ランキングのことを全然わかってない お馬鹿さんなあなたへ
あら、こんなところに来るなんてね。
さぞかし、タイトルに釣られたんでしょうね。
顔がまっかっかよぉ。
お猿さんの、お尻みたいね。
私には、あなたがなぜわからないかが、わからないわ。
そうね、お猿にわかるように、教えてあげる。
『読んで、評価を入れる人がいるから、上位なのよ。』
あははっ、何その当たり前なことをって顔。
だって、それ以外ないじゃないの。
内容がつまらないのに上位だから、それはおかしいって。
おかしいのは、あなたの頭だわ。
あんまり笑わせないでくれるかしら。
あなたがつまらないのと、読者がつまらないことは、一致しているの?
もしそうなら、あなたは傑作が書けるわね。
ランキングなんて、気にしないようなものが書けるわ。
まだ、不満そうね。
良い話をしてあげる。
ハリウッド映画があるでしょう。
映画を作るときに、シナリオを見せて、役者さんと交渉することがあるの。
役者さんが内容が稚拙だって、断ることがあるわ。
でも、そんな映画が受けるのが、世の中なの。
ハリウッド映画って、ばーんっで、どーんでっ、ちゅっちゅして、ハッピーエンドでしょ。
でもね、それでいいのよ。
馬鹿にしてるわけじゃないわ。
日々いろんなことがあって、頑張ったり挫けたりしている中でね。
映画を見るの。
家族と見たり、恋人と見たり、ひとりで見たりするの。
だから、わかりやすくて、爽快感があって、最後は幸せになるの。
あなたが納得がいかない、とんでも設定なんて、どうでもいいことなのよ。
だから、なろうのランキングのね、上位にある作品もそうなのよ。
訳もなく最強で、絶世の美男美女でいいのよ。
ハーレムで、猫耳とちゅっちゅしてたらいいの。
都合のいい世界で、都合のいい男女が、都合のいい世界を闊歩する。
あなたがつまらないって言った物語、そんな感じでしょ。
多くの人に受けている物語には、都合の悪い部分はないの。
そのかわり、読んでる人に夢を与えるの。
ちょっと、都合がよすぎるけど、いいなぁって思わせることだけやってるのよ。
それに文句がある人って、おこちゃますぎて、笑えないわ。
空想を空想として楽しめないってのは、小さな子供よりたちが悪いわ。
あら、まだ納得してないのね。
じゃあ、あんたが書いてみなさいよ。
くだらなくない、ご都合主義でもない、誰もが喜ぶような作品を。
出来もしないくせに、文句言うのは誰にでもできるわ。
それをもっともらしく語るのは、あなたが幼稚だからよ。
わたしがなんで、こんなこというか、あなたにわかるかしら。
あなたの批判、よく書けていたわ。
私もいろいろ書いているし、ちょっと納得しかけちゃったもの。
だから今度は、物語を書いてね。
私が読むから。