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『TLS 第二話』  作者: 黒田純能介
20/22

平穏を、その手に


一月後。


予想以上の回復力を見せた布津が、退院の日を迎えた。


……そして、三人の別れの日でもあった。


本部からの通達により、所謂人事異動が発令された。


皇は大阪支部に。

月野は東東京支部に。

そして、布津は…。





「北海道だそうだ」


さらりと言う。


「「えっ」」


二人が声を合わせて驚く。


「大阪も遠いけど…そっちはもっと遠いな」


「風邪、ひかないで下さいね」


「そこまでヤワじゃない。いらん心配するなら自分の心配をしろ」


あくまでも自分のスタイルを崩さない布津に、二人は苦笑いをする。


「さて、行くか………まぁ、生きていれば、また会う事もあるだろう」


「おう!二人共、元気でなっ!」


「はい…お気を付けて」


三人はそれぞれ踵を返すと、思い思いの方角へ散って行く。



……生きていれば、か……。



…さあて、次はどんなやつらに会えっかな~…。



………………。



かくして彼等は、それぞれの想いを胸に、次の闘いの舞台へと向かっていった。理想とする、真の平穏の為に。


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