恋慕の狂人――エビル。
作者は、エビルくんのこと心の中で『異世界ストーカー』と呼んでます(
そして安定の予定前倒しである。
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追記・ちょこっと睡眠確保します。更新は15時にズレ込む見込みです(´・ω・`)
追記に追記・14時に予約投稿しました(`・ω・´)
「許さねぇ、あの野郎……!」
そう呟いたのは、エビルだった。
彼は目を見開いて一点を凝視している。
その先にあるのは王城。普通ならば窺い知ることのできない距離ではあるが、その一室の中でいかなるやり取りがあったのか、彼は理解していた。
そして、怒りに拳を震わせるのだ。
「リンクの野郎、ミレイラ様の部屋に……!!」
エビルが見たのは、少年が王女の部屋にはいってきたところ。
なにを話しているかは分からないが、それだけで激怒するには十二分だった。王城から視線を外して、彼は行動を始める。
今宵も自分は、ミレイラ王女の寝姿を『見守り』に行く予定だった。
ならば、その時に。
もしあの少年が傍にいたなら、同時に始末してしまえばいい。
それにもとより、自分の役割はリンクの抹殺だったはず。紆余曲折あったが、そこに結び付くのであれば問題はないだろう。
「く、くくく……」
考えて、エビルは不気味な笑い声を発した。
そして街中であるにもかかわらず、こう叫ぶのだ。
「殺してやる、殺してやるぜぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!」
周囲の人々が、何事かと振り返る。
あからさまに敬遠されているが、そのようなことにはもう気付かない。
エビルの精神はすでに、瓦解していた。どこから、それが始まったのか。もはやそれも、分からなくなっていた。
「ははは、あははははははははははははははははははははははははっ!!」
そこにいたのは、一人の狂人。
恋慕と憧憬を拗らせ、闇へと堕ちた者の姿があった。
次こそ、更新は昼過ぎ! 13時くらい!!
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