王をお守りせぬか!!」

先程歩みでた男が叫びましたが男の声も逃げ惑う人々にかき消されてしまい誰にも届きません。

男は王の頭上に先程の爆発で崩壊した天井の瓦礫が浮いているのを認めました。

「王よ!お逃げください!」

言うよりも速く瓦礫が王に襲いかかりました。

「誰かっ!!」

男は力の限り叫びました。

その刹那白く大きな雪の結晶がひとつ、王の頭上に現れてその瓦礫を弾け飛ばしました。少女は両手を挙げたまま、サイラス様!と叫びました。それを見た男は王の側に駆け寄り無事を確認し兵士を呼び寄せ安全な場所へと避難させました。そして少女に駆け寄り、その身体を抱え同じく安全な場所で少女を降ろし、膝をつき声をかけました。

「先程はお許しください。そなたは本当に冬の女王だったのですね」

しかしどうして、と訪ねようとしたその時、破壊された壁に鉤爪を引っ掛け、にょきっと紅いドラゴンが顔を覗かせました。男も皆もたいへんどよめき腰を抜かしました。

「賭けはワシの勝ちじゃえ」と甲高い笑い声が紅いドラゴンの頭上から降ってきました。ドラゴンには老婆が乗っていました。

「だから言っただろう、こやつらは信じぬと」

少女は老婆を睨み返しました。

「悔しいったらないねぇ、スノウ?アタシは可笑しくて仕方ないがね」

とにやりと笑顔を作りまた甲高い笑い声が響き渡りました。

「さぁ、この国はもう終わりサネ」

老婆は言いました。

「まって!」

少女が言いました。

「もう待つものかい!アタシャね、この機会をずっと待っていたんだよ!」

老婆が目を見開き怒鳴るように叫びました。

「どういことか話を聞かせてくれないか!」

男が叫び訪ねました。

「お前になんぞ用はない!勝手にアタシ達の間に割って入るのはやめとくれ」

それならば勝手はそなたのほうではないか、と男は問い返す。

「勝手ではないわ!」

「全てはスノウに委ねておるわ…」

なんだと?と男や皆がスノウに視線を向けます。

うつむき沈黙をしていたスノウが言いました。

「…あなたが探しているモノを私が見つけましょう」

なにぃ?と老婆がスノウを睨み付けました。

「勝手はやめとくれといったはずだよ…いまさらサネェ…」

「お願い、うそぶく魔女よ!必ず私は見つけます。ですから!」

スノウは魔女に言いました。

魔女は思案でもしているのか黙ったままです。ドラゴンのカロロロロロ…という唸り声とその口元からボゥ、ボゥと炎が漏れる音だけが辺りを支配していました。

スノウも男も王も皆も固唾を飲んで祈るように魔女の返答をまっています。

「確か明日の零時が季節交替の期限だったねぇ」

にやりと魔女は笑いました。

「いいだろう、スノウよ。明日の季節交替期限までにアタシの探し物を見つけて塔まで持ってきな」

今まで止んでいた雪がまた吹雪いてきた。それに気づいた魔女が振り返り

「冬将軍もずいぶんとお前を信じて頑張ってるようだねぇ。くふふ。まぁそれも明日の期限までだぁねぇ」

と甲高い笑い声と共にドラゴンと塔へと飛んでいってしまいました。


魔女が去った後、少女姿のスノウは王やサイラス、集まった皆に事の成り行きを説明しました。

それは季節交替が迫った2月の事でした。

箒に跨がった美しい魔女が塔にやってきて窓越しスノウの名を呼び言いました。

「私はうそぶく魔女です。探し物をしているのですがまだまだ見つかりそうにないのです。冬を延長してくださいませんか」

スノウと冬将軍はいきなりの魔女の申し出に驚きました。

「それは無理な願いだ」

理由は何だね?と冬将軍は尋ねました。

「はい。それはこの国の王が関係しているのです」

2人は目を見合せ驚きました。

「何を言っているのだ。王はそなたと会ったこともないではないか」

「何かの冗談ですね?貴方はうそぶく魔女、大変イタズラがお好きだと聞いていますよ」

スノウはにこり笑いながら窓際に近付きながら言いました。

冬将軍はスノウの前に立ち

「そなたは何をお考えか」

そう訪ねたその時、魔女は冬将軍に魔法をかけて動かなくさせました。そして冬将軍を使い塔の中を吹雪かせ、辺りを氷で覆い誰も入れなくしてしまいました。魔女は杖を出しスノウの胸に突き立てました。

