1限目:城聖三ッ星学園
二人は新しい学校について話ながら歩いている。
大善「でもよく二人ともあの学校に受かったよな。家から近いから受けてみたけどさ」
ももり「私はともかく、大ちゃんは頭悪いしね!!先生からは止めとけって言われてたしね。」
大善「うっせーな!!ここを受けるって決めてから1日8時間勉強してたんだぞ!!勉強しすぎて逆に頭悪くなるかと思ったぜ」
ももり「そういえば、あの子も同じ学校だったよね。」
大善「うるさいんだよなあいつは…」
そんな話をしてたら横道から人が出てきた
「おはよ~大善君!!今日もカッコいいね。私惚れ直しちゃったよ。…で、横にいるどなかが存じ上げませんが全然知らない人おはようございます。」
目の前にセミロング茶髪パーマのいかにも今時な女の子が現れた。制服は大善、ももりと一緒みたいだ。
大善「あぁ…おはよ。」
ももり「現川さん、おはよ!!中学も一緒だったのにもうお忘れになられて?それともまだ春休みボケなのかしら?」
現川二重
中学2年のときに大善とももりと一緒の中学に転向してきて大善に一目惚れ。それ以来、大善につきまとうようになり、ももりとの仲は悪くなった。ちなみに、2年間で大善に計3回フラれている。
二重「ほんと嫌みなやつなんだから。なんでこんなやつが大善君の隣にいつもいるのかしら?」
ももり「別にいつも隣にいるわけじゃないけど、大ちゃんと私は小さいときからずっと一緒だったの!!何をそんな羨ましかってるのかしら?」
そんな女子の口喧嘩を横をに大善はそそくさと先へ進もうとする。
二重「大善君待って!!学校で部活は何に入るか決めてるの?私は大善君と同じ部活に入るから!!」
大善は少し考えてから言った
大善「ほら、オレって‘運動神経’ないじゃん。だからといって文化部に入って適当にやりたくないから帰宅部にするわ」
ももり「…」
二重「そうなんだ。そしたら私も帰宅部にしようかしら。」
ももり「バレーで全国までいったあなたが帰宅部でいいわけ?」
二重「別に‘特待’で入っているわけじゃないからいいのよ。高校では私のやりたいようにするわ」
大善「もうすぐ着くぜ。学校着いたらまず自分が何組が見ないとな!!」
3人の目の前に 城聖三ッ星学園が見えてきた。
ももり「今日から新しい学生ライフ楽しもう!!」
大善「よっしゃ行くぜ!!」
そして3人は校門をくぐっていった。