~序章~
初小説につき見苦しい部分もありますが、暖かい目で見守ってください。
カーテンの隙間から日差しが見えだしてきたころ
静かな部屋に目覚まし時計の音が響き渡る
「ん~ねみぃ!!目覚まし時計ってこんなうっさかったかな?春休みの間使ってなかったからな」
その銀髪の寝癖頭をかきながら女ノ都 大善は学校に行く準備を始める。
大善が部屋から出て階段を降りていく途中、朝食のおいしそうな匂いが漂ってきた。
大善「おばさん、おはよっ!!今日も朝ごはんおいしそうだね!!」
と言い終わるか終わらないかのとき横から
「大ちゃん遅い!!今日から学校始まるんだよ!!ねえ!!始まるんだよ!!何そんな呑気にしてんのよ!!」
彼女は百津ももり
黒髪ストレートロングの活発な女子である。
大善「わかってるって!!ほら、急がば舞われだ」
ももり「急がば廻れでしょ!!そういう文字的なツッコミはさせないで!!」
「朝っぱらから仲がいいのはわかるけど、早く食べないと遅刻するわよ」
と、ももりの母親から注意をうける。
大善・ももり「はーい」
二人は急いで朝食を食べて学校に行く準備をしている。
ももり「じゃあ行ってきまーす!!」
大善「おばさん行ってきます!!夜ご飯も期待してます!!」
ももり「あんたってご飯の事しか頭にないやけ!?」
大善「食は『人を良くする』って書くからな。すなわちご飯を…
ももり「ふ~ん。」
そんな騒々しい朝を迎えて今日から学園生活を送る二人である。