「騒がないでくださる?まぁ誰も来れやしないけれど」

魔女は顔をそっと近づけ、耳元で歌うように言いました。

「あなたの目的は何でしょう?」

スノウは毅然とした態度で聞き返します。

「王もお前たちも許せない」

魔女はうつむき泣くように震える声を発した後、スノウに顔を向け言いました。

「願いが聞いて貰えないのなら春が来る前に王とお前を氷漬けにしちまおうと思ってねぇ」なぜ?と聞き返すとこう言いました。

「春が来ると溶けちゃうのさぁ」

どういう事なの?とスノウが尋ねました。

「この国の王が馬鹿なばかりにアタシの大事なカスガイが冬の何処かに落っこちまったんだよ」

それは何?と聞き返しました。魔女は

「とーっても大事なモノサァ」

と魔女はまたうつむきました。その時数敵の雫が地上に落ちました。

雫が落ちたその場所だけそっと雪が溶け小さく綺麗な紅い花が咲きましたが暫くして凍って砕け、また雪となり地上を覆いました。

「アタシを王の元に連れてきな」

魔女は言いましたがスノウは断りました。

「そうかい。なら仕方ないねぇ」

よく見てなと冬将軍を魔法で操り、世界に猛吹雪を吹かせ始めました。

「やめなさい!そんな事してはいけません!」

「やかましぃ!さぁアタシの王の元へ連れてきな!」

「それはできません」

「この男がどうなってもいいのかぃ?力を使いすぎたらこいつもあんたも溶けちまうよぉ。その前に国がカチンコチンに凍っちまうがねぇ」

魔女はカカッと笑いました。スノウは覚悟を決めて言いました。

「うそぶく魔女よ、このまま季節が交替しなければこの国は、世界は本当に消滅してしまいますよ」

「アタシの知ったこっちゃないねぇ」

「…あなたの大事なモノまで消えてしまうのですよ」

「だから王に会わせなといってるんだよ!」

「秩序は王でも変えることはできないのです!」

「だったらもうこの国にも王にもお前にも用はないねぇ…」

さらに魔法をかけようと杖を振りかざしたその時、魔女が動きを止めました。

「…ひとつ賭けをしようじゃないか」

「…?」

「今からお前を子供に変えてしまうよ」

スノウは全く意味が分からず魔女の話しを聞くしかありません。

「季節交替の期限ギリギリまであんたを隠そう。そしてこの国が混乱に陥ったに時あんたの登場さ。子供の姿でねぇ」

にやりと笑いながら続けます。

「お前の話を信じるものがひとりでも居れば、お前の勝ちでいい。この国も救える」

「ただし!アタシが勝ったらアタシの好きなようにしてやるからねぇ」

魔女はそう言ってスノウに魔法をかけました。

スノウは見る間に子供に姿を変えられてしまい、魔女は老婆となり立ち去ったのです。

「そして賭けの勝敗は先程の通り…」スノウは全てを話しきりました。張りつめた静寂が辺りを包みます。

サイラスが口を開きました。

「事は急を要します。期限も近い、私はまず王にご報告とお心当たりを伺いに参ります」

「お願いします。私も魔女の探し物は何なのかよくよく考えてみます」

「たのみましたぞ」

サイラスは足早に王の元に向かいました。


それからスノウは魔女の探し物は何なのか懸命に探しましたが、なかなか良い答えに巡りは会えませんでした。いつしか時間が経ち、約束の期限が近づいてきました。

「スノウ様、いかがか?」

サイラスは尋ねました。

「まだ…わかりません」

サイラスは目を閉じてひとつ大きく息をしました。

「スノウ様、時間が迫ってきています」「分かっています、いましばらくお待ちを」「探し物は見つかりますか?」「…」

スノウはうつむいたまま何も答えません。

サイラスは続けます。

「もう時間がございません。私は今から塔にまいります。そして魔女を説得して…」

そう言いかけたサイラスにスノウはしぃっ、と人差し指を立てました。スノウはそのまま部屋の窓まで行き扉を開け放ちました。

するとその窓からふわふわと雪が入り込みスノウの顔の周りをゆっくり1週しました。スノウはその雪と話をしているようです。わかりました、ではよろしくとスノウが頷いた後、雪は白鷹にかわり勢いよく飛び立って行きました。

