その8
今、飲んでいるお薬がベルソムラと言う名前です。
それがどうしたって言われそうですが、私の頭の中ではどうしても「ベルソ村」と返還されてしまい、どこかの国に「ベルソ村」はあるかもしれないとか、そう思いつつ毎晩飲んでいます。
思えば薬の名前ってどういう基準で誰が名付けているのでしょうね。まさかと思いますが、薬品会社の社長さんが適当に名付けているとか、開発者の名前から一文字ずつ貰っているとか、社長さんが五十音の中から適当に選んだ文字を並べたら「ベルソムラ」となったのでしょうか。お薬の名前もそうですが、商品名って大事だなと改めて感じます。
いつか、いつになるかはわかりませんが、暇があったら世界地図を拡げて「ベルソ村」が実在するか、探してみたいですね。さすがにどこかの国に「首都ベルソ」は無いと思いますが、「ベルソ町」や「ベルソ集落」はあるかもしれませんし、「少数民族ベルソ族」とかが居るかもしれません。そのベルソ族が不眠症の薬として使っていた葉っぱか何かを分析し、その成分を薬品化したのが「ベルソムラ」だったかもしれません。
何はともあれ、夜な夜なお薬を飲む時に「ベルソ村」がどの様な村なのか想像しています。
もしかすると地名などでは無く、昔々どこかの国にベルソムラ三世とか言う不眠で悩んでいる国王がいたから薬品名が「ベルソムラ」と決まったとか?
それは無いでしょうね。
ここまでお薬の名前で一人盛り上がってきましたが、こういう形でしか気を紛らわすことができないのでお見逃し下さい。
ちなみに今日から「ゾルビデム酒石酸塩」という舌を噛みそうな名前のお薬も仲間に加わりました。「ベルソムラ」と合わせて飲むのでは無く、その時の調子などで「ベルソムラ」か「ゾルビデム酒石酸塩」を選んで飲んで欲しいとのことです。
もうしばらくはお薬を飲む日々が続きそうです。