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楽しいこと以外全部ウソの叙事詩   作者: ばんだな
第4章 アメイジング シュミレーションのために
44/64

アメイジング シュミレーション#7 アカシックレコード:地球紀ヒュペルボレイオス人編

#45


旧約聖書:創世記一章三〜五節

「神は言われた、『光あれ』、こうして光があった、神は光を見て、『良し』とされた、神は光と闇を分け、光を昼と呼び、闇を夜と呼ばれた」


やがてアルパ(没形象)状態だった地球から太陽が分離していく。

アルパ球の没形象状態とは形態の神霊の思考であり、その手足となった惑星神霊である人格の神霊(天位階七位)火の神霊(天位階八位)薄明の神霊(天位階九位)の地球のエーテルを任されている天使たちが形成しているエーテル空間のことだ。

彼ら高級霊はアルパ球内において光エーテルそのものを担っていたシルフが空気の成分を、化学エーテルそのものを担当していたウンディーネが水の成分を、生命エーテルをこの地球紀で創造することを担当したグノームが土の成分を融合的に機能させることによって単一の(土星状態の)エーテル世界を展開させた完全なる神々の世界がアルパ球として存在していた。

つまり、私たちが普段空間で目にしている物体が存在していない状態。

そのことから、私たち地球人には物質に付随する概念や意識もないということだ。

ただ、私たちはそれを一つの熱エーテルとして存在していたものを認識していた。

私たちはかつての古い土星でサラマンダーであったことを思い出していた。


そして、その状態が太陽の分離によって大きく変容していく。


多くの神々が退くことによって私たちであり地球は変わっていったのだ。

太陽は私たち人間が統一的に所有することのできていたエーテル人間の素材の精妙で本質的な部分を持ち去ることで私たちが創造しようとしている環境には粗雑なエーテルである化学元素的なエーテル成分の影だけしか残されないこととなる。

その変化によって生成過程だったアストラル人間は地球の外皮から単一のエーテル素材に働きかけていれば良かったことが三つの成分にそれぞれ認識を向けなければならなくなる。

気体成分は濃縮されることで液状となることで二つに分裂していく。

化学エーテルも濃縮して光る能力を発生することで二つに分裂していく。

空気と光と水のエーテルの混合体が分離したことによる原初の鉱物であったエーテル物質からかなり粗雑な動物群の生命体が地球のエーテル世界に存在することとなる。


このかなり粗雑な動物群というのが後の私たちのよく知る猫や犬の動物たちだ。


エーテル生命体の彼らは太陽なき地球の認識であった完全なるアストラル人間の中の萌芽として含まれているものの、太陽の加護であるエーテルを失うことによって動物本性を有したその萌芽は急速に濃縮化を進行させることであまりにも人間の姿(完全なるアストラル体)からかけ離れることで人間の魂を受け入れることができなくなる。

正確にはもはや人間にとって添え物でしかないはずの月紀の組織器官である動物的アストラル体に執着するあまり、自ら新しい地球の人間のアストラル体を拒むことで月紀での動物人間から著しく退化した動物体へのルートが確立される。

これによりアストラル人類の世界は人間と動物の魂の二つに別れることとなる。

動物の群魂を選んだアストラル人間は三つに分離したエーテル成分(光、化学、生命)の内の気体成分に働きかけることで空気上の形態の模像の創造を試みる。

それにより太陽を天上とし、月を含んだ地球エーテルの領域に動物的性質を有した気体存在が不完全なアストラル的本性を模像とした動物界を地上に初めて成立させていく。

空気そのものであることを選んだ彼らは、もはや一才の光エーテルを灯せない動物体を地球紀の進行過程とすることで、太陽を見上げる生活をする地上の共存者から光を受け取ることを進化とした。


その光とは太陽であり人間の高次の自我の居住区のことだ。


一方で完全なるアストラル人間の道を選んだ高次の人類の魂は将来の地球において人体の本性としての模像を生命エーテル(土のグノーム)化学エーテル(水のウンディーネ)から成るアストラル体の形態化に努める。

生命エーテルで生殖活動を司る権能を自己増殖組織としてアストラル化する。

化学エーテルでは吸引によって引き寄せて摂取し、反発力でそれを排泄するといった新陳代謝の循環機能をアストラル化する。

またこのアストラル化の過程でも人間の魂への関与を拒んだ生命エーテルはその後単細胞動物並びに複雑な生物を構成するための諸細胞部分への物質的退化を遂げていく。

同様に魂の回転の循環に携わることを拒んだ化学エーテルは人間のアストラル体から吐き出されることで月紀の空間を埋め尽くしていた液状のものがのちの地球で海として物質化していくこととなる。

