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空気は見れますか。



「やっと見つけた、僕のご主人様!!」


そう言って人にタックルをかましあまつさえ頬擦りをしている人間にどう対処すればいいのだろうか。

嫌がる宥めるなどと何通りかあると思うが飛びつかれた彼女は何の行動を取る事が出来なかった。

そしてその光景を見ていた周りの人間達でさえ動く事が出来なかった。

それ程その行動が驚きと戸惑いを巻き起こす事だったからだ。



自分はいつもと変わりのない朝を迎えたはずなのに。

摩擦でそろそろ頬がヒリヒリと痛み出した事に目を背け朝から自分の行動を振り返ってみた。

世に言う現実逃避というやつをとった。


朝いつも通りに起き学校に向かった。

微力な魔力ながら学校の魔法科に在籍し、そのまま可もなく不可もなくといった

ありきたりな成績で卒業し小さな魔法店で働くとばかり思っていたのに。

この時点でそのささやかな希望が打ち砕かれてしまった。

ぞろぞろと増えていく野次馬達。

それでも一向に動く気配がない空気。

空気にまで見放されたのか。

少女が虚ろな目で空気を睨みつけるような仕草をとったのが珍しかったのか頬擦りを止めその視線の先を追った。


「お腹空いたの?」


交互に腹と顔を見られ真剣な顔で悩んでいる。

どうしてそう思った。

理解が出来ない、そう思った自分がこれから誰よりもその思考回路を理解できるようになるなどと予想出来るはずもなかった。




ギャグ?

三人称ってギャグ難しいことに今気がつきました。

むしろ2.5人称で頑張ります。

こまけぇこたいいんだよ!!

それを合言葉に精進いたします。

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