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洗脳社会<マトリックス>の謎を解く~科学も医学も迷信だった~  作者: 坂崎文明
第7部 真の医学と科学

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日本の内視鏡、低侵襲手術が凄過ぎる!オリンパス内視鏡による耐性菌院内感染事件は、米国によるVW事件の再現か?

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オリンパスの内視鏡使用後 欧米190人、耐性菌感染 2018年11月26日 朝刊


 医療用光学機器の世界的メーカー、オリンパス(本社・東京)の十二指腸内視鏡による検査・治療後、欧米の患者百九十人以上が抗生物質の効きにくい薬剤耐性菌に感染していたことが分かった。内視鏡の洗浄、滅菌しにくい構造が原因の可能性がある。米医療機関への注意喚起は積極的に行わないよう社内メールで指示していたことも判明した。 


 死者も複数出ている。感染が直接の死因かどうかは不明だが、米国内では三十五人死亡の報道もある。遺族らは約五十件の損害賠償訴訟を起こした。


 共同通信が参加する国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)が今春から医療機器全般の事故を世界規模で調査した。オリンパスの内視鏡以外にも、他のメーカーが開発、製造した心臓ペースメーカーの異常動作、子宮内避妊器具による臓器損傷など医療機器の不具合が世界で発生、米食品医薬品局(FDA)には米国内外合わせ過去十年に五百四十万件以上報告されていた。


 問題の内視鏡は、米民主党議員の報告書や訴訟資料などによると福島県会津若松市の工場で製造され二〇一〇年から欧米で販売された十二指腸内視鏡TJF-Q180Vで、一二~一五年に米国、オランダ、フランス、ドイツの十七医療施設で百九十人以上が薬剤耐性菌に感染した。日本でこの内視鏡は販売されず感染は起きていない。欧米ではその後特殊な洗浄ブラシの提供や注意喚起で安全対策が取られた。


 欧州では内視鏡先端部が洗浄しにくいことが原因と早い段階で疑われ、オリンパスは当局の要請を受け一三年一月に注意喚起。米国の感染者約百四十人に対し、欧州は約五十人で喚起後の感染者は十数人にとどまった。


 米国では一二年十一月、東部ペンシルベニア州の病院で感染が確認されたが、オリンパスは他の医療関係者に報告しなかった。一三年一月に注意喚起について相談を受けた東京本社幹部が、米国法人あてに翌月「積極的に知らせる必要はない」としたメールが訴訟で証拠として提出された。一五年一月に感染が報道で表面化、FDAは速やかな報告を怠ったと同社を警告した。


 オリンパスは「訴訟に影響を与えるため、コメントは差し控える」とした。


<薬剤耐性菌> 遺伝子の変化により、抗生物質が効かなくなったり、効果が弱くなったりした細菌。メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)やカルバペネム耐性腸内細菌科細菌(CRE)などが知られる。人や動物への抗生物質の使い過ぎによって世界的に拡大しており、院内感染などの原因になると懸念されている。放置すれば2050年に年間1000万人が耐性菌によって死亡するとの予測もあり、世界保健機関や日本を含む世界各国が協力して対策に乗り出している。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201811/CK2018112602000127.html

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 オリンパス内視鏡による耐性菌院内感染事件というのは、米国によるVW事件の再現なんじゃないかと思っている。

 つまり、オリンパスの内視鏡の世界シェアが75%とかで、HOYAとか他の日本メーカーを含めると独占状態になっている。

 これを潰すためのいちゃもんのような感じがする。

 トヨタが非難されたり、タカダのエアバック事件にしても、結局はシェアを減らしたり、会社を潰して買収するための米国の戦略的面があると思う。


 FDA(アメリカ食品医薬品局)に内視鏡の先端を一体型にするという製品改良申請を出さなかったという不備もあったらしい。 

 それで洗浄しにくくなって耐性菌院内感染になったというが、それに原因が特定された訳でもないし、耐性菌院内感染の医療関係者の責任を不問にして、オリンパスに損害賠償などのお金を払わせようというFDA(アメリカ食品医薬品局)の意図的な戦略だと思う。

 VW事件とか、日産ゴーン事件などと類似してる気もする。

 FDA、国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)が出来きてるのも要注意である。謀略機関みたいなものだし。FDAは時に製薬会社からお金貰い過ぎた人(退職後、長官が製薬会社によく天下りする)がワクチン強制接種(世界人口を減らすため)とかの政策を行うこともよくあるので、厚生労働省同様、怪しい組織である面もある。

 次亜塩素酸とかの消毒液に漬けても耐性菌は死ななくて困るということ?



