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田中家、転生する。  作者: 猪口
スチュワート家と帝国の暗躍
181/198

セイなる戦い

誤字脱字、諸々の報告に感謝いたします。

「これはこれは。国王陛下ではありませんか、こんなところで会うとは奇遇ですな!」


わざとらしい正使の声がキャンプ地に響く。


「?」


「!?」


「!!」


絶対に会うことのない場所で、絶対に来る筈のない魔物の出現する森がある方向から聞こえてきた声に、国王だけでなくキャンプ地にいる者全員が顔を向ける。


そこには、完全武装したでっぷりと肥えた男が一人、立っていた。


「はっ! お前…………帝国の正使、か?」


エドワード王子は、はっと息を呑み、その見覚えのある肥えた男を睨みつける。


あれは社交シーズン中に開かれた晩餐会で、聖女と噂されていたエマを差し出せとぬかした帝国の正使ではないか。


「おや、第二王子殿下もおられましたか? こちらとしては幸運極まりない僥倖、なんとも都合の良いことで!」


ニタニタと不快な笑みを浮かべて、正使はこれ見よがしに深々と頭を下げる。


「しかし誠に残念ながら、殿下にとっては不運となりましょうが……」


うやうやしく頭を上げた正使の顔に、王子に対する敬意といったものは微塵も感じられない。


「なぜ、お前がここにいる?」


今年の社交シーズンは終わった。

王国を訪れていた各国のゲスト達の帰国時期はとっくに過ぎている。


あそこに立っている男は、王国にいる筈がない、いや、いてはならない男なのだ。


そのような者が、辺境領の魔物の出現区域とされる森から現れたのだ。

警戒するなと言われても無理な話である。


「なぜだと思います?」


よくぞ訊いてくださいましたと正使は目を輝かせる。


「ぷぷぷっ」


正使は悪巧みが成功し、可笑しくて仕方がないといった表情で、スッと右手を上げた。

それを合図にして、


ザッザッザッザッ……と森の奥から足音と共に兵士が続々と姿を現す。


「!」


「どういうことだ!?」


その数、およそ千人。


兵士達は皆、鎧を纏い、武器を持っていた。

ちょっと職場の皆で海外旅行中……なんて雰囲気ではない。

人数からしてこれはもう、軍隊と呼んでなんら差し支えない規模であった。


「ほっほ………ぐふっ、ぐふっ。ぷぷぷっ、陛下、誠に遺憾ではございますが……帝国は王国を侵略することになりました」


堪えきれず先に笑う正使は、あろうことかこの世界に生きる人間にとってまったく想定していない言葉を放った。


「侵……略?」


ここは国家間での戦争がこれまで一度も起きなかった世界。

国が戦うのは人でなく魔物が常の世界だった。

国王や王子、騎士達は侵略という言葉がどういう意味を持つのか、すぐには理解ができない。


「侵……略?」


狩人達にとって、侵略とは魔物に関することに使う言葉であった。

だが、目の前にいるのは魔物ではなく、人だった。

人が人の住処を侵略するとでもいうのか?

