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その18

私:あのぉ。

友:はいはい。

私:世の中ってさ、上手く行かんもんですねぇ。

友:なんかあったんですか。

私:ぃゃぁ、些細なことなんですけどね、土曜日にさ、ちょっと遠出でもしようと、考えとったんですよ。いつもやったら、土曜日の午前中に整骨院とか行くんやけど、それを金曜日の夜にどうにかねじ込んで貰て、土曜日は朝から遠出しようとか思てたんやけど、あかんでしたわ。

友:どっか目的が有ったんですか?

私:特にどこかへ行きたいとか、予約したとか、そう言うわけではなかったんけど、折角やから電車でも乗って、遠路遙々的な、朝早くの電車乗ってここまで遠くに来たよ、的な何かを得たかってんけど、あかんでしたわ。

友:具体的に何があかんやったんよ。

私:寝れるかなぁ、思てお薬使わんやったんですよ。日付変わってしばらくして、電気消して、布団に入ったまでは良かったけど、結局寝れんかってさ、気になって時計見たら午前四時やん。そのまま起きる気ぃも無いし、そこでお薬飲んで寝て、目ぇ覚めたら八時半過ぎとって、実質四時間ぐらいしか寝てへんやん。これで遠出したら、途中で寝てまうんや無いかいな、そない思たし、外の天気も曇時々雨やん。来週でもええかって思て、もうちょい寝てから一日が始まったんやな。

友:年とりましたなぁ。

私:十年前やったら、それこそ一晩寝んかて動いたかもしれへんけど、今はもう自信無いよ。

友:そない言わんと強引に遠出したら良かったやん。

私:そないなこと言い無いや。途中で疲れて座り込んでまうん、目に見えとるやんか。

友:それ、お年寄りやん。

私:さっきからそれを主張しとるやんか。

友:しとったっけ?

私:しとるがね。

友:それはそうと、今週はどないな一週間でした。

私:いきなり話を変えなや。

友:話が変わるぞぉ。

私:そこまでせんでもええけどな、今週はあれや、湯たんぽが活躍を始めました。

友:結構長い時間まで保ちますよねぇ、湯たんぽの温かさって。

私:十二時間ぐらい保ってませんかね。夜寝る前にお湯沸かして入れるやないですか。そいで朝になってもまだ温かいし、抱いて寝たい時有りますもん。

友:二度寝したらあかんよ。

私:そやから起きて仕事行ってますやん。

友:そりゃぁ知ってますけど、でも、それこそ土曜日とか日曜日は、湯たんぽ抱きしめて二度寝したら宜しいやん。

私:今さっき、誰が二度寝したらあかんって言うてんや。

友:さぁ、誰やろか?

私:ほんまに、言いたい放題やんか。

友:宜しいがな、長い付き合いなんやし、冗談やってわかるやん。

私:一回ぐらい、月まで飛ばされてみたらいいよ。

友:酸欠になるで。

私:心配するんはそっちかいな。

友:まぁ、なんでも宜しいけど、他にはなんか無いんですか。

私:今週は幸いにして、何事も無く過ぎ去りましたんで、明日からの一週間も同じように過ぎ去って下されば、有り難いですね。

友:それはそうですが、他になんも無いんですか。

私:他は順調としか、言いようが無いですね。

友:ほな、今夜はこの辺で……

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