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影の盗賊(シャドウ・シーフ)  作者: A-LIGHT(I lie)


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350/350

第209話  ## **それでも残るもの**

◆**深夜の端末**


 誰かが、画面をスクロールしている。


 物語の最後まで読み終え、

 指が止まる。


「……続き、ないのか」


 小さく、そう呟く。


◆**何も起きない瞬間**


 雷も鳴らない。

 光も走らない。

 世界は黙ったまま。


 それなのに、

 胸の奥に、わずかな引っかかりが残る。


 ――置き忘れたみたいな感情。


◆**語られなかった理由**


 この物語には、

 救済の宣言も、

 絶対の正解もない。


 なぜなら。


 **続きを生きるのが、物語の外の役目だから。**


◆**気づかない継承**


 翌日。


 その人は、

 いつもより少しだけ慎重に道を選ぶ。


 誰かの言葉を、

 すぐ否定しない。


 何も知らないまま、

 何かを“残す側”になる。


◆**世界は確認しない**


 それが由来かどうかなんて、

 世界は気にしない。


 ログも残らない。

 プロトコルも走らない。


 ただ静かに、

 選択が重なるだけ。


◆**最後の真実**


 語り手は消えた。

 世界は名を持った。


 でも――

 物語が終わった理由は、それじゃない。


 **語らなくても、続けられるようになったからだ。**


◆**行間**


 この先に文章はない。


 改行の向こうは、

 ただの余白。


 けれど。


 余白があるということは、

 書けるということでもある。


◆**本当の最後**


 誰も気づかない。

 誰も証明しない。


 それでも。


 今日もどこかで、

 誰かが立ち止まり、

 そして選ぶ。


 その一回一回が――

 **物語の続き**。


# **それでも残るもの**


◆**深夜の端末**


 誰かが、画面をスクロールしている。


 物語の最後まで読み終え、

 指が止まる。


「……続き、ないのか」


 小さく、そう呟く。


◆**何も起きない瞬間**


 雷も鳴らない。

 光も走らない。

 世界は黙ったまま。


 それなのに、

 胸の奥に、わずかな引っかかりが残る。


 ――置き忘れたみたいな感情。


◆**語られなかった理由**


 この物語には、

 救済の宣言も、

 絶対の正解もない。


 なぜなら。


 **続きを生きるのが、物語の外の役目だから。**


◆**気づかない継承**


 翌日。


 その人は、

 いつもより少しだけ慎重に道を選ぶ。


 誰かの言葉を、

 すぐ否定しない。


 何も知らないまま、

 何かを“残す側”になる。


◆**世界は確認しない**


 それが由来かどうかなんて、

 世界は気にしない。


 ログも残らない。

 プロトコルも走らない。


 ただ静かに、

 選択が重なるだけ。


◆**最後の真実**


 語り手は消えた。

 世界は名を持った。


 でも――

 物語が終わった理由は、それじゃない。


 **語らなくても、続けられるようになったからだ。**


◆**行間**


 この先に文章はない。


 改行の向こうは、

 ただの余白。


 けれど。


 余白があるということは、

 書けるということでもある。


◆**本当の最後**


 誰も気づかない。

 誰も証明しない。


 それでも。


 今日もどこかで、

 誰かが立ち止まり、

 そして選ぶ。


 その一回一回が――

 **物語の続き**。

ハッピークリスマス。そして、良いお年を。

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