人が、人を? あり得ない。

侵略が何かを知る狩人でさえも、正使の言葉には理解が追いつかない。


「侵略……って、え? えーー!? それって侵略……戦争ってこと?」


理解の範疇を超えた言葉に、シン……と静まり返ったキャンプ地に、ウィリアムの声が響き渡る。


「戦争はだめよ! 絶対!」


エマもウィリアムに続いて声を上げ、


「はぁ!? なんでそんな事っ!」


ゲオルグも。


「愚かなっ!」


メルサも。


「ふざけるな! 戦争など、軽い気持ちで起こすものではない!」


普段穏やかなレオナルドまでもが激昂する。


帝国が王国に攻めてきた。

それは、戦争を体験していなくとも知る者として看過できない事態であった。


この世界に生きる者よりも、前世の記憶のある田中家の方が、理解が早かった。

そんな理解、したくもないのに。


戦争は絶対にだめだ。


「ぐふっぐふっ、そろそろ王都への攻撃が始まった頃かと……ぷぷぷっ」


日が暮れ始めた空を見上げ、正使は一家のリアクションに嬉しそうに体を揺らし、


「お? おおっと、騎士の皆さん? 剣から手をお離し下さいな」


王国の騎士達の動きを目の端に捉え、牽制する。


「その人数で何ができましょう?」


国王付の近衛騎士はわずか十数人。

対するは帝国軍兵士は、約千人。


こんなもの一目見れば誰でも容易に結末が想像できる。

圧倒的な戦力差を前に、剣を抜くバカはいないと思っていたのだが……と正使は呆れる……が、


「まあ、何事もやってみなければ分かるまい」


近衛騎士に続いてもう一人、バカが現れる。


それは、このキャンプ地において何よりも最優先で守られねばならない王国の国王であった。


「は?」


さすがの正使もこれには思わず間が抜けた声を出す。

千人の帝国軍を前に、国王は剣を抜く。


「ちょっ! 陛下! 何を勝手に! 下がってくださいよぉ!」


「げっ! 何意気揚々と戦う気満々になっているんですかぁ!」


「陛下、ステイ! ステイですっ! 陛下! おすわり!」


今にも開戦と、叫ばんとする国王を近衛騎士達は慌てて止めに入る。


「あーあ、バカな王を持つと臣下は大変だな」


帝国軍を前にして命乞いもせずに王は剣を抜いた。

見た目通り脳みそまで筋肉だったと正使は近衛騎士を気の毒そうに見て肩を竦める。


「……ん?」


しかしながら、そんな気の毒な騎士達の目は不思議な程、らんらんと輝いていた。


「陛下! ズルいです! こんな、こんな遠慮なく戦える機会は滅多にないというのに!」


「そうですよ陛下! 陛下が一番に飛び出して死にでもしたら、我々は剣を振る前に敗戦決定して、何もできないじゃないですかー!!」


「キタキタキタキターーー! ワケのわからん魔物ばっかでストレス溜まってたんだよぉ、マジで! ヒヒヒっ相手が人間なら剣でも槍でも使い放題だよな? な?」


近衛騎士達は皆、長年あの国王の側で仕える者達だ。

日々の訓練を国王と共に行っている。

どんなに断っても勝手に国王が訓練に参加するので内容は年を負うごとに過酷なものになっていた。


そのせいで近衛騎士になれたとしても、脱落者が後を絶たない。

