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ハリガネベイスボウラーズ!  作者: 椎家 友妻
第四話 エース復活?
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2 ヤの付く人が現れた時の対処法

 そして俺達は、一年六組の教室に辿り着いた。

 入口の前に立つ千田先輩。

そして目の前の引き戸を、ぶっ壊れる程の勢いでバゴォン!

と開け放ち、

 「ゴォルァアアッ!松山碇っちゅうのはどいつじゃいっ⁉」

 と叫びながら、教室の中へドカドカと入っていった。

その瞬間教室に居合わせた生徒達は、全員漏れなく凍りついた。

(俺も凍りついた)

そして余程怖かったのか、生徒の中の誰かが言った。

 「ヤ○ザや!皆死んだフリせぇ!」

 何処でそんなヤクザ対処法を教わったんか知らんけど、

周りの奴らはそれに従い、一斉にその場で死んだフリをした。

そしてそんな中、反応が遅れてしまった碇が、

一人ポツンと死に損ねた状態で取り残された。

教壇(きょうだん)に立った千田先輩は、碇をギロリと睨んで言った。



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