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微笑
灯は私をベットに押し倒す.
「何しちゃってんの、」
私の大好きな声が聞こえる
「な、な、な、何でお前ここに?」
灯が焦って答える.
「いや、普通に横の部屋に泊まってるし、、それにさ
好きなやつに助けてって呼ばれたら助けるしかなくね?あんたさ、人のこと好きになったことねーの?可哀想だな.そんなことしか求めてないって.
終わってるなお前。」
淡々とゆうきが話す
「そりゃ、彼女である星がこんな馬鹿になびいたのはちょっと悔しいしちょっと怒りたい.でも、そんな馬鹿なところも鈍臭いところも含めて俺は星が好きなんだよ.お前もそういう奴見つけろよ.分かったらさっさと帰れ.」
私は恐る恐る灯のほうを見る.
灯は笑っている.
“なんで笑ってるのよ”




