班戦闘
場所を移動し、特殊空間のある部屋まで移動するとウィリアム教員から今回の班対抗戦闘についての説明が始まった。
「今回の班対抗戦闘ですが、1ヶ月後に行われるAクラスのチーム順位決定戦の練習になります。そしてこの練習が終わった際にここの部屋は解放されいつでも利用できる様になります。」
「順位決定とはAクラスを代表する上位3チームを決めるものです、これに班が入るとその班の方達は学費半減、学食費半減などの権利が付属されますのでぜひ上位に入り込める様に頑張って下さい」
班の人間たちが次々と特殊空間に転移していき、ついにアレイ達の番になり魔術陣の上に立つ。
「君たちは他の班より人数が少ないが、班の順位決定戦は必ずしも人数で決まる訳ではないから頑張ってくれ」
ウィリアム教員はそう言い、魔術を発動した
「位相空間」
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転移された場所はどうやら街中をコンセプトに作られた場所の様だった。アトリビアをモチーフに作ったのだろうか?街並がかなり似通っている部分がある。
ある程度特殊空間の景色を見た後、アレイは班のメンバーに向き直り話し出す
「そういや戦い方の説明してなかったな、ひとまず周囲を警戒しながら班での戦い方を話さないか?」
「そうだね、僕たち自己紹介はしたけどどう戦うかは話してないもんね、じゃあ僕から話すね」
アレイがそう言うとレビトは話し出した
「僕は能力的には近接戦闘が主体かな?というよりそれ以外はできないから僕が近接戦闘するよ。君は?」
「私は魔術での攻撃が得意。でも近接戦闘もある程度はできる。けどレビトには敵わないかな、だから基本的に遠距離からの攻撃が班で戦うなら良いと思う」
2人がそう話し終えると、今度はアレイが自らの戦い方を説明する
「俺は、そうだな・・・一通り何でもする。状況をみて中距離で戦うのが1番良いだろうな」
「何だか、、綺麗に得手不得手が別れたね。でもある意味ちょうど良いかな?そしたら早速実践だね!」
レビトが笑みを浮かべながら腰に下げていた剣を抜く、そしてアミルが短く詠唱すると魔術を唱えた
「集束加熱砲」
瞬時に唱えた魔術が何もない空間であろう場所に放たれると、まるで何かに遮られる様に魔術行使が途中で止まった。
「流石に気づくか、もう少し近付けると思ったんだけどな・・・」
そう言いながら姿を現したのは3人の男だった、姿を消す隠蔽の魔術を使っての接近は手としては悪くないな。アレイがそんな事を考えてると男の後ろにいた2人は剣を抜き一斉に襲いかかってきた。
アレイは念のためにレビトに聞いてみる。
「手伝うか?」
自らの腰に下げている剣に触れながらアレイが聞くとレビトは少し笑い言った。
「僕1人で充分だし、あれじゃあ物足りないね」
余裕綽々にそう言うとそのまま迎撃に入る、だが言うだけの事は有るのかレビト1人でしっかり2人の相手をしていた
「ところで、あなたはどうするの?」
しばらく様子を伺っていたアレイは、アミルから何をするのかと問われ答えた。
「そうだな・・・」
アレイはそう言いながら全く見当違いの方向を見ると魔術を唱える
「闇槍」
発動した魔術は全く見当違いの所に行使されたと思われたが、暫くすると女の子が現れ魔術をもろにくらい倒れ込んだ。そしてそのタイミングでアレイはまた喋り出す
「隠れていたつもりの術者を倒すのと、目の前にいる男の撃破だな」
そう言いアレイは剣を抜き、いつの間にか目の前で剣を振りかぶろうとしている男と対峙しようとするが。
「アミル、直ぐに終わるから周囲の警戒を頼む。」
「やる事しっかりやるじゃない、ただのヒューマンではなかったのね」
「全くだね、僕も見直したよ。」
そしてアレイが迎撃と同時に撃破しようとするといつの間にか戦闘を終わらせたのかレビトが後ろから男を攻撃し、戦闘を終わらせた。
「一通り実戦やってみたけどどうだ?このフォーメーションでいけるか?」
アレイは目の前の男が消えるのを確認しながら2人に問う。
「大丈夫だね。ちゃんと援護もしてくれるし僕は問題ないよ」
「私も、しっかり機能してたと思うから良いと思う」
「よし、じゃあこのまま他の班を倒しに行くか」
そういいアレイ達は索敵を行いながら他の班を探しに行った




