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プロローグ
時は新暦1891年、世界の経済状況の不安定が発生。
そして、野心に溢れるアンティヌス帝国 帝王ベル・マルクスは帝国拡大計画を立案、その後即成立し、アンティヌス帝国はオルティオル自由国に宣戦布告。
アンティヌス帝国は、ガイラ連邦とカッツァオ条約(どちらかが宣戦布告した場合その国に宣戦布告し共闘する条約)を結んでいたため、ガイラ連邦はオルティオル自由国に宣戦布告。
オルティオル自由国は、世界連合に加盟していたため、アリエア合衆国、ルーテル共和国、レイニア共和国が帝国側に宣戦布告を行った。
こうして「フスティーシア・デ・ゲラー(正義の戦)」へと規模が膨れ上がった。
この戦争に巻き込まれてしまった国がある、その国は中世に名を残したスライン王国である。
その国のその後が書かれた戦記『ミラーグロ戦記』の話を今回は教えてやろう...