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楽しいこと以外全部ウソの叙事詩   作者: ばんだな
第五章 オリジン オブ シビリゼイションのために
57/64

オリジン オブ シビリゼイション#9 アカシックレコード:地球紀アトランティス人編(ミトコンドリアが新生する水素とアトランティス人の絶対記憶と皇帝マヌを結ぶ糸)

#57


アトランティス人たちの思考はもっぱら共有された記憶の中から取り出されていたことから、自分で考えるという概念を持たなかった。

彼らにとっての自分の思考とは自分の記憶よりも古く明晰なイメージを有する存在にその身を委ねること、従うこと、導かれることが善であることの色を魂が教えてくれているのを感じる。

それが一般的なアトランティス人の自分の思考の認識だった。

また自分の属さない、知らない、理解の及ばない記憶群は本能的に信仰の対象外であることを魂がその都度不快を色にして教えてくれたことから、彼らは悪であるものを明確に知覚した。

アトランティスの太陽の神託者である神人マヌは、その在り様を惑星の神託者という秘儀参入者たちを自らの分身としてルモアハルス人種からトラヴァトリ人種までを取りまとめるトラテケン人種の記憶の中に転生させることで、アトランティス人たちが本能的に搭載していた絶対記憶を疑うことのできないその生命的傾向を絶対的空間への認識となるよう導いていった。


その一つの完成形にして到達点がアトランティス帝国だった。


そして、帝国の支配階級は多くの秘儀参入者が転生していたトルテク人だった。

彼らの並外れた活力を有した肉体の背後には時空を超えた叡智の記憶が生命力として漲っていたことから、天然で共有されているアトランティスの時空における彼らの影響力は圧倒的でその英雄譚による指導力という名の洗脳効率は抜群だったことが彼らトルテックの秘儀参入者たちの立場を容易に高めていった。

トラテケン人による帝国は貴族による政治によって統治された。

上級貴族は惑星神託を受けることのできる純血のトルテック人で、東西に広がるアトランティス大陸の首都で人間の魂の記憶を管理する帝国組織の核を担っていた。

彼ら惑星神託者たちは高次で共有されている記憶ソース内の色を読み取るでコミュニケーションができたことから言語ではなく、いわばテレパシーでアトランティスの帝国時代を席巻していた。


言語は肉の声であり、テレパシーとは魂が生命体の記憶を読んでいる際の声だ。


中級階級の貴族もまた純血ではあったが、惑星神託の記憶を有さないことから帝国中枢での記憶の管理と国家の政治的な方針を直接知覚するのではなく、言語でのコミュニケーションを通じた議会等を開催することで自分たちの集合的な記憶を取りまとめる一般的な会議や打ち合わせで各支配地域の下層階級の秩序に必要な情報のやり取りを仲介する役割を担う。

またアトランティス人の生命力を補完するためのデバイスを開発したのは彼ら中級貴族層の純血の力であると同時に、惑星神託の力を持たない渇きからテクノロジーは生まれた。

また中級貴族たちがそれらをうまく量産するその記憶を普及させることで大陸全土にハイレベルに均一的な技術的統率が可能となった。

それにより人口は爆発的に増えたが、増えるにあたっての文明の発達が時空を超越したものであったため、貧乏と不足というものはアトランティス人たちの暮らしにはほとんど存在しなかった。

そのための制度はそもそも個の所有権の概念がないことにあった。

土地、産物デバイス、家畜、その他生活に必要なすべてが皇帝のものとみなされる規律的な記憶がアトランティス人たちの一般人には各地区の王や総督の管理によって施されていた。

加えて、皇帝の農業顧問にあたる秘儀者は最も高い天文学の叡智を有すものが採用され、アトランティス大陸の天候をも操る権能を用いて意のままに雨を降らし、太陽の生命力をも使役することで氷河期のあるべき厳しい影響力を中和することで大陸と帝国の秩序をコントロールしていた。

彼らは帝国拡大のために偉大な記憶の共有を惜しまない「奉仕者」として、支配した領域の人間たちに技術と人材による均一な秩序を提供した功績もまた英雄譚として語り継がれることで、ほぼ例外なく被支配者層に喜ばれる統治者となる。


