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その23

 先週、先々週と続けて病院へ行きまして検査を受けてきましたが、先週の検査結果は二週間後、来週には出るそうです。それで週末にはまた病院へと行くことになります。

 憶測で物を書くのは控えておきますが、それでも検査をして下さった先生の微妙な表情を見ていますとあまり芳しい状況では無い、その様な気がしています。


 仮説を立ててみました。


 一 昨年の不眠症で壊れた。

 二 実は元から壊れていた。

 三 一時的に壊れているだけ。


 検査結果としての理想は何も無しか、有ったとしても「三」でしょうか。

 仮に「三」だとしても治療して完治するのか、完治するにしてもどれぐらいの時間が必要なのか、この点は気になるところです。

 仮に「二」だとした場合、今まで運良く世の中を渡り歩いていたということでしょうか。

 答えがいずれであったとしても直るのか否か、そこが問題です。


 一番最初に怖かったのは記憶が飛んでいって自分がどこの誰だかわからなくなることです。幸いその心配に関しては除去しても良いようですが、それでも近い将来、鏡に向かって「飯はまだかのぉ」とか言ってそうで怖いです。また出かけたのは良いとしても全く知らない土地で警察に保護されるとか、そういう日が来るかもしれません。

 自分の名前とか、住所とかを忘れてもまともな文章を綴る能力だけは失いたくないですよ。


 話は飛びますが、今年の四月に面接を受ける際、履歴書を書こうとしたのですが、なかなか書けなくて困りました。

 私の世代は履歴書と言えば手書きが当たり前でしたし、今まで手書き一筋でした。そうは言っても元々乱筆なので二枚三枚と書き損じを積み重ねてようやくまともな一枚の履歴書を書き上げるということを幾度となく繰り返してきました。

 しかし、今回は自分の名前を書き損じるとか、最初の一字を書き損じるとか、そのようなことが二枚三枚と続いたので諦めてパソコンで履歴書を作成しました。パソコンを持っていて良かったと感じる一方、パソコンを持っていなかったら今頃どうなっていたのだろうとか、そう言う事も考えてしまいます。

 次に履歴書を書く機会があればまた手書きに挑戦してみたいですが、一度パソコンで作成することを覚えてしまうと手書きには戻れないかもしれません。


 以前は土曜日、日曜日と言えば自分にあれこれ理由を付けて外出するようにしていたのですが、最近は予定が無いと一歩も外へ出ないとか、布団から出ないとか、そういう日が多くなっています。図書館へ行きたいと思いつつ、布団から全く出られないとか、そういう感じです。

 今の処、食欲は問題ありませんし、平日の朝は起きることができているので「良し」としていますが、何かがきっかけでまた不眠症が始まるのでは無いか、最近はその不安も少し出てきています。


 このわずかな文章を書き上げるのに何日かかったことやらか。

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