一時覚醒と神片能力
執筆大分遅れました。またぼちぼち更新していこうと思います
悪魔と小悪魔達との戦闘を終えたアレイ達は
焚き火を囲んで話し合っていた。
「なあ、ヴェル一時覚醒ってなんだ?後神片能力もそーだし
よくわかんねーよ」
アレイは自らのステータスを見ながらヴェルに聞いた。
「神片能力はユニークスキルが進化したものだよ、一時覚醒ってのは定められた条件を満たすと総魔力や身体能力、更にはスキルの進化が行われその個体を爆発的に強化する事を言うんだよ。人族やそれに類する種族が進化する場合は一時覚醒って言うんだけど魔物や魔族なんかが進化するときは魔覚醒と言われるよ。」
「ん?ってことは生物なら進化するのか?」
アレイがそう聞くと、ヴェルはやや困った顔をして言った。
「それがね、個体個体によって覚醒するタイミングが有るみたいでさ、断言はできないんだ。だから覚醒については申し訳ないけどなにも言えない。ただ、覚醒をしない種族と言うのは確かに存在してる。ぞくにいう天族や邪族なんかは進化をしない。」
「邪族?」
アレイは自分の知識にない種族に対し疑問をあげる。
「邪族って言うのはね、魔族と姿形は似ているんだけどあいつらは魔物より派生した種族なんだよ。魔族は一応僕らと同じ身体の構造なんだけどさ、邪族に関しては姿形は似ているけど身体の作りが違うから根本的に僕らと動きが違う」
そしてヴェルは続けて言った。
「天族は天の使い、神から命令を受けそれを執行する種族。
邪族は魔神より命令を受けそれを執行する種族。この二種族は
神が絡んでくるから遭遇したら逃げたほうが良い。こいつらは覚醒はしないけどLVがバカみたいに高いから。」
「解った。遭遇したら直ぐに逃げる。でもなんで今なんだ?」
「魔王の出現に、本来あまり現れない悪魔の出現。ここ最近になってからあまりにもおかしい事が起きてるからさ、そろそろこいつらも出てくんじゃ無いかなってさ。懸念で終われば良いけど一応ね」
そう言いしめると、今まで黙っていたシェイルが口を開く
「ヴェルフェゴット様、この度の勇者召喚申し訳ありません。
アレイ殿とロア殿、ブレック殿の力を借り祖国ルベリオの凶行
を止めてみせます。」
シェイルは神子としてそう言うと、ヴェルは立ち上がりシェイルに頭を下げつつ言葉を返す。
「神子様、本来僕も協力したいんだけどそれができなくなったんだ。これからファムフェイトに行き魔族の進行を止めに行かないといけない。その代わりと言ってはアレイとロアに失礼だけど二人に協力を仰いでおいたから協力してもらって欲しい。後空間転移の術式をアレイに教えたから夜が開けたら一気に向かって下さい」
「解りました、神子としても、シェイルとしても二人には協力してもらいます。」
「取り敢えず今日は休もう。明日からの動きもあるし休める時に休んだ方がいい」
ヴェルがそう締めくくり、各々がテントに戻って行きアレイとヴェルが残った。
アレイはヴェルを見ながら疑問を告げる。
「なんで、ステータス欄に空欄が有るのと、ステータスが大きく変わってるんだ?」
アレイがそう言うと、ヴェルは笑いながらいった。
「それはね、下位のモノが上位のモノを見るときはステータスを改竄する事が出来るからだよ。組合で対峙したときより今の方がより正確に見えてると思うよ」
「バカみたいにレベルが高いのも解るし、ヴェルが神片能力を二つもっているのも解る。けど一つアクティブスキルで見えないのがあったのはなんでだ?」
「それは、君の扱う賢術の更に上のスキルだからだよ。前にも言ったとおりスキルは進化する、それは何回するか、どういう条件でするか、それは解らないけど同じ系統で下位と上位のだったらスキルレベルに関係無く上位スキルが必ず勝つ。だからもし魔術を使う相手にアレイが賢術で反撃した場合、どんなに魔力を込め魔力操作の上手いやつが使う魔術でもアレイが何気なく使う賢術には絶対勝てない事になる。」
「そんな理不尽な事が有るのか」
「理不尽?アレイが一番理不尽だと思うよ、なんでって今回の覚醒で君は一般的には二つと無いスキルとなっているユニークスキルを無限に作れるんだからさ。それはもう理不尽としか言い様がないでしょ?」
ヴェルは理不尽と言ったアレイに対し、不思議そうな顔をしながら告げた
「まーそーだけどさ。てか神片能力ってなんだよ」
話を反らす様にアレイが聞くとヴェルは少し強く言い過ぎたと言ってから話し出す
「神片能力はユニークスキルの進化したモノだよ。あまりにも強大で強すぎるスキルだからこの名前がついた。それぐらいしか解ってないね。」
「そっか、わかったよ」
アレイはそれだけ言いため息をつく。ヴェルはそれを見て言う
「あれだけ派手に戦闘したんだ、アレイも疲れてるだろう
今日は休んで明日に備えてくれ。」
アレイは言われた通りテントに戻り眠りについた。