一人、二人と国王のシゴキに耐えられず辞めていく中で、現在まで残っている彼らは国内屈指の根性を持つ戦闘狂となっていた。


課外授業では、専門外の魔物相手に力を発揮できなかったが、今こそ存分に振るうことができると歓喜の声を上げている。


「いや、あの……え? だめですよ、え?」


ウィリアム。


「無理無理、無理! 騎士さん達落ち着い

て!」


エマ。


「待って、ちょ、待って!」


ゲオルグ。


「な、なぜそんな死に急ぐのです!?」


メルサ。


「お、おい。よせ!」


レオナルド。


その様子に、今度は一家が騎士達を止めようと声を上げた。

せっかくファイヤーフォックスから生き延びた騎士達を死なせるわけにはいかない。


「だから、陛下は早く殿下やエマ嬢達を連れてお逃げやがりください!」


一人の近衛騎士が叫ぶ。


彼らとて、帝国軍に勝てるなどとは思っていなかった。

騎士として、主君を守る覚悟を決めただけなのである。 


「うおぉぉぉぉぉ!」


近衛騎士達は、国王が逃げられる時間だけはなんとかするのだと己を鼓舞した。


この戦いは国王がいても、いなくてもどっちみち結果は変わらないだろう。


ならせめて、今度は我らの番なのだと、怯みそうになる心に言い聞かせる。

震える手で、剣をしっかりと握りなおす。


何もかもが知識がなければ立ち回れない魔物狩りとは違い、相手は人間だ。

こちらは我らの専売特許だ。


帝国軍との戦力差がどれほど絶望的なのか、騎士らが分からない筈がなかった。

きちんと把握しているからこそ、口元に無理矢理笑みを浮かべて、剣を握るのだ。


ファイヤーフォックスという危険な魔物から命がけで我らを救ってくれた聖女エマ・スチュワート伯爵令嬢のように。

彼女を少しでも遠くへと逃がしてやれるのならばと騎士達は、最大限に虚勢を張った。


「帝国軍の力がどれほどのものか、楽しみだ」


「ああ、久しぶりに大暴れできる」


「ははっ、武者震いが止まらないや……」


主君はさて置き、恩人である聖女レディを守って死ねるなら本望だと騎士達は本気で思っていた。

最早その姿は、狂気に満ちていた。

そう、エマ教信者達は揃って皆、ガチ勢。

これは聖女を守る戦い。

聖戦だった。


「なっ! 何なんだあれは……!?」


絶対に勝ち目のない戦いだというのに、王国の騎士達は笑顔で剣を握っていた。


その異様な姿は、軍に所属していない正使よりも、命のやり取りをする兵士達の方により強く動揺が広がっていた。

帝国にここまで忠誠心のある兵士はいないだろう。

こんな、確実に命を落とす状況で笑っている。

何が楽しいのか、全く理解できなかった。


「はっ……まさか、あいつらドMなのか?」


帝国軍兵士の中の一人が、ポツリと呟いた。


「は? ドM?」


「そういう、ことか……!」


「ドM……つまり……はっ!」


その何気ない一言が、まさか明暗を分けることになってしまうと誰が思っただろう。

いや、思わなかったからこそ、それは伝言ゲームのように、軍全体へと浸透していった。


あの騎士達は、ドMだと。


彼らの信仰……忠誠心を、帝国の兵士は理解できない。

だが、それが(信仰という名の)忠誠ではなく性癖だとしたら?