完全なるアストラル人間の形成に勤しむ高次の自我はこのアストラル化をせずに低級な仕事に向かわざるを得なくなった退化存在たちと自らのアストラル体が決して同列になることがないよう差別化を意図していくことで生成されたのが目だった。

太陽が地球天体アルパから分離することによって、地球を退いた神々は地球環境を観測するカメラを必要としたことから地球のアストラル体を見る眼の萌芽が人体に芽生えるが、その提供された目の萌芽は血液を通して霊界の入り口である太陽と結びついたものとされる予定だった。

しかし血液は霊界を見るための器官にはならず、脳以外の肉体の全てを形成するための組織となり、脳である目はやがて太陽の光を外部化し対象するための役割へと改造されていくのはレムリアの時代においてのことだった。


この太陽が離れていく地球紀のことをヒュペルボレイオス時代と呼んでる。


ポラール人は完全なるエーテル存在を目指す人間だったが、ヒュペルボレイオス人は完全なるアストラル存在を目指す人間として、その魂はまだ空中を漂うように生きていた。

ヒュペルボレイオスというのはギリシア神話の北風の神のことでボレイオスの彼方、北方の地にて常に光明が輝くエーテル人間であるポラール人を見守る魂として存在していた人間の祖先のこと。

彼らはエーテルの光をもたらしている太陽の霊アポロンを崇拝していた。

彼らとアポロンの伝説が古代の歴史の父ヘロドトスの『歴史』に描かれている。


「デロス島に生まれたアポロンは父ゼウスから竪琴と弓を与えられ、白鳥に運ばれてヒュペルボレイオスに行き、そこにしばらく滞在している・・・」


デロス島とはギリシア語で輝く島。

ヒュペルボレイオスとは夜がなく生命の躍る幸福に満ちた極北の地である。

その北の理想郷に住んだ伝説上の民族のことをヒュペルボレイオス人と呼んだ。

彼らは地球がまだエーテルだった創世記時代の私たち人間の魂の祖先だった。

そして、人間の魂にとってこの時代はある種の楽園のような時代だった。

まだ受肉の苦しみも知らず、自分という意識もなく、死の概念すら無い、ただひたすらに人間の魂となるアストラル体の完全化のための胚珠を構造化するためのエーテルの光に満ちた太陽的な時代こそが人間の幸福とも言えた。

人間の魂はまだ地上のエーテル体と結びついても、まだ物質とは結びついていなかった。

魂は地上の物質の認識を全てアストラル界と同じように夢のような色の波長で対象の何たるかを識別したものを内なる魂の形象意識で感じ取っていた。

魂は外なる素材世界の出来事であるエーテルの状態を聴覚から影響を受けていた。

地上のエーテル的な人間は上方が開いた鐘のような形をして太陽の力であるその光で受精していた。

人間の魂はエーテル的外的な振動であるその声を聞いていたのだ。

まだ人間の魂は個体化していなかったが地球環境に適応し、順応していくエーテル人間の観測の声を一つの魂でその記録を記憶することで地球という概念をアストラル界に浸透させていた。


当時のエーテル人間は女性的で単性生殖による生命活動を地球で行っていた。


エーテル人間は子供を産むが、子供が生まれると同時に“自分の意識は子供の中に移行”することで親の身体は崩壊し、自分という存在が服を着替えるように古い身体を取り替えて新しい身体の中を生きていた。

親と子は同一の意識存在として、別の存在ではなくエーテル化していた。

この生命体の自己増殖と新しい皮を獲得する代謝の名残が爬虫類の脱皮である。

現代の人間も脱皮をしている。

人間の皮膚及び身体は七年ごと新陳代謝で肉体の九〇%以上が入れ替わることで、その精神もその状態はエーテル体やアストラル体の変化に応じることで成長し老化していくプロセスが人間にも存在している。

実は夜の睡眠と昼の覚醒もその一環で、脱皮の究極的な顕在は肉体の死だ。

私たち人間の魂は肉体の死を体験することで脱皮をするわけだが、その実感は個別性を有した肉体に対して自我の働きがあることから死という明確の区切りによって私たちの生命活動には困難が生じることとなる。