「スノウ様、先程のは一体?」

サイラスは尋ねました。

「探し物が見つかるかもしれません」

「それは本当か」

はいとスノウは答えました。

「行きましょう」

スノウは王やサイラス、皆の前に立ち、話をはじめました。

「私は今から魔女の探し物を見つけてまいります」

皆がどよめきました。

「それはいかなるものか?」

王が尋ねます。

「それは…」

そう言いかけた時、王の間の扉が開き暖かい風に乗りひとりの女が入ってきました。

「待っていましたよ、春の女王」

スノウは春の女王に近づいて膝をつきました。

「あら、この可愛い少女はスノウね」

春の女王がスノウを持ち上げてにっこり笑いました。

「ねぇさま…来てくださってありがとう」

春の女王はスノウを抱えたまま皆に言いました。

「話は白鷹から聞きました」

「魔女の探し物はおそらく我が子なのでしょう」

皆がどよめく中、私がお話し致します、とスノウが言いました。

「私と塔で話した時に、魔女はカスガイを落としてしまったと言いました」

「カスガイとは繋ぐもの。魔女とこの国を繋ぐものだったのです」

「それが我が子であると?」サイラスが戸惑い浮かべました。

「以前王が隣国からお帰りになられた時の事を覚えておられますか」

「それは覚えておる。しかしワシが何をしたと言うのだね?」

スノウは続けます。

「帰りに1頭の天馬に出会っておりましょう」

「おお、そう言えば…」

「その天馬こそがカスガイ、つまりうそぶく魔女の子だったのです」

「なんと…」

「王はその天馬をたいそう気に入り、捕まえよと命じたが天馬は抵抗し飛んでいったはず」

サイラスが言いました。

「何が起こったのですか?」

スノウは答えます。

「そこから逃れた子が抵抗した際に力を使いすぎそのまま力尽きて地上に墜ちてしまいました」

皆が王を見ました。

「なんと…そうであったのか」王が頭を抱えました。

「間違いはないのですね?」

「はい、森の動物達に見ていたものがいました」

「ですから私が呼ばれたのです」

春の女王が言いました。

「どういうことなのでしょう」

サイラスが言いました。

「さぁもう時間があまりありませんよ、魔女の塔に向かいましょう」


スノウとサイラスは春の女王の風に乗って塔まで来ました。塔にはあの紅いドラゴンが鋭い鉤爪を食い込ませ塔を守るように巻きつき、3人に咆哮を浴びせます。

「来たのかい…それでアタシの探し物は見つけたのかい?」魔女は問います。

スノウが前に立ち、魔女に答えます。

「うそぶく魔女よ、今からお前の探し物を見つけましょう」

「どういうことだい?見つけたから此処に来たのだろう!さあ早く出しな!」

「それには魔女よ、貴方の協力が必要なのですよ」魔女はスノウの隣に立つ女に視線を向けました。

「おやぁ、あんたは春女王じゃぁないか」

「あんたの出番はまだだろう。こんなに早く起きちゃあ力がでないだろうに一体何の用なのさ?」

ふふっと春の女王は笑い魔女に言います。

「ご心配なく。もうすぐ季節は変わります」

「アタシの探し物が見つからない限り季節は巡らんわぁ!」

怒号と共に魔女は塔に巻き付く紅いドラゴンの頭に飛び乗りました。魔女を乗せたドラゴンの顔が3人の前に近づき口元から漏れる炎がいまにも吹き出しそうでした。

「さぁ時間だよ…」

「魔女よ、そなたの探し物は我が子だったのですね」

スノウの言葉に魔女は顔を歪めました。

「あぁ!そうさ!アタシの子どもさぁ!」

「アタシの可愛い子はどこだい!」

ドラゴンを1度大きく羽ばたかせ、吹き出した炎は空を割りました。