人の性癖は無限大である。


王の護衛である騎士達。

彼らは、つい先程まで性女に跪いていたのではなかったか。

しかもあの、裸の王と共に。


あ……うん。

間違いなく、ドMだ。


つまり彼らにとっては、痛いのがご褒美ということになる。

それは、なんか……すごく。


「やだな……」


なんか、嫌だ。

帝国軍兵士達は思った。


圧倒的な兵力差。

どう転ぼうが勝てるのは明白で、負ける訳がない簡単なお仕事。


それなのに、それでも。

なんか嫌だった。


このままでは世界初の侵略戦争における輝かしい戦いが、騎士達が気持ち良くなるための性的なプレイのお手伝いになり下がってしまう。


「陛下! 早く聖女を連れて王都へ!」


「聖女に救ってもらった命、無駄にはしません!」


「振り返らずに、行ってください!」


一方、盾になろうとする騎士達は、エマに倣い無理矢理笑みを浮かべ声を張り上げ続けていた。

あの絶望から救ってくれた聖女をなんとしてでも守りたい。

ここは任せて先に行けと、皆が純粋に真剣に命をかけていた。

彼らの名誉のために言っておくが、そこに変態的な要素は一切ない。


だが、


「まだ……笑って、やがる……」


「うわぁ……一足先に、気持ち良くなっちゃってんじゃ……」


「しかも、性女に放置プレイの懇願まで……」


王国騎士達が必死で職務を全うしようとする姿は、帝国軍兵士の目を通した時点で、放置プレイのおねだりに変換されてしまう。

こんなのただの性癖のための戦い、性戦ではないか。


すべては何もかも、あのタイミングで【ドM】と呟いた兵士が悪い。


「あ、あいつら、マジでヤバい……」


兵士達は己の脳内で勝手に変換しておきながら、理解の範疇を超えた高度過ぎる変態達に、恐怖すら覚え始めていた。


それは普段ならば、ただドン引きしているだけで済む程度の些細な感情でしかない。


ひとつ、問題があるとするならば、帝国軍は既に虹色ラクーンの幻覚の中にいるということだった。


ドン引きしつつも、微かに芽生えてしまった恐怖は何倍にも大きく膨れ上がる。


それが、虹色ラクーンの恐ろしさなのだ。


忍び寄る恐怖が、帝国軍を徐々に蝕んでいった。


「ひっ!」


「く、来るな! 俺に叩いて喜ぶ趣味などない!」


「やめろ! 俺は脱がない! 絶対に脱がないぞー!」


帝国軍へ向かって、王国の騎士が、いや、変態が襲いかかってくる幻覚が現れ始める。


誰だって関わりたくないと思う千人が想像する千通りの史上最強の変態が、虹色ラクーンによってより変態味を倍増させて襲ってくるのだ。


これは、怖い。


「イィィヤァァァァ!」


ある者は、耳を塞ぎ、


「らめぇぇぇぇええ!」


また、ある者は目を覆い、


「ヒィィィ……あっ♡ んっ」


またある者は、新たなる性癖の開花に唇を噛む。


突如、虹色ラクーンの幻覚により千人が千人、桃色のパニックに陥った。


「な、な、何が起こったのだ!? お、おいお前達!? どうした!?」


少々離れた先頭にいたために、ドMの呟きが聞こえなかった正使は突然の集団パニックに動転する。


「な、何事?」


「え?」


正使だけではない。

実質何の攻撃もしていない王国の騎士達もぽかんと立ち尽くしている。


「何?」


「どうした?」


国王も、王子も、狩人も、一家すらも何が起きたのか状況の把握ができない。


「何が……起こっているんだ?」


虹色ラクーンによる恐怖の幻覚の中、帝国軍の兵士達は叫び声をあげ続けている。

千人の人間が一斉に叫ぶのだから、単純にうるさい。

めちゃくちゃ、うるさい。


そんな耳を覆いたくなるような叫び声の中に、いつからか、たしーん、たしーん、と鞭打つような音が混じり始める。


「ん? あっ!」


エマがその音に気付いた時にはもう、遅かった。


たしーん、たしーんの音の主はコーメイさんだった。


猫はうるさいのが嫌いだ。

ある程度なら我慢するコーメイであっても、これはもう無理だった。


なにせ、千人が叫んでいる。


コーメイのご機嫌を表す尻尾の先が、さっきからずっと地面を叩いている。


たしーん、たしーん……と。


これは、コーメイさんの激おこイライラサインだった。


「うにゃっ!!」


「あっ、コーメイさん! どこいっ……」


エマが止める前にコーメイは集団パニックを起こした帝国軍の乱れた隊列の中へと乱入した。


そして……。


ぷち、ぷち、ぷち、ぷちぷちぷちぷちぷちぷちぷちぷちぷち……………。


片っ端から猫ぷちし始めた。

