第21話「弱点」
「錐音、あなたの弱点奪っていくわね」
突然錐音の母親はそう言うと、傍にいた陽菜をさらってしまった。
「え、ちょっと!?」
「ついでだから連れの君もさらってしまおう」
錐音の父親もそういうと、桜をさらってしまった。
「きゃー」
「桜!!」
慌てて桜をおいかけるざくろだったが手が届かず間に合わなかった。
「陽菜!!」
錐音は慌てて陽菜がいた場所へと向かおうとした。
だが、それをクラバートは逃がしはしなかった。
「はぁいストップ。ここから先は行かせないよ」
「くっ」
「どうしても行きたいというのなら僕を倒してみることだな」
「そん…なの、たやすいことよー!!」
錐音は思いっきり最大限の力を込めて鎌をなぎはらった。
「うおっ」
その鎌はクラバートの脇腹をとらえ傷をおわせる。
「やるじゃないか。でも、こらくらいでやられる僕とは大間違いだー」
カキンカキンと鎌の乾いた音が響く。
「早く錐音」
ざくろは早く桜を助けたかった。
「言われなくても絶対に勝つ!! はぁぁぁぁぁっっ!!」
最後の鎌のさばきで、クラバートは吹き飛んだ。
「がっっっ!!」
「やった!これで錐音の勝ち」
「まだ勝ちじゃない、陽菜たちを助けるまでは。行くわよ、ざくろ」
「がってん承知」
錐音とざくろは陽菜たちの後を追った。
すごい久しぶりの更新です。
頑張ってここまで書いてみました、少しでも楽しんでいただけたら嬉しいです。
次話も頑張って書くぞ。
それでは。




