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甘い
灯は声を上げて笑い出した
「いや、バカップルすぎじゃん笑
愛されてるねぇ星は笑」
その瞬間
私は灯に唇を奪われた.
私は頭が真っ白になった.
大好きな大好きなゆうきの目の前で
人生最初のキスをこんなやつと...
「ごちそうさまでした」
そう言って彼は家を出て行った.
するといきなりゆうきが
「星は灯が好きなの?」
......え?
今その話か.
でも、良い.ちゃんと伝えよう.
「私は.....................
ゆうきが一番好きだよ.誰よりも.」
私達はどちらからともなく
唇を重ねた.
“気づくの遅くてごめんね”