コーメイさん、ご乱心である。


「う、うわーー! なんだこの魔物! いや、性……獣!?」


ぷち


「何だ…って!? 性じゅっ……!」


ぷち


「っせ?」


ぷち


有無を言わせない速さで、コーメイはどんどん猫ぷちを繰り出していった。

鳴くのならぷちっと黙らすホトトギス。


「猫ぷち……っすご……」


「さすが、聖獣コーメイさん!」


「聖女を守りし聖なるお猫様!」


スカイト領の狩人から歓声が上がる。

コーメイの圧倒的な猫ぷち無双を見て、狩人達は勝利を確信した。


「あー……。うるさかったんだ……コーメイさん。んー、ま、いっか。……あ、そうだ!」


ぷちぷちと静められる帝国兵士を見たエマが足元の耐火布を手に取る。


そして、せっかく美しく編まれたレースを躊躇いなく解き始めた。


「猫ぷちで気絶した人達は、これで縛っておきましょう!」


耐火布を解いた糸、これはヴァイオレットの糸である。


この世界で多分一番強くて丈夫な糸。

これを使って兵士を拘束すれば、彼らが目を覚ましたとしても逃げることは不可能だろう。


我ながら良いアイデアだとエマは得意気に笑った。


「! 縛る……だと!?」


ぷち


「ひっ! そんな緊縛プレイまで網羅しているのか!?」 


ぷち


「性女やん! 紛うことなき性女やん!」


ぷち


エマの思いついた程度の小さな声は、距離的に、集団パニックを起こしている帝国の兵士に聞こえることはないのだが、虹色ラクーンの幻覚は恐怖のネタを逃さない。


意識のある兵士達の脳に直接エマの声を響かせ、さらに混乱を助長する。


そして、コーメイさんはうるさい兵士から猫ぷちして黙らせていく。

兵士達は己の恐怖(変態)と戦うのに忙しく、怒れるコーメイさんに反撃もできず、されるがままとなっていた。


「猫……最強……」


国王は己の受けた猫ぷちを思い出し、身震いする。

裸なので無理もない。


一気に攻勢が逆転した。


「なんだあの獣は! どうなっている? 何が、起こっているのだっ! 馬鹿な……帝国が負けるというのか? あんな、裸になって喜んでる国王の国なんかに!? 裸だぞ!?」


一瞬で変わってしまった戦況を受け入れることができず、正使が頭を抱える。

完璧な作戦が、いとも簡単に破綻してしまった。

これだけの兵力差を以てして、帝国軍は敗れるのか………? 


いや、だからあの獣はなんなんだ!?

なんで国王は裸なんだ!?


「あ、それ、誤解でーす!」


正使の叫び声に、うちの自慢のイケオジ国王が帝国で変態認定されるのは気の毒すぎると、エマがハーイと手を上げて弁明する。


「陛下が裸なのは、寝ている間に私が脱がせたからです!」


そもそも、エマが国王の服を脱がしたのは、バーサクヒャッハーから覚めてもらうためである。

けっしてやましい気持ちなんてそんな……ほんの少ししかなかった。

健全な治療行為だと言っても嘘にはならない……筈。


「ああ、そうだった」


「あの時もエマ嬢は……」


「ああ、疑いようもないほど聖女だった」


エマの弁明を聞いた騎士達は思い出す。

あの国王の暴走を止めたのも彼女(の猫)であったと。


だが、如何せんエマの言い方が悪かった。

正使の顔が、恐怖に引きつる。


「脱がし……た、だと? は? 国王の寝込みを襲っ……! とんでもない性女っ……!」


ぷち


盛大に勘違いして声高に叫んだ正使に、コーメイの肉球が襲う。


「にゃ!」


気付けば、千人の兵士はひとり残らず猫ぷちされて、気を失い転がされてた。


「あ、コーメイさんお疲れ様」


帝国が仕掛けた世界初の侵略戦争は、結局コーメイのピンク色の肉球によって秒で阻止されたのであった。









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― 新着の感想 ―
変態ラクーンの幻覚にとらわれてるのに千人キャンプ地まで進んで半包囲できるのおかしくない?
課外授業や性女ネタを引っ張り過ぎとコメントがあるので。 わたしにとってはこれくらいでちょうど良いという声もあることを書いておきましょう。 別に引っ張り過ぎという意見をおかしいといってるわけではなく、そ…
なんて言うか列車で逃亡中、敵列車に先が行きどまりの高架橋に追い詰められたのに盛大に脱線して、さらに高架の壁を破って落下したら下の線路に綺麗に着地してるみたいな、そんな気分。そして綺麗に着地したのを見て…
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