その優れて圧倒的な治世は全て自然と結びついたテクノロジーによるものだった。


そのテクノロジーは天地創造とまではいかないまでも、自然環境の中で共有されている記憶のあらゆる表象内に存在するものであれば、そのデザインと機能をそのまま取り出すことができた。

いわば精霊を扱うことのできる召喚術のための魔法陣であり、錬金術のような錬成が誰にでも可能となるような共鳴機材、それに地球の生命力と魂の綱引き現象である重力制御を行えるエネルギーデバイス等がアトランティスの帝国内にて広く普及していた。

彼らはそれら魔術にも似た技術を感覚的に覗き込むことのできる記憶の像の中から自在に扱うことができたことから、その暮らしに不自由などはほとんどなく、帝国の秩序に組み込まれている限りにおいて個別な争いなどというものも規制する必要がない程度に彼らの共有している記憶の世界は良くも悪くも調整されていたものだった。

その秩序はまるで誰かの作った箱庭の中で、“こうあったら良いのに”の願いの全てが概ね容易に与えられるばかりの愉悦だけがある夢のような共同体でもあり、ただ与えられているだけの束の間であると同時に醒めることのない夢ようなものでもあった。

帝国時代のアトランティスの人間たちとは、ある意味道具を与えられた人間でもあり、道具を使って帝国を築いていくための道具として操作された印象に従う生命ある自動人形でもあった。

その記憶操作の技術はかつてレムリアの創世の時代に神霊たちがエーテルと結びついたままの人間たちを使って行っていたことを模したものでもあった。


現に地球は人間の精神を手足のように使う神霊によって作られた。


その理解がまるで通用しないのが現代の時空に浸透している記憶なのである。

現代の人間においては地球の自然物と遠く離れすぎることによって、人間自身の力と自然とは全く関係がない程にまで親和性を失ってしまった今の私たち現代人には絵空事にしか聞こえない。

その代わりに現代人には自然構造をモデルにし、その力を変換的に利用することを技術的に取り出すことに成功した叡智によって、人間自身の素材でもなく、自然素材でもない、化学素材を錬成したものを形にすることの考えを思考し、分析し、構築する発想を私たちは自分の恣意の範疇で行うことができるという権能で自然環境を作り替えることができている。


私たち現代人はそれを自分たちの技術であると誇っている。


しかし、アトランティス人にとってはそれが記憶である、という認識だった。

人間が予め有していた自然的な権能を補うようにして、自然の力を模した技術を外付けのデバイスを用いて社会生活に取り入れるといったことの使用目的は同じでも、その絶対記憶を由来とした創発によって開発された魔術そのものとも言える技術的デバイスの数々はアトランティス時空では、皇帝とそれに仕える秘儀参入者と奉仕者が拡散させている記憶の共鳴による恩恵であることの認識から、アトランティス人たちの抱いていた自負は誇りというより信仰そのものだった。

その信仰は神の記憶を持つマヌによる天地創造への畏敬にも等しかった。

かつて、原初のアトランティス人たちは水や空気に自由に干渉することで意のままにそれを形にし、彼らの言葉は意志そのものとなって自然と結びつくことによって、自然の造形にそのまま影響するほどに外の環境と人間は一体であることを生命状態としていた。


アトランティス帝国の魔術デバイスはその思い出に由来したものだった。


レムリアの人間たちのような超常的な魔術師ではなかったが、アトランティスの人間もまた絶対記憶の表象に裏付けられた生命を操作することのできる特別な力の多くが血縁と故郷を通して天然に根付いていた。

その夢のようなぼんやりとした自意識の背後では誰もがかつて地球環境を創造し、精霊と会話する天使との話の中に自分も参加していた頃の名残を思い出の奥底に抱いてはいたのだが、それら根源的な生命の記憶はアトランティス時空が展開している絶対的な物質記憶によって覆われることで忘却の彼方である無意識の海へと溶け込んでいた。

