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ハリガネベイスボウラーズ!  作者: 椎家 友妻
第二話 甲子園への道
32/99

16 女子高生から見た昌也の評価

 「一体何やねんお前は⁉

もう野球はやりたくないんとちゃうんかい⁉

それやのに何や⁉その左手にはめてるモンは⁉」

 「ぐ………………軍手……………」

 「嘘付け!思いっきり野球のグローブやろ!

そんなデカイ軍手やったら現場仕事とかやり(にく)うてしゃあないわ!」

 「こ、これ、アメリカの軍手なんだよ」

 「だからアメリカイコール何でもデカイという発想はやめぃ!

前にもそんなボケをかました奴居()ったな!

そんな事はどーでもえーねん!それよりお前な!

野球をやりたくないんやったら、壁キャッチボールとかもすんな!

辞めるんやったらとことん辞めろ!」

 「で、でも………………」

 「でももデーモン○暮もあるかい!

俺はな、お前みたいなハンパな奴が大嫌いなんじゃ!」

 「………………!」

 俺の大嫌いという言葉が余程効いたのか、碇は大きく目を見開いた。

そして次の瞬間、

 「う、うえぇ………………」

 と、大粒の涙をこぼして泣き始めた。

元々見た目が女みたいなこいつが泣くと、

何やらホンマに女の子を泣かしてるみたいで、

少なからず罪悪感が湧いてきた。

何か俺、ごっつい悪者みたいやんけ。

とか思っていると、近くを通った女子高生二人組が、

俺らの事を見ながらヒソヒソ話を始めた。

 「うわ、ちょっと見いや、あの男、あんな可愛い女の子を泣かしてるで?」

 女の子ではないんやけどな。

 「うわっ、ホンマや。

大して男前でもないくせに、何様のつもりやろうな?」

 悪かったな男前やなくて。

ていうか声がデカイよ君達。

思いっきり話し声聞こえとるよ?

 「女の子には絶対モテへんタイプやな」

 そうやけどもほっとけや。

 「仮に片想いの女の子が()っても、絶対フラれるで」

 それはもっとほっとけや!

 「もしあんな男が主人公の野球小説があったら、一巻で打ち切りやな」

 そういう事言うなや⁉

世の中には言うてええ事と悪い事があるやろ⁉

 (著者注※僕も一巻で打ち切りだと思います)

 お前がそれを言うのが一番アカンやろ!

ていうかお前は誰やねん⁉



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