「貴方の涙をお貸しください!」

スノウは叫びました。魔女は睨み付け言います。

「今さらアタシの涙をどうしよってんかだ」

「それが鍵なのです」

「何だって?」

魔女はまたドラゴンの顔を近づ問います。

「どういうことだ」

「あなたの子は力尽きて地上に墜ちました。その際に自分を守る為に魔法をかけています」

「…」

「貴方の子は地上で力尽きて眠ったままなのですよ」

「うそではないな?」

「だからこそ貴方の協力が、涙が必要なのです!」

「時間がありませんよ、さぁ早く」

魔女は少しの間思案しましたが

「嘘であれば容赦しないからね」

と涙をスノウに渡しました。さぁいきますよ、とスノウは涙を凍らせまず粉々にしました。それしてそれらを力いっぱい空にばらまき、今です!と春の女王に言いました。

春の女王はばらまかれた涙を風に乗せ、空高く巻き上げました。巻き上げられた涙は雲と混ざりあい広がってゆき、いつしか国の空を一面覆いました。しばらくして雨が降りだしました。

光り輝くその雨は国中に降り積もった雪を溶かしはじめました。雪が溶けたあとには綺麗な紅い花が咲きほこり国の地上が全て紅く染まりました。そして直ぐにその花は砕け雪に戻りましたがその中で砕けずに咲きいている1輪がありました。 魔女はその花に気づき一目散に近づき、そっと触れました。

「おお…」

魔女はその場にうずくまり動きません。

「その花がカスガイ、貴方の子なのですね」

スノウが言いました。

「そうじゃ、そうじゃ。やっと見つけた」

と魔女は泣きながら答えました。そこに春の女王がふぅっと息をはきかけるとその花がみるみる伸びてゆき、大きな蕾をつけました。そしてその蕾がゆっくりと開き、その中にうずくまるように幼い少女が寝息を立てていました。魔女は蕾から少女を抱き上げ泣き続けました。


王の間に皆がおりました。

王が言います。

「今回の事はワシにも責任がある。皆許してくれ」

「まずはこれを解決してくれた冬の女王と春の女王に礼をいう」

本当にありがとう、と王は頭を下げました。

そしてもとの美しさが戻った魔女を呼び寄せ、詫びるとともにこの件を不問にしましたが、魔女は次の冬が来るまで城の廊に入ると美しくも儚い笑顔を見せたあと自ら地下へと向かいました。スノウも誰も止めることはできませんでした。

スノウはあのあと魔女に力を返して元に戻りました。

「良かったわね、スノウ」

「ねぇさまこそ本当にありがとう」

「私は子供のままのスノウでも良かったのよ」

と笑いました。

「しかしよく見つけましたね」

サイラスが言いました。

「森の動物達のおかげですわ。それから魔女が私に貸した力。元々国を滅ぼすつもりはなかったようです。」

「というと?」

「あの方は私に賭けてみたのです。もし見つからなかったとしても他を傷つける事は絶対にしなかったでしょうが、やり方としてはなかなか大胆不敵でした」

「さすがはうそぶく魔女ってところかしら」

「そうですね。全ては彼女の思惑通り」

「どういうことなのでしょう?」

サイラスは混乱して尋ねますが2人の女王はお互いに見合って微笑むばかりです。

「ねぇさま、そろそろ時間ですよ」

「そうね。参りましょうか」

「季節はようやく春ですね」

スノウは振り返り冬将軍のうでの中で眠る少女を見て微笑みました。

「あなたも物好きね」

「次の冬までですよ」

そう言って二人は笑いました。

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