帝国が提供する召喚、錬金、重力操作のデバイスのソースはその無意識の海という名の現代人が今その瞬間に享受している明晰な意識と思考由来のものだ。


その由来はアトランティス人にとっては文字通り無意識の海なのである。


現代人の魂が転生した惑星神託者たちはその記憶の海から自在に情報を取り出し、アトランティス人が先天的に備えている生命操作を用いて、アトランティス時空を正確に分析することで理性的に、そして感覚的にあまりに科学的に自然が持つ生命の力と(ことわり)を彼らは技術として扱うことができた。

そうすることによってアトランティス時空の人間は海に始まった超生命的な能力から、無意識の海から生まれた文明と共に生きるに至るも、最終的に制御不能な大自然の海の波によって滅びた。

彼らは自然を読み取る優れた力で生命を支配しているように思ってはいたが、実際のところ彼らもまた海とは何かの本当のことがわかっていなかったのだ。


とりあえず、現代でも海が生命の母ということ以外のことは仮説でしかない。


アステロイドベルトの惑星マルディクが水を持っていてからのジャイアントインパクト仮説や、ハレー彗星の水分がそのまま海の水嵩となってからの月の衛星化説などの見立てはある意味で興味深くはあるが、海と我々生命体との関係はもっと直接的で密接な出自を有しているへの言及には至っていない。

まず海の起源とは、レムリアの時代の大気であった火の霧と呼ばれる人間の血液となった地球の前世である月紀の民が生命化した思念を物質化した際の“吐息そのもの”である。

生命化した月紀の民の思念とは地球紀以前の宇宙の姿である月の時代に動物的で植物的な人間活動をしていた魂がなお、月の人間のままであることに執着した地球紀の形態のことである。

その原初の姿として物質化し始めた半液体の地表の中に彼らはいた。

私たちのよく知る動物や植物の姿の鋳型がエーテル体としてである。

その地球を覆うようなエーテル的な培養液がエーテルではない、“エーテルであることを拒絶した”世界の母としての姿を「水」という形態で地球を満たすようになった。


要するに、その水は月紀の思い出を吐き出した月の民の記憶体(思念)なのである。


レムリアには地球の前世である月紀の人間の吐息が記憶として人間の知覚となる。

アトランティスではレムリアの人間の吐息が時空の記憶として人間の知覚となる。

現代ではアトランティスの人間の吐息に応じた時空が記憶として私たちの意識する知覚として現象化している生命の空間に私たちの魂は浸かっている。

私たち魂は今そこにある古びた「水の記憶」を新しくする体験を目的に出現しているとも言えるし、出現させられているとも言える。

いずれにしても、かつての吹き出物としての転生を繰り返していることを踏まえた上で呼吸をしなければならないことの使命を呼吸として、心臓の鼓動として、肉体の代謝を生命活動としていることの普遍性は変わらない。

少なくとも人間の肉体組織とは、ほぼ例外なく同じ条件で人間としての目的を有した作り方をしてきたことの痕跡と言ってもいい。

その組織化を媒介してきたのが生命体の生まれ変わりである水であり海だ。

水には地球の前世である月の生命力を起源にしていることから全て一つのフラクタル構造の記憶を宇宙規模で普遍的に汎用普及している。

星の生命体である水とはあらゆる情報を吸い込んでいる記憶触媒そのもの。

だから、水とは予め記憶そのものだし、これからも記憶され続ける媒体として、私たちの生命の源たる刻印を“その呼吸を通じて”示してくれているのだ。


また、私たち魂は予め存在している水の系譜の未来の記憶を創造しているのだ。


記憶に関する本質的な理解に立ち返るためには、私たちの生命を支えているその水は常に大気圏上で少なからぬ量が確かに宇宙へと蒸発をしていることの事実を認識する必要がある。

そのことが水の本質を把握するための大切な入り口となる。

水の大循環や時代における海水の増減は何によるものなのかの本質のことだ。

まず、蒸発しているのは地球の重力よりも軽くなり続けた水分子である。

地球の超高層である二四万キロ上空に、太陽からの紫外線によって分解された水素原子が宇宙空間へと拡散され、宇宙を漂っていることが現在にてすでに確認されている。


それなのに、なぜ地球は水を失わない大循環の構造が可能となっているのか?

予め存在していないまったく新鮮な水はどこから供給されているのだろう?


あるいはどこで生成されているのか?

大気だろうか?

