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作者: 紅露松 屍剞

破滅の道を選んでしまった少年。

誰にも気付かれずに沈んでいく詩です。

願望の赴くままに

地平線の彼方遠くへ

彷徨い続ける一人の餓鬼

羽をもがれた子は何処へと行くのだろうか


誰も知らない

誰も居ない

誰も気づかない

深く深く彷徨い続ける

漆黒の闇へと姿を消して行く


何も聴こえない

何も見えない

何の感触もない

冷たく凍り付いた愛しい人を殺して

心を殺して

闇の中へ消えるように


希望も未来も現実も何も何も

失う者も無くなった少年


傷ついた心は決して癒えない

復習を誓う

殺戮を繰り返す

欲望のままに雌を喰らう

人を道具のように扱う


誰も気づかない少年の心

孤独になった少年


何を思うのか・・・


何を感じて生きているのか・・・


愛しい人の亡霊を追っているのか・・・


真実は闇の底へと堕ちて行く


愛しい人との至福の思い出だけを胸に潜めて

彷徨って彷徨って

涙無き涙を流しながら・・

声なき声で叫びながら・・・

もがき、苦しみ・・

恨みをわざと買って・・・

自分を痛み続ける


それしか出来ない幼い少年

滑稽で冷血な寂しい少年・・・


願望の赴くままに

悲しい少年は何処まで落ちて行くのだろうか・・・

そして、最期はどんなんだろう・・・

読んで頂き有難うございました。

こういった、詩も投稿していくのでよければまた、ご覧あれ。

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