「予約殺到!スゴ腕の専門外来SP!!」 2018年11月28日(水)放送内容

http://kakaku.com/tv/channel=6/programID=36722/episodeID=1217281/



 昨日、録画した医療関係のTVを観てて、その技術の凄さに驚いている。

 日本の内視鏡、低侵襲手術(患者の身体の負担が少ない)の特集だったのだが、胃がん、十二指腸ガンなどの内視鏡が発達しすぎて、検査感覚で五分でガンを切除できる時代になっている。


 具体的には以前、僕が胃カメラを鼻から入れたという話をしたが、5ミリほどの内視鏡を鼻から入れて、ガンを輪っか状の糸のような器具で切り取ったり、レーザーメスだとかを使用する手術である。


 腰痛の神経を圧迫してるヘルニアをレーザーメスで焼いたり、頚椎症を緩和するために骨を削って神経の圧迫を取り除いたりしていた。

 右手人指し指がしびれる頚椎症も、歩行困難とか、排尿障害が出てきたら、最悪、こういう手術を検討したい。

 こういう病気はヘルニアとか、軟骨とかが神経を圧迫しているのが原因ならば、確かにそれらをレーザーメスなどで削れば解消する。

 しかも手術では数センチの穴を開けて施術できて、基本的に日帰りできるので素晴らしいと思う。

 圧巻が股関節の骨をずらして股関節の再建と軟骨の増殖(股関節の軟骨のない部分を傷つけると軟骨が増殖して厚くなる)を図るという手術もあったが、ノミで骨を切断する医師の姿は大工工事の職人かよという感じだった。

 尿道結石も直接砕いて掻き出すこともできたり、ガンの重粒子線治療もありだなと思った。


 僕も患者である睡眠時無呼吸症の解消のために、のどちんこを取り去る手術もあって、これはのどちんこは盲腸みたいなものでとっても大丈夫と医師は言っていた。

 なんだけど、何らかのデメリットもあるだろうなとか、感情的な問題で踏ん切りがつかない。

 踏ん切りがついたらやってみたい気もする。


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日本の内視鏡技術は世界のトップレベル:がんナビ - 日経メディカル - 日経BP


 日本の消化管内視鏡の診断学や治療技術は世界のトップレベルです。大腸内視鏡の挿入技術、小さな大腸がんを見つける技術(写真1、2参照)、高度な内視鏡治療の技術などが優れているため、日本の内視鏡医が世界各国で講演や実技指導を行っています。

https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/cancernavi/daicho/column/201304/529628.html

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 全般的には米国の医療技術の方が高いのだろうけど、内視鏡技術は日本は高いようで、こういう技術はどんどん発展していって欲しいなと思う。


 あと、大阪大学だったかな?の脳波コントロールシステムなども凄くて、脳波の電流を捉える機器を頭蓋骨に埋め込んでロボットの指などを動かす映像などもあった。

 もう、攻殻機動隊の電脳ができそうな勢いなので、このサイバー技術も研究していって欲しいと思った。

 今日は珍しく日本の医療技術を褒めたが、今まで外科、救急医療術については全くいちゃもんつけてないと思うので、平常運転である。


 結局、抗がん剤とかの薬害、感染症(スーパー耐性菌の問題)のワクチン、食品添加物などが解消していけばいいと思うだけである。

 それと、スーパー耐性菌と抗生物質の問題(薬害)もあるが、ピロリ菌を除去すると胃がんは減るけど、致死性の食道がんが増える説も有り、ピロリ菌擁護論を次回は展開するかもしれない。


 結局、ピロリ菌を全部除去せず、緑茶でも飲んで胃がんのリスクを落とした方がいいかもね。なんでもかんでも緑茶で解決できないはずだが、胃がんリスクも緑茶でかなり下がる。

 細菌って難しいよう。


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特集:清潔社会の落とし穴 ピロリ菌の意外な効用 M. J. ブレイザー(ニューヨーク大学)


 ピロリ菌(Helicobacter pylori)は古くからヒトときわめて密接な関係を築いてきた生物だが,その存在が認められるまでには1世紀以上もの年月を要した。1875年にはすでにドイツの解剖学者が,らせん状の細菌がヒトの胃の粘膜層にすみついているのを発見していた。だが,この微生物を純粋培養できなかったために発見は無視され,やがて忘れ去られた。


 1982年にようやく,オーストラリアの医師マーシャル(Barry J. Marshall)とウォレン(J. Robin Warren)がピロリ菌の分離に成功し,胃におけるこの菌の働きが真剣に研究されるようになった。その後の10年間で,ピロリ菌に感染すると消化性潰瘍(胃や十二指腸の粘膜のただれ)を発症するリスクが高まること,また,ピロリ菌は最も一般的な種類の胃ガンを引き起こす可能性があることが明らかになった。


 しかし,ちょうどピロリ菌の重要性が認識されだしたころ,この菌がヒトの消化管から追い出されつつあることがわかってきた。発展途上国ではほとんどの成人の胃にこの菌がすんでいるが,米国などの先進国では保菌率はきわめて低い。先進国ではこの100年間に,ピロリ菌は消滅の方向に進んできたと疫学者は考えている。その理由として,衛生状態の改善によりピロリ菌の伝染が抑えられるようになったことと,抗生物質が広く使われるようになったことがあげられる。


 ピロリ菌感染率が下がるにつれ,消化性潰瘍や胃ガンの発病率も低下した。ところが,同時に酸逆流疾患や非常に死亡率の高いタイプの食道ガンなどの食道疾患が劇的に増加し,こうした病気の増加にもピロリ菌の消失が関係しているという証拠が数多く報告されている。


 もしピロリ菌が食道疾患を防いでくれているとすれば,これには重要な意味がある。たとえば胃からピロリ菌を除去する抗生物質療法については,その利点と起こりうる有害な影響を天秤にかけて,ほんとうに有益かどうかを再検討する必要があるだろう。

http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0505/sp_1.html

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洗脳社会<マトリックス>の謎を解く~科学も医学も迷信だった~ 作者 坂崎文明

https://kakuyomu.jp/works/1177354054881040030

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