違う。

大気の水分は地球の循環の過程の対流状態に過ぎない。

マントルだろうか?

違う。

地球内部の液状組織もまた地球形成紀から存在し続けている予めの存在だ。

マントル以下に大量の水素が存在していたとしても、地球の質量では水素から酸素諸々の元素を生み出すための核融合させる伝導、対流、放射の熱エネルギーは有していないことから地球内部で水素や酸素が生み出されているなどの持続的な元素反応はあり得ないのである。

ゆえにマントルに蓄積されているとされる水素は存在していない。

なぜなら、たとえ水素及び酸素の軽い元素がマントル内に純粋な原子として存在できたとしても、物質としての水素と酸素は絶えず他元素と結びつくことを原理としていることから、マントル内で全く新しい水を作り出すための構造は持っていないのである。

ただマントル内には太古からの水が月の生命を源とした液体として存在している。

しかし、純粋な水素及び酸素は存在していない。


では、どのようにして地球上で水は新生されているのだろうか?


答えは、地球は水を保有しているだけで新生していない、だ。

この地球上には失われる水は存在していても、新しく水を生成する力も場所も存在していないのである。

ただし、実験で人工的に水を生成することは可能だ。

例えば、水酸素爆鳴気実験というものがある。

適当な容器に水素2容積と酸素1容積の混合ガスの気体を注いで、点火すると水素と酸素が化合して、轟音を伴った爆発と共に、容器には期待から水に変わった液体を人工的に生成することができる。

この現象は少なくとも現在の自然環境ではどこにも起こっていない。

仮に水素と酸素の結合が全く新しい水の発生過程であり条件だとしたならば、水酸素爆鳴気実験のような爆音が持続的に行われていなければならないことになる。

あるとしたら雷雲くらいのものだ。

その雷雲も地球の大気全体からすれば例外的な現象であることから地球の水が維持されていることへの反証としては不十分なのである。

地球はその表面と内部で予め存在している水を自らの天体的な生命力と魂による重力で逃がさないように回しているのだが、その拘束から僅かに取り逃しているのが宇宙へと拡散している水の分子なのである。


まるで人間の魂が地球から解放されるかのように・・・


では、失った水に対して新生されているはずの水はどこから補給されているのか?

それは私たち“人間及び生物の呼気”である。

少なくとも私たちは一日に約五〇〇mlの水を吐く息として生成している。

単純に現在の地球上に八〇億もの人間が休みなく呼吸していることを想定すると、それが地球の水循環にとってどれだけのことになっているのかは明白だろう。

また、このことは突き詰めていくと人間の魂と生命への意志による肉体的な存在がなければ地球は存在することはない、という結論を導くこともできるのだが、それはまた別の機会に譲るとしよう。

さて、こうした生命活動を可能にしているのは、私たちの細胞内に存在しているミトコンドリア内でのエネルギーを生み出す構造の中に、他でもない純粋な水素を蓄えているのである。


ミトコンドリア細胞は魔法瓶のような2重構造をしている。


その外膜と内膜の間である膜間スペースに大量の水素を保有しているのである。

いわゆるプロトン(水素原子)である。

そのプロトンが肺から入ってきた酸素及び食べ物から摂取した水素とが体内で吸収されることによって、ミトコンドリア構造内でクエン酸回路(TCA回路)による分解を経て、アデノシン三リン酸(ATP)と呼ばれる代謝過程に必要なエネルギー分子を酸素でもって炭水化物、脂質、タンパク質を水と炭酸バスに分解されることで吐息として吐き出されているのだ。


その吐息の中に地球上でまだ一度も存在したことがない新しい水が含まれている。


そして、その吐息の質が私たちの世界の質感を左右しているのである。

私たちの肉体を組織している三七兆個の細胞の全てにミトコンドリアは存在し、そのミトコンドリアの一つ一つが回転させているATPアデノシン三リン酸モーターの数は実に一五〇〇〇個にもなることが確認されていて、モーターの回転子の状態が私たちの活動によって決められている、という意味だ。

