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黒衣の守護者  作者: 樽吐
異世界からの来訪者
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(5)

 セレンの体が覚えのある気配に総毛立つ。

「ショノア! 私の剣を!」

 突然強い口調で名を呼ばれたショノアは驚きながらも急いで異空間に置いてきた聖剣を取り出してくる。差し出された剣を一瞬で手に取ったセレンの髪は既にオレンジ色だ。ショノアが声をかける間もなくセレンは空に向かって跳躍した。

「セレン!」

 何が起こっているのかわからないショノアがその名を呼ぶ。その目線の先で、1体の巨大なネメアが姿を現した。

「何でこんな所にまで⁈」

 予想外の展開にショノアが声を上げる。

 そのネメアは本物だった。しかもショノアの幻よりも更に大きい。

 セレンがネメアに向けて剣を横薙ぎに一閃すると、凄まじい衝撃波が生まれた。ネメアは弾き飛ばされ地面に落ちる。遅れて着地したセレンにショノアが駆け寄ってきた。

「何をしてるんです⁈ 早く逃げてください!」

 それに気付いたセレンは背中越しに叱咤する。

「私ではあれを倒すことはできない。それはあなたもよく知っているでしょう⁈」

 こんな場所でネメアと出会ってしまったのは不運としか言いようがないが、足止めできるのは自分だけだ。聖剣以外の攻撃は全てネメアの体をすり抜けてしまうのだから。

「そんなことしたらあんたはどうなる⁈」

 ショノアはセレンの側を離れようとしない。気持ちはありがたいが、このままでは共倒れだ。

「ネメアと戦うのは私の使命です。何とかしてこの世界から追い出さなければ!」

 こんな脆弱な世界でネメアが暴れれば、全て破壊され尽くしてしまうだろう。

 この世界は確かにセレンの生きる世界ではない。だがこの1年半で親しくなった者達も少なくなかった。異世界といえども最早セレンにとっては守るべき世界なのだ。

 しかし今のままではセレンに勝算はない。

「ショノア、私達が元の世界に戻るにはどうしたら良いのですか?」

「俺が入口を開きさえすればどこからでも帰れる。

だがあのネメアを元の世界に戻した所で状況は何も変わらないぞ?」

「わかっています。

ですがこのままあれを置いて元の世界に帰ることなどできません!」

 あのネメアがもしセレンに付いてきてしまったのだとしたら、その責任は負わねばならない。

 2人が話している間にネメアがゆっくりと起き上がってくる。そして凄まじい咆哮を上げた。それはショノアの幻が発したものとは比較にならない威圧感だ。更にネメアはセレンを払い除けようと前脚を上げた。

「まさか…⁈」

 避けようと身構えるが、ネメアの上げた咆哮にさすがのセレンも動きを封じられて一瞬出遅れる。

 今までも何体かのネメアと戦ってきたが、こんなことは初めてだ。聖剣の力のおかげか、ネメアが及ぼす魔法的な力はほとんどセレンには通用しないというのに。

「セレン!」

 ネメアの攻撃にセレンは激しく地面に叩きつけられる。その衝撃に周りのアスファルトが破壊されたほどだ。

「大事…ありません!」

 しかしその中からセレンはすぐに立ち上がる。

 飛ばされた威力は確かに強かったが、幸いネメアの爪の餌食にはならずに済んだ。傷はせいぜい打撲程度だ。

 再びネメアに向かって走り出したセレンだったが、ネメアは標的をショノアに移したようだ。大きな顔が彼を値踏みするように見つめている。

「ショノア!」

 必死で叫ぶセレンの前で、空気が震えて渦を巻き始める。あっという間にネメアとショノアの間に大きな穴のようなものが開き、それに向かってネメアは走ってくる。

「?」

 恐らくショノアは元の世界に戻る入口を開けたのだろう。

 だがネメアは見た目こそ獣のようだが知能は高い。まして魔法に対しては人間よりも敏感だ。余程巧妙に仕組まなければ、標的に狙いを定めたネメアを怪しげな空間に繋がる入口に飛び込ませることなど不可能なはずだ。

