一の王
アレイが転生したから一月が経過した。その間でアレイは周囲の探索を繰り返し行い時に魔物と戦闘をしつつ、生活をしていた。
なぜ街に向かわずにアレイが森にいるかと言うと現在右も左も解らぬ内に人里に向かいなにか有った際に対象しきれないと思ったからだった。
そんな感じで過ごした一月でアレイのレベルもあがり、今では魔物と出会っても普通に戦える程になっていた。
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アレイ・ホーストン
LV1000
ユニークスキル
能力創造
アクティブスキル
属性魔術LV359
術式魔術LV568
術式付与LV236
魔術創造LV198
パッシブスキル
詠唱破棄LV256
無詠唱LV420
術式構築LV200
多重詠唱LV300
魔力超速回復LV420
魔力感知LV342
生命感知LV296
魔力操作LV400
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基本的にアレイの戦闘は変わらずに遠距離からの大火力攻撃と術式による魔術の同時攻撃だった。スキルに魔法防御を持つ近距離特化した龍族や、属性魔術を駆使してくるリッチなど様々な魔物と戦い、勝利をおさめてきた。
そして、そろそろレベルがあがりづらくなっているのと、四桁のレベルに達したと言うことでアレイは街に向かおうと決意した。
いい加減誰かと話したいしな、それにこの世界の人間がどれ程魔術を使えるかも気になるし、どういう文化かかも気になる。
心のなかでアレイはそう呟くと長らく、と言っても一月少しだが過ごした洞窟を見回してから入り口に向かい歩き出す。
一歩づつ歩き外に向かって行き洞窟の出口に着くと、洞窟の外の拓けた平地に転移二日目に出会ったタイニーウルフが一匹佇んでいた。
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タイニーウルフ
LV 1675
ユニークスキル
王の証
アクティブスキル
魔闘技
下位属性魔術
└火・水・風・土
パッシブスキル
身体強化
危機察知
索敵
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アレイはその存在をみて
戦いが避けられない事を確信した。