例えば、私たちが肉体的に活動している際には、ミトコンドリアの回転子は空気中の大気を多く吸い込むことで加水的に分解作業を推進するために左回転に活動し、私たちが夜に眠る際にはミトコンドリア内で合成的な条件を整えて覚醒時には行うことのできない代謝を体内で行ってくれているのだ。

この回転の作用のあり方に私たちの生理現象が大きく影響している。

なぜなら、このミトコンドリア内で生成されているエネルギー生成のための回転と循環によって少なからぬ磁場が形成されているためである。

私たちの血液循環が地球の磁場によるものであるのと同時に、自分自身の生体エネルギーを生成しているミトコンドリアもまた電磁波を発生させることによって、生物的な代謝を地球が発生させている循環磁場と共鳴させることで私たちは生命活動を認識している。


この人間と地球由来の周波数との関係のことをシューマン共振と呼んでいる。


シューマン共振と呼ばれる地球の周波数7.83ヘルツは地球の脳波のことである。

一九五二年にイリノイ大学のシューマン教授が測定したことからその名がつけられ、もっと古くにはこの地球特有の超低周波と人間との共鳴現象の最初の発見はあのニコラ・テスラであるともされている。

このシューマン共振の受信具合が人間のミトコンドリア内のプロトンの活性状態と関連していることは、かつてミトコンドリアが地球の脳波であるシューマン共振に応じてエネルギーを生成するよう組織化された起源でもあるのだ。

なぜなら、地球の脳波であるシューマン共振がミトコンドリアを呼んだからだ。

ミトコンドリアはその声に呼ばれて、地球が元々持っていた水とその水に存在させていた核のない原核生物である好気性細菌がプロトンである水素原子といかにして外なる酸素との共生が可能になるかの可能性を模索する。

そのことで、核の必要のない生物の原型に核を持たせる別の核を有した存在であるミトコンドリアとを融合させることに成功したのが現代科学でいう真核生物なのである。

この真核生物はミトコンドリアによる対称性の破れによって原核生物から発生して以来、彼らは一つの細胞の中で二つのDNAを共生させることで繁栄していく。

DNAを一つの細胞内で二つの間で“情報の交換をする”という運動に変更することで、地球の生態系のための空間の記憶をミトコンドリアが生成する新しいプロトン(水素原子)で記憶の像を作り替えてきたのだ。

シューマン共振(地球の脳波)はその繁栄に応じて大気中の元素の量を調整できるようになる。

ある一定のリズムで酸素濃度が変化し、そのたび電離相が上下することで私たち生物の周波数を変化させ、その形態が決定されていく。

また電磁波を発生させている原子核内の素粒子と電子には時空間は関係がないこともミトコンドリア内のプロトン(水素原子)が教えてくれるのだ。


アトランティス人の絶対記憶に見る夢とは私たち現代人とその未来であると・・・


その夢はルモアハルス種族の精霊信仰であった。

その夢はトラヴァトリ種族の名誉信仰であった。

その夢はトラテケン種族の支配信仰であった。

それら信仰のモデルとなっている記憶傾向は現時空の現代人の思考が由来である。

それらアトランティス人たちの信仰した絶対記憶は秘儀参入者の叡智によって齎された召喚、錬金、重力制御のテクノロジーによって夢が夢ではなった。

その秘術は現代人が魔術師として生まれ変わった秘儀参入者たちの成果である。

そのファンタジックな世界は彼らアトランティス人の現実であり、現代人の夜に見る夢としてそれら表象(イメージ)を追いかけるようにして私たちは彼らの現実を夢から掘り起こして現実へと変えている。

同時に、私たちが自然と行なっている対象の分析と考察という現実での思考の個的能力をアトランティス人は絶対記憶を司る領域の夢の中で持ち合わせていた。

要するに、アトランティス時空を生きた人間たちはみな明晰夢の中を個として歩きながらにして、目を開けた時にはまるで眠っているかのように個とは魂の別の衝動である色の識別信号に左右されながら絶対的な記憶の導きに抗うことなく、アトランティスの貴族である秘儀参入者の庇護の下で彼らは肉体的な活動をしていた、ということだ。