 しかし彼の目の前でネメアはあっさりと穴の中に消えていった。

 ネメアが消えた瞬間ショノアは入口をすぐに閉じる。そしてホッとしたようにその場にへたり込んだ。

「大丈夫ですか?」

 セレンが駆け寄れば、ショノアは苦笑しながら見上げてきた。

「……ああ。本物をちゃんと見たのなんか初めてだったからな…。でも上手くいって良かった」

 ネメアのことをあまりよく知らないらしいショノアは、先程のネメアの行動に違和感は感じていないらしい。

「ですが私達もすぐに帰らなければ…。このままネメアを放置しておく訳にはいきません」

 この世界での危機は去ったが、今度は自分達の世界で同じことが引き起こされる。ゆっくりしている暇はない。

 しかし焦るセレンに対してショノアはニヤリと笑った。

「心配いらない。あのネメアの行き先は俺が拠点にしていた異空間だ。俺が開ける入口以外に出口はない」

「……それはあなたに影響はないのですか?」

 異空間を利用する魔法のことはよく知らない。

 もし閉じ込めた異空間でネメアが暴れたらショノアにも何か被害が及ぶのではないか。そんなことになるようなら一刻も早くネメアを別の場所に移さなければならないだろう。

「そうだな…。無理矢理入口をこじ開けてあのネメアが戻ってきてしまう可能性も無くはない。だがそれはただ突然ネメアが目の前に現れてしまう恐れがあるというだけのことだ。

俺にとっては居心地の良い異空間が使えなくなった程度の問題だな」

「先程、私の家を模していたあの空間ですか?」

「そうだ。今みたいに状況がまずくなった時の逃げ場所にはちょうど良かったんだが…」

 意味ありげなショノアの様子にセレンも周りを恐る恐る見回した。当然、2人の周りには遠巻きに人だかりができている。

「姿を消す魔法は使えますか?」

「任せろ」

 ショノアは頷きセレンの肩に触れる。すると周りを囲んでいた人間達が何やらざわめき始める。

「もう消えていますか?」

「ああ、周りの連中には俺達の姿は見えてない」

 セレンはショノアに剣を渡すと、その体を肩に担ぎ上げた。

「私の家に行きます。動かないでいてくださいよ?」

 セレンはショノアの体を担いだまま、一気に近くの建物に向かって飛んだ。隣接した建物の壁を蹴って、どんどん上に上がっていく。あとは屋根の上を飛んで自宅のある建物まで行くだけだ。



 自宅の前まで辿り着くとショノアが魔法を解く。そして何事もなかったように2人はセレンの家に入った。

「ミレノアル人が丈夫で怪力だって話は聞いていたが、あんたは別格だな…」

 家の中の長椅子に腰掛けると、ショノアがようやく一息つけたとばかりに脱力する。

「俺はしがみ付いてただけでも疲れ切ってるってのに…」

 ショノアは力の入れ過ぎで強張ってしまったらしい手を握ったり開いたりして(ほぐ)している。

「私の一族は昔からミレノアル人の血が濃いのです。それは…血の濃い者しか生まれてこられないからだとも言えますが…」

 ミレノアルにはガレスと違って元々多くの人種が存在する。太古の昔に限られた魔法を持つ者達が集まり、独立した国だからだ。

 その中で、外部に対しての魔法を一切持たない人種のことを『ミレノアル人』と呼ぶ。

 ガレスから独立する際、その指導者はミレノアル人だった。それ故に国の名前も『ミレノアル』になり、王族も貴族も全てミレノアル人だ。セレンはその末端に属する弱小貴族になる。

 オレンジ色の髪と空色の目を持ち、魔物並みの力と丈夫さを持つと言われた人種だが、国ができてから既に1300年が過ぎている。人種のほとんどは血が混じり合い、もうほとんどその特徴を表すこともない。真に一つの人種に統合されようとしているのだが、一方で各々の人種の持つ魔力の弱体化が進んでいるという問題点もあった。

「血が濃くない子供は…?」

「ほとんどが流産或いは死産です。最近では純粋なミレノアル人はほとんどいませんからね。

しかし運良くミレノアル人の血を濃く受け継いだ者が生まれれば、その子は丈夫に育ちます」

「それがあんたか…」

 ショノアが感慨深げにセレンを見つめてくる。

 血の交雑を望まないだけなら、貴族によく見られる傾向だ。

 事情をよく知らなかった子供の頃は、自分の家も他の家同様貴族特有のよくわからないしきたりに縛られているだけだと軽く見ていた。しかし騎士見習いになった時、父親から一族の血にまつわる忌まわしい話を聞かされた。

 なぜ血の交雑を一族の血は許さないのか、その理由はもう随分と前から不明だという。

 純血種などほとんど存在しない今の時代、セレンの一族で子が生まれるのは奇跡に近い。実際セレンには10人ほど兄や姉がいたらしいのだが、皆生まれることはできなかった。

 何度も死産を繰り返した母親もセレンを産んだ際に死亡し、父1人子1人の寂しい子供時代を過ごした。もうセレンの代で終わるのかもしれない。そう嘆いていた父親も、セレンが騎士になるのを見届けることなく病気で亡くなった。

