人族最強の戦い
アレイの上空で激しい剣撃が行われる中、アレイは大量に表れた小悪魔と戦っていた。
「術式・死せる爆炎!」
今回は広域から攻めてくる対象に発動する為に、槍を振り払い爆発をおこす。何体か倒していくが、大量に召喚された小悪魔は少し量を減らしただけ終わった。
アレイはそれを見て、一拍の余裕の有る内に術翅を使用し光属性中級中位の舞光を使う。指定した範囲の外側を回るように熱線を踊らせると言う魔術で、通常なら対象を指定して熱線を複数放つ魔術だが、今回は状況に応じ術式改編を行い魔術を作り替えた。
それにより、同時に複数からの攻撃を防ぐ事に成功するが、小悪魔はアレイの周囲を囲み一体ずつ舞光の中に入り込んでくる。アレイは入り込んでくる小悪魔に対し即座に魔術を放ち、迎撃していく事を繰り返していく。
もうどのくらい、小悪魔を倒しただろうか。魔術で焼き倒したり、凍らせ、砕いたりと様々な方法で悪魔を倒してきた。上空では時おり激しい爆発に伴い大地に響き渡るような剣と剣がぶつかり合う音が響いている。アレイの魔力は自動回復する為に魔力枯渇を起こすことは心配しなくて良いが、いい加減倒しても倒しても切りの無い小悪魔に精神的に辛くなってきた。
夥しい数の小悪魔に囲まれ、更には小悪魔の平均レベルは2000~2500、たまに強い個体には苦戦するそれにさっきからアレイは体がおかしいことに気付いていた。
体調が悪い、という訳ではなく。猛烈な眠気に襲われている。
アレイがそんな事を考えながらも一体づつ小悪魔の相手をしていると、ついに耐えきれなくなりアレイは目の前の敵を倒すと、術翅に注ぎ込む魔力を増やし倒れ込む。
(対象者、アレイホーストンは規定条件を突破したため、第一覚醒を行います。
ユニークスキル 能力創造は
神片能力 創造者の権能
に変化します。
其にともない各スキルの変化を行います…………完了しました
これにより第一覚醒をおわります。)
アレイは目を覚ました。自分はどうしていたのかと考えると、目の前にはロアとブレック、横にはシェイルがアレイに声を掛けていた
「大丈夫か!?なぜ呼ばなかったのだ!」
シェイルは解っているが、怒りを抑えきれない表情を浮かべながらアレイに問いかける
「んー……あーねみ。」
戦闘の真っ只中でアレイは欠伸をし、ゆっくり立ち上がる。
辺りを見てみればロアとブレックが小悪魔と戦っており、相変わらず上空では激しい戦いが行われている
アレイは自らに起きた、謎の言葉によるスキルの変化や能力の上昇を確認する為にステータスを開く。
ーーー
アレイホーストン
LV2500
神片能力
創造者の権能
ユニークスキル
術理
直感
アクティブスキル
賢術LV100
パッシブスキル
ーーー
スキルさっぱり、なんてレベルじゃなく殆どのスキルが統合されていた。どうやら新しくなった創造者の権能は新たに、ユニークスキルの作成、スキルの統合、スキルの分配が出来るようになったらしい。それと賢術は魔術よりも一段階位の高い術になるらしい。効果としては魔式破壊や属性防御の無効化であり魔術を防ぐスキルや技能では賢術は防御できないらしい。
アレイはその事実に呆然としながらも、今までより総魔力量や魔力回復量が増えているのも確認しそれが術理の効果で有ることに気付く。効果は統合された術式スキルの効果の倍増だろうか?色々試したい所ではあるアレイだが、今は目の前の小悪魔達をどうにかしないといけない。
アレイはそこまで考え、いつの間にか途切れていた術翅を発動する……魔力が殆ど減る事なく使える事はこの際置いとくとして術翅に魔力を注ぎ込む。何気なくアレイが注ぎ込んだ量が今までの倍以上だった為に術翅は光輝き三対の翅は変わらないが少し大きくなった。
しらぬ間に行われた覚醒にアレイはフリーズするのを一旦やめ、
味方を巻き込まぬ様に賢術を使用する
「術理・暴風刃」
アレイが術式を発動すると、小悪魔達は魔式破壊をしようとするがそれができずに切り刻まれていく。先程までの苦労はなにもなく戦闘は終わった。
「なっ!」
シェイルはあまりの光景に驚愕の声をあげる、ロアとブレックも同様で吃驚していた。
「主よ、どんな魔法を使ったのだ?」
ロアが聞いてくるが、アレイは上空で行われている戦闘を見る。
やはり早すぎて見えなくてアレイはスキルを創る。
(スキル創造。ユニークスキル先見を作成する)
アレイはスキルによりスキルを創る。そしてユニークスキルを起動させて上空の剣撃、というよりはもはや魔術を伴う戦闘になってるために戦闘を見上げる。すると先程よりも悪魔とヴェルの戦いが見えるようになりアレイは参戦するタイミングを見計らう。
剣と剣がぶつかり合い、広域残滅魔術や一点収束型魔術が飛び交う中でヴェルが体勢を崩した悪魔を蹴り飛ばす。蹴り飛ばされた悪魔は弾丸の如くぶっ飛び山に轟音と共に激突し山を壊す。そしてヴェルは光属性上級上位、天の裁きを使用する。
悪魔が自らの激突した上空に巨大な魔方陣が出現し、次の瞬間に激しい輝きと共に光の柱が生まれた。
ヴェルはそれを目撃すると、いったんアレイ達の元に降り立ってくる。
「やあ、無事に一時覚醒を済ませた様だね。おめでとう。」
ヴェルははにかみながら其を言う。そして続けて驚いた様に言葉を告げたした
「おお!神片能力に開花したんだね。これで君は大分強くなったね。」
アレイはなんで解るのか不明で鑑定しようとするがヴェルは咄嗟に後ろに武器を振り悪魔からの攻撃から身を守りながら一言言う
「会話中に攻撃は品が無いよ?悪魔。」
ヴェルは後ろを振り向かずに斬りかかってきた悪魔に告げる。
「いいんですよ!、これで貴方を殺せるならね!」
そう言い悪魔は剣を両手で持ち、押しきろうとする。アレイは一連の流れを冷や汗を覚えながら見ていたがヴェルのステータスを見ると、不安は霧散した。
「反則だろ…………」
そういいアレイの見たものはヴェルフェゴットのステータスだった
ーーー
ヴェルフェゴット
LV 25000
神片能力
朽剣
綻無盾
ーーー
ユニークスキル
先見
天賦の才
術理
直感
アクティブスキル
武芸全般 LV15000
ーーーLV14500
神片闘技LV17500
ーーー
そう言う悪魔に対し、ヴェルはアレイに見せるようにうっすら笑いながら言う。それはいつかにみせた街での笑いかただった。
「ようやく、覚醒もしてくれたし。もうようずみだね。
さよなら。なもなき悪魔君。」
次の瞬間、ヴェルは誰もが目視できぬスピードで悪魔を細切れにした。
ヴェルフェゴットのステータス空欄は後々だします。。。
それといつも読んでくれてる方ありがとうございます!
これからも駄文ながら執筆していこうと思います。