しかし一方で、ヒュペルボレイオス人の魂は死とは何かの体験をすることなく、別個体への移行を繰り返していたことからその存在は永遠だった。

ゆえにその魂は永遠の幸せが約束された楽園にいたのだ。


○仏教経典:世記経

「ある劫が終わって、次の劫が始まったとき、

 人間は空中で光を放つ体を有し、情浄無垢に生きていた。

 天には日も月もなく、性別もなく、人間はものを食べる必要もなかった。

 人間は光を放ち、歓喜を食べていた。

 やがて水のようだった大地に蜜のようなものができた。

 この蜜を食べることによって官能の欲望が生じた

 大地は固まり、官能の赴くままに粗雑な食べ物を食べた人間の体も

 固く粗雑なものになった

 人間は空中から地上に降り、人間の体からは光が消えた。

 そして、太陽や月や星が現れた。

 昼と夜の区別ができ、四季の区別ができた

 男女の性別ができ、官能の欲望からあらゆる苦悩が生じた」


こうして太陽の光が外から注がれるようになった地球の事物(退化存在)は日光に照らされる。

楽園を約束していたアルパ球状態の地球は終焉し、ルパ状態と呼ばれる神霊の思考の濃縮化が進行し、没形象段階だったエーテル人間の意識が形象意識へと推移していくその背後で、存在の物質化がアストラル界を介して進行されていく。

その進行は失楽園さながらの人間の霊界からの失墜と完全に同期していた。

エーテルの素性の変化もアストラル界の人間の分離も全て鉱物となるための布石として神霊の権能までもを自らの影響下へと巻き込む因果が地球の地層となっていく。


地球地層の最深部は古い月に由来している。


ポラール紀以前とヒュペルボレイオス紀までの地球は古い月の影響そのものだった。

古い月の影響には二つの現象に関与する二つの存在が上げれる。

一つがルシファー存在(太陽離脱前の関与)(太陽離脱前➡︎太陽離脱後に逸脱存在化)だ。

ルシファーは「人間は物質的身体を持つべきではない(土的・水的性質を有すべきではない)」と主張することから風雨や天候現象に関連する空気と熱のエーテル人間として、液体でも個体でもない(完全なるアストラル人間から逸脱した動物人間が宿した)空気の要塞を築いて生命活動を原初の地球で行っていた。

もう一人がアーリマン存在(太陽分離以前に逸脱しエーテルに関与)である。

ルシファーは別の地表の下に要塞を築き、潮の満ち引きや火山の噴火や地震を引き起こす力の作用を、アーリマンは地球のエーテル組織に展開することで人間の新陳代謝の中に入っていく。

その意図は「私は人間から本能を引き出し、そこから土的・水的存在を作る」という欲望を人間と地球のエーテルに注ぐことで“物質への欲望、羨望、憧れ”を人間本能として(水と生命のエーテルだった精霊が音と土の元素へと転換及び転落することで)原初の地球エーテルの領域の人間に提供することに成功し、アルパ状態だったエーテル的な地球が古い月の面影であるルパ状態へとアストラル化させ、やがては地球の魂であるアストラル界を人間のカルマで増幅させようとしている」というのがアーリマン古い月の時代からの因縁である。


アーリマンの究極は地球を不死にし、宇宙の楽園とすることなのである。

ルシファー(太陽離脱前)の究極は人間を不道徳な誘惑に屈しないようにしたい。


不道徳とは、ルシファー的な道徳に従わない独立したアーリマン的人間のことだ。

ルシファー的な道徳とは自由意志のことだ。

ルシファーの拘る自由とは「我々は鉱物、植物、動物、そしてまだ熟考せずに動物のように生きていた無意識的な人間のことでは“争わない”と父なる神と約束をした。しかし、自己意識を獲得した人間を巡っては我々は血みどろになって戦おう」という地上的な人間の魂の自由のことだ。

一方でアーリマンは「物質地球を愛する人間の本能/知的好奇心によって地上の永遠を獲得できるカルマの自由」を謳い文句とした物質への誘惑において物質的な地球を宇宙に四散させないための力と働きを“人間の魂の拘束”を通じて地球の地下より行っている。

彼らはエーテル状の原初の地球にて地上と地下で対立を展開していた。

人間の完全なる魂が地上において自由であるべきか、縛られるべきかの間での闘争がキリストの仲介も含めて行われていたのが、地球にアストラル的な因果が及び始めたルパ状態での出来事だ。

その闘争の顛末が地球の核となり地層となり惑星としての地球が現れてくる。

地球紀の人間が地球での完全なアストラル体を獲得する以前の話だ。


○太陽分離後の地球の変化

液体(化学エーテル)から個体(生命エーテル)が作り出されていく

⒉光エーテルが熱作用を可能にする力を物体に与えるエーテルへと分かれる

⒊アストラル存在が人間とそれ以外へと分かれていく

⒋鉱物界の固い骨格が地球のために生み出された

⒌固い鉱物界と植物界の併存

⒍人体のアストラル体が熱エーテルに貫かれ気体から液状に濃縮化

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