「私の家にはまだまだ不明な点が多いのです。

領民・領土を持つことは禁忌とされ、権力を決して求めてはならない。我が一族の者が表舞台で活躍すれば(わざわい)が降りかかるとまで言われているのです」

「禍とは…穏やかじゃないな」

「……ええ」

 セレンにとってずっと気に掛かっている一件だ。

 聖剣に選ばれたのは仕方のないことだとしても、それによって彼は将軍にまで上り詰めた。この結果は王に請われたからであり、決して権力を求めたわけではないが、それでもセレンの名はミレノアル中に知れ渡っている。

 王が非業の死を遂げたのはまさかセレンを将軍に任命したからではないのか? その思いは今も消えない。

「まあ、たとえあんたが活躍したせいで今のミレノアルがあるのだとしても、みんなあんたを恨んだりはしないだろう。

今の貴族連中はどいつもこいつもクズばかりだからな」

 そんな腐りきった貴族達など全て滅び去ってしまえばいい。ショノアはそう吐き捨てる。

「我が一族の禍が彼らを殺すと? ……いえ、むしろ彼らの存在こそが禍でしょう」

「確かにそうだけどな…。あんたも結構言うんだな?」

 ショノアが意外そうに言うので、セレンは思わず笑う。

「これでも諜報部隊出身ですからね。貴族達の闇は全て見てきました」

「諜報部隊って…。

あんた、最初から指導者になるように教育されてきた訳じゃなかったのか?」

 ショノアの疑問は当然だ。もし聖剣に選ばれたのが普通の貴族なら、いや平民出身の者であっても最終的に将軍になる道が用意されたことだろう。

 しかしセレンはその血筋が悪かった。

「先程も言いましたが我が一族の家訓により、陰ながら国を守る役目にしか私は就くことができないのです。そのままでいれば諜報部隊長にはなれたでしょうが、将軍になどはとてもなれません。

それを陛下が取り立ててくださった…」

 華々しく活躍してはならないと先祖代々戒められてきたものの、聖剣に選ばれ、類稀なミレノアル人の特性を受け継いだセレンを王はいつも見てくれていた。

 前任の将軍が急死し、後任を誰にするかという話が出た時、セレンの名を持ち出したのは王だった。周りは当然反対したそうだが、それを押し切ってまで王は彼を将軍に任命してくれたのだ。

「だからこそ私は陛下を最後までお守りしたかったのです。私にできる御恩返しはそれしかなかった…」

 またしても激しい後悔に襲われる。自分は結局何も返すことはできなかった。王の期待に応えることも、ネメアを倒すことさえできない。

 大きく息を吐けば、ひどく疲れていた自分に気付く。

「セレン、今日はもう休まないか? あんたも疲れてそうだし…」

 テーブル横の椅子に腰掛けて顔を覆っていたセレンを見兼ねて、ショノアが提案する。

「そうですね…」

 一度自覚してしまうとその疲れは無視できないほどに膨れ上がり始めた。

 今日はたった1日で二度もネメアと戦った。どちらも時間にしては長くはない。だが1年半もの間、完全に戦いというものから遠ざかっていたのだ。いきなり最強の敵を相手に2戦したのはかなり(こた)えた。そして最後にショノアを抱えてここまで移動してきた。彼は成人男性としては軽い方だったが、それでも負担は無くはない。先程ネメアとの戦闘で強打した肩も、利き腕側だったためか今でもまだ少し痛む。

 姿がいつの間にかこの世界のものに変わってしまったせいもあるのだろうが、この程度のことで周りに悟られるほど疲れた態度を取ってしまうことなど、本来のセレンならばあり得ない。

「セレン…!」

「⁈」

 突然名を呼ばれて驚いた。どうやらほんの一瞬寝てしまっていたらしい。

 本当にここまで体の制御が効かないとは情けない。ミレノアル人としての能力が如何に自分を強くしていたのかがよくわかる。

「すみません。やはり先に休ませてもらいますね?

あなたの寝る場所は…」

 もう強がっている場合ではなさそうだ。しかしショノアのことだけは決めておかなければ彼が困るだろう。思い巡らせているとショノアが今座っている長椅子を指した。

「ここで良い。寝具は自分で何とかできる」

「…そうですか。ではお言葉に甘えます。

それでは続きはまた明日に…」

 もう本当に思考回路さえ上手く働かない。セレンは辿々しい足取りで寝室に消えていった。

「……」

 後に残されたショノアはそれを黙って見送ると、早速長椅子に幻影の魔法をかける。幻影であっても質感さえも再現すれば寝心地としては問題はない。立派なベッドに姿を変えた長椅子に再び腰掛けると、彼は窓の外を見た。

 空はどこにいても大差ない。綺麗な三日月が夜空に浮かんで見え、生前のマリウスの言葉が蘇る。


 “セレン様のこと…頼んだぞ?”