彼らアトランティス人の絶対記憶の仕様は秘儀参入者によるものである。


秘儀参入者とは、神人である皇帝マヌと同様に太陽を除くそれぞれの惑星の霊的領域を自由に行き来することのできる神託者という、人間を超越した一度は神霊的な存在にまで上り詰めたが神界の太陽に辿り着くのできなかった逸脱した神々の化身だった。

アトランティスに出現した彼らは本来地球創世以前の月紀の宇宙で決して改善することのない悪しき逸脱した魂として封印されるも、ルシファーが地球の神であるエクスシアイ(天位階6位の形態霊)から“人間の自我の半分”を形成する権能を奪い取ることに成功したことから、レムリアの時代にその解放の手続きが地球の硬質化を通じてなされる。

地球創世に関わる神霊となるはずだった月や太陽の民(それぞれの宇宙紀の元人間の守護霊などの下級神霊(天位階7/8/9位)になりたての天使)の多くがその硬質化の犠牲という礎とされることを回避するために、神霊界の神々は地球から硬質化の元凶である改善しない悪の化身の堕天使の神を月として地球から分離させる。


ルシファーである。


ルシファーは地球紀のレムリア時空にて、それ以前の対称性を破壊するシューマン共振で月以前の太陽の時代から暗躍する悪霊の神の封印を解く魔術を当時の人間の魂に施すことで、雌雄同体という物質世界に核を持たない火の霧の化身である原核生物を真核生物へと変える。

このレムリアの大気中覆っていた火の霧は神霊界から地球に提供されていた生命霊のエーテル体であり、現在では生物の肉の中を巡る血液とその活動の場を反転させている。

そして、核を持たないとされる原核生物はこの火の霧のことであり、地球が物質化される現象の最中でその活動体の姿を核を持たない赤血球へと変えていくことで、それぞれの活動体の物質細胞として地球環境の創造と持続のための生態系の運命線である血液の流動の役割を担い、宇宙と霊的世界とを繋げる赤い糸としていく。


そのプロセスで用意されたのが月紀で生まれた魂の流動体が物質化した海である。


海は月紀の生命体の名残である地球の核のエデンの空気を模倣し、地球地層の各階層で圧縮したものを地球表面で月の影響を生命化した現象の総体が“エーテルであることを拒絶した水(元素霊)”である海となって地球生命の母となる。

地球の前世である月紀の生命体の名残としての海のことだ。

その海をステージにルシファーのシューマン共振は、アーリマンの化身であるミトコンドリアを封印の解かれた地球の地層から呼び寄せることで、海の中から神の化身である原核生物の物質体に取り憑き、その物質体を別の生き物としてその生命体を作り替えるべくエネルギーを提供する叡智をその細胞との共生に役立て真核生物へとその形態を分岐させる。

アーリマンとは生命の領域を泳ぐことで躍動する知的生命体なのである。

その叡智が物質としての完成を目指す地球と共に進化していくことで、生物はその環境に応じた姿形を適応的に変化させながら、様々な多様性を地上の楽園の礎として形成し続ける。

その形成に変化をもたらし続けてきたのは自然による淘汰でも、偶発的な時間経過によるものでもなく、地球創世から創発され続けているルシファーによる月の結界で地球を覆っているトーラス状のシューマン共振と呼ばれる電磁波であり、それに呼応するように物質体の生命活動を支えているミトコンドリアとの共生によって地上の生態系は現在も継続されている記憶を私たちは私たちの知性として観測している。

その月紀の生命の名残から生まれた海の記憶を絶対的なものとしてアトランティスのトラテケン人種に保存することによって、アーリマンは霊的世界の物質化のための叡智の完成への道に勝ち続け、ルシファーは神々の巫女である地球の人間たちを今もなお誘惑し続けることで、終わりなき魂の回帰のための土壌を未来永劫の世界から働きかける。

そして、神霊界を司る根源の神々はその混沌の中に創造と破壊の自由を因果応報の(ことわり)の中に組み込むことで、アトランティス時空ではその立場を皇帝マヌとして均衡を保つ神的存在の王座に君臨していた。


アトランティスの時空はある意味数万年にも及ぶ神々の代理戦争の時代だった。


正確には今もその戦争の結果は反映され続けていると同時にもうすでに完結している戦いでもあることが、神々の神殿でもある私たち人間の人体の宇宙にはもうすでに刻印されていて、正しい手続きを踏めば人間心理に基づいた真実の記憶である生命霊の図書館を覗くことが誰にでも可能なのだ。

なぜなら、私たち人間の人体の上下及び三位一体の関係とその構造は神々の戦争を縮図とした宇宙をまたにかけた居城であり神殿の模像だからだ。

アトランティスの絶対記憶はその神殿内に用意されている図書館によって垂れ流されていた強い生命力そのものであったことから、彼らの自我は眠りの時にだけ機能し、目が覚めた時には夢の出来事を傍観することしかできないパーソナリティを地上での生命状態としていた。

アトランティス時空はそういった絶対記憶の封をデフォルトとしている。

だから、自分の血縁ではない未知の慣習と文化を持つ人間には、脊髄反射的に警戒の敵意と反感と不快による排他感情が本能的に湧き上がる。

よって、ケンカ及び戦争の火種が各共同体ごとにアトランティスの時空の中に予め用意されていたのだ。

未開地でのアトランティス人たちの闘争はルモアハルス人、トラヴァトリ人の異人種族だけではなく、堕天使の末路である巨人やレムリアンと呼ばれる前時空の人間の成れの果てであるゴブリンのような亜人種との交配種が本能的を剝き出しにした抵抗を示し、話し合いなどというのは存在しない殺戮と殺戮の意図とが激突するルール無用の醜い骨肉の戦争が支配統治のための最初のコミュニケーションとならざるを得なかった。


その血みどろの記憶の調整を行なっていたのが皇帝マヌだ。


マヌは絶対記憶に縛られている地球の生命体の支配を取り戻す活動をアトランティスの空に夜が訪れて、彼らのミトコンドリアの活動が秘儀参入者に渡る左回転の覚醒分解時ではなく、右回転のための「合成エネルギー※」を獲得できた際にアトランティス人が予め失っていた半分自我の提供を未来の人類の記憶と反射的に差し替えるようにして支配的洗脳への対抗策を絶えず施していた。

※合成エネルギー:アトランティスとポストアトランティスの人間を合成リンク(それぞれの夢と現実で)

 私たちの夜に見る夢がぼんやりとしているのはアトランティス人の視界(意識)だから。

 またアトランティス人たちが明晰夢のようにして夜に見る夢は

 私たち現代人の現実の視界で、その思考と風景から彼らは文明を抽出してる。

 自分と物事の対象を明確に思考するのを当たり前に組み上げる私たちの認識と

 その吐息はアトランティス時空の人間が夢を通じて記憶を絶対だとはしない

 思考を獲得するための重要な経験材料となっている。


それがマヌのアトランティス人たちの皇帝たる所以でもあった。


マヌは人間を神らしく自由に思考できる道を記憶の世界で構築していた。

しかし、それでも時代の過程で戦争の捕虜となった反乱分子も惑星神託者の秘儀を用いた記憶の洗脳を行った後に、記憶の共有のできた人間は召使や貴族の従者といった下級階級の地位を与えられ、一般居住区で様々な種族と混血を当たり前としながらアトランティス文明の下で子孫を残し、さらなる戦争の際には帝国民としての絶対記憶を有した兵力として自国のためと自らの英雄譚を夢見て勇んで戦いにいく。

そうして、やがて彼らの血の記憶が帝国の礎となり続けていくと、その血の気の多すぎる吐息の濃度がアトランティス時空のマジョリティを占めるようになり、一〇万年もの長きにわたって繁栄を極めていた黄金の時代に影を落とすようになる。

それでも皇帝マヌはその混沌とした記憶の世界を絶えず未来とつなげていた。

遥か時空を超えた魂の万人による万人の戦いの起源とも言える魂の浄化のための精神が、あらゆる時代に降臨している人間の世界をひとつなぎの意志で結んでいるのだ。

そのことを知らせる糸として、マヌはアトランティスの人間の転生の廊下である神経組織に絶対記憶に類する生命的な叡智に対抗すべく“思考する才”を有した地上の救世主を届けられる意志との関係を模索し続ける。


一方で、その時代の低く偽りの衝動の多くは「黒い魔術」となって蔓延していた。

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