 あの日からもう随分と時は過ぎてしまった。もう…ミレノアルに同志はいない。ずっと1人で下げたくもない頭をブラドに対して下げてきた。諦めて死んだ目をした他のガレス人達に囲まれ、それでもただの意地で今日まで生きてきたのだ。

 魔力の強さと頭の良さだけでブラドからは見逃されてきたが、それもここで聖剣を奪ってこいと言われた時点でもう最後なのだと覚悟を決めた。

 セレンのことは始めから殺す気などはなかった。

 彼の話は子供の頃からマリウスを始めとした多くの人から聞かされている。「聖剣ではネメアを倒せないのだろう?」とショノアが聞いても、誰もが「そんなことはどうでもいいのだ」と答えた。それが彼らのセレンに対する評価だ。

 ネメアが初めて襲撃してきたその日、セレンは全てのネメアを相手にたった1人で戦った。

 当然倒せはしないのだから、街への被害は凄まじかった。だが彼が善戦し、ネメアを追い返さなければそのままミレノアルは滅んでしまっていたかもしれない。セレン自身も重傷を負い、当時は命さえ危ないとまで言われていたが奇跡的に命を取り留めた。その間、何もしなかった貴族達は王に直訴し、聖剣の無意味さを理由にセレンを将軍の座から引き摺り下ろそうとしたらしい。


 “あの人がいるからこそ俺達は戦えたんだ。

 聖剣があっても無くても関係ない”


 むしろ聖剣の存在はセレンの足を引っ張る。マリウス達は何の助けにもなれない自分達のことを常に歯痒く思っていたらしい。

 そんな人間ならたとえ戦力にはならなくとも何かの助けにはなってくれるかもしれない。何より会ってみたかった気持ちが大部分を占めた。

 実際に会ってみれば、セレンは現役そのままの姿で全てにおいて圧倒された。これがマリウス達の心酔した将軍かと納得もしたのだ。

 聖剣の復活計画はブラドの指示により今も進められている。あの男はセレンから聖剣を奪い、自分の息子に復活した聖剣を与えるつもりなのだ。

 ブラドの息子は親に似て、実力もなければ志も低い。あの男が聖剣を手にしている姿など、想像するだけでも虫唾が走る。ショノアはセレンが聖剣を振るう様を見て、なおのこと聖剣を復活させたいと感じたのだ。

 だが障害は多い。

 セレンを連れて帰れば、諦めていた人々もまた立ち上がるだろう。それだけの影響力が彼にはある。そうなればブラド達はセレンを殺そうと躍起になるに違いない。そこにはデルフィラも参戦してくることだろう。今のまま、セレンを帰すのは得策ではないのだ。

 それにしてもとショノアは先程戦ったネメアの姿を思い返す。

 昼間の幻は昔一度見たことのある記憶を元に作ったものだが、本物の威圧感は凄まじかった。あんなものとセレンは勝てないと知りながら戦い続けてきたのか。

 ただひたすら周りの人間を守ることしか考えていないようだったセレン。今ミレノアルにいる騎士達には見習わせたいくらいだ。

 とにかく今はどうにかして115年前に遡る方法を見つけなければ。聖剣を復活させさえすれば、形勢は一気に逆転する。その希望が今では持てる。

 しかしあまり悠長にもしていられない。この世界での1年は自分達の世界の10年に相当する。こちらで数日間過ごしただけで、帰れば情勢が激変している可能性もあるのだ。

 この世界で10年間でも居座ろうものなら、元の世界ではもう一つの時代が終わっていることだろう。

「ん?」

 そこでショノアはあることに思い当たった。

「そうか…、その手があったか…!」

 思わず手を握りしめる。


 やはり自分には運が向いてきている。苦難の時がようやく報われる時が来たのだ。


ここまで読んで頂きありがとうございます。


今までは実写版『亜人』の2次創作ばかり書いていたので、同じ俳優陣で登場人物配役できたら萌える…!と思ったのがきっかけで、色々修正していったらこんな感じになりました。


セレンは綾野剛さんで!

ちょっとこういうシュッとした役、実際には少ないのでイメージしにくいんですが、やってくれたらカッコ良く演じてくれそうだなーって思います。

ショノアは佐藤健さんでマリウスは城田優さんです!

この2人は設定が私の二次創作実写版亜人のキャラと近いです。だからこの2人は腐女子目線で見たらセレンと結構そういう絡みが多いかも。まあ、深読みすれば…ぐらいの絡みなのでBLを期待される方には全く物足りないです。先に言っておきます。


そんな感じでほぼ1年かけて書き上げました。何話で終わるのかはわかりませんが、これから毎週アップしていきたいと思います。

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