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FreedomWorld  作者: 豚野郎
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戦闘ってワクワクしませんか?

ブクマ感謝やよー

運び屋ギルドの最初の依頼から数時間経った。

かれこれ何件も依頼をこなした俺はお金がたまったのでアマンダさんにオススメされた服を手に入れた。

ステータスはこんな感じ。


ーハクー

Lv.10 職業:幻術師

H P:10

M P:60

STR:10

DEX:10

VIT:10

AGI:126【60】

INT:10

SP:90

所持マネー:400000


頭 :笑顔の仮面

上半身 :身軽な布服

下半身 :身軽な布服

手 :皮のグローブ

足 :配達ブーツ

武器 :木の棒


スキル

【ファントム】


加護

【サクヤの加護】


身軽な布服はAGIを5%アップしてくれるらしい。さすがアマンダさん。


SPも余ってるから取り敢えずAGIに振っておこうかな。

そしたら更に速くなって依頼ももっと効率よく出来そうだし……うん、そうしよう。


えーと今のAGIが60でそこに90を足すと、150。ここに2倍すると300で150の10%アップだから、315になるのか。

うわ、かなり早いぞ。すごい身軽に動けるようになった。

楽しいな……速く動けるようになるのが楽しくて楽しくてしょうがない。


そういえば課金すると衣装ガチャができるらしいけど、凄い悩みどころではあるんだよね。

衣装ガチャにもランクがあって安価なガチャから高価なガチャまである。


ロングコートとかすごい欲しかったりする……ええい!物は試しよ!


5回回した結果出たよ!

黒のロングコートが手に入った。

ちなみに衣装は外見が変化するだけでなんの効果もなかったりする。

笑顔の仮面と同じだね。


これで気分も良くなってるから依頼を更にやっちゃう。


ー数時間が経ちましたー

「ただいまー」

「おかえりなさいませ。 初日から絶好調ですね」

「ソーラさん、これサインです」

「ご苦労さまです。 報酬です」

帰ってきてすぐにソーラさんの所に行ってはサインを渡して報酬を受け取る。最早慣れた動きだよ。


「初日から上出来だね」

「アマンダさん」

「それにしてもハクは異界人だろ?」

異界人というのはプレイヤーのことだ。

「知ってたんですか」

「そりゃあね。 まぁハクも依頼慣れてきて明日から少しずつ依頼をやっていってもらうけど、魔物とか倒したくならないのかい?」


確かに……魔物と戦ってドロップアイテムや経験値を稼ぐ……ちょっと憧れるな。

「行ってもいいんですか」

「ハクの自由にしなさいな。 若い時こそ冒険しないとね」

「ありがとうございます!」


早速冒険してみようかと思ってふと時間を見たら、もう夜ご飯の時間になってた。

先に部屋に戻ってベッドに横たわる。

一旦リアルに戻ってから色々済ませよう。

「リンクオフ 」


意識が遠のきリアルに戻った俺は母親が作ったご飯を家族みんなで食べて、風呂に入ってちゃんと涼んでからFWに戻る。


「リンクオン」

目を開けると黒い部屋にいた。

「あれ、サクヤさん」

「ハクさんどうも」

「加護の件と運び屋の件ありがとうございます」

「いえいえ、運び屋の件については場所だけ教えた迄ですから、試験を合格したのは間違いなくハクさんの実力ですよ」


それから夜更けまで長らく話をしていた。

「そろそろ寝なくてはならないんじゃないですか?」

「そうだね、眠くなってきたからねようかな……」

「サービス開始したばかりですからゆっくりおやすみになられてください」

「うん、そうするよ。 おやすみサクヤさん」

「おやすみなさい、ハクさん」

「リンクオフ」


現実に戻ってきてすぐにヘルメットを脱いで眠りについた。


次の日朝早く起きれた俺はすぐにFWにログインした。

「おはようございます」

「おはようございます。ハクさん」

「ソーラさん、こんな朝早くからいるんですか」

「そうですね、私もあの後すぐに職務終えたので……それにこのお仕事好きですしね」

「なるほど。 ところで依頼はありますか?」

「こちらになります。 お気をつけて」


朝一番に美人と話せるなんて役得だな〜。

えーと、今回の荷物はとある鍛冶屋か。

とりあえずギルドの屋根に登って進もう。


少しして鍛冶屋の前に着いた。

「ごめんくださーい。 運び屋ギルドの者ですけど……」

初めて入った鍛冶屋はイメージしてた通りで、剣や槍、盾が並べられていた。

少しの間待ってると奥からイカつい男性が出てきた。

「おう、待ってたぜ」

「こちらお届け物になります」

「こんな朝早くからありがとよ。 これがないと仕事出来なくて困ってたとこなんだよな。 はい、これサイン」

「ありがとうございます」


「あんちゃん暇か?」

「そうですね、暇ですね」

「なら武器でも見てってくれよ。 あんちゃんは何使うんだ?」

「俺は棒ですね」

そう言って初期の木の棒を見せる。


「珍しいな。 またどうして?」

「突かば槍、払えば薙刀、持たば太刀」

「なるほどな。 なんかあったら作ってやるよ」

「ありがとうございます。 えーと……」

「俺はヤラバだ。大抵ここにいるから武器を作ったりするなら来い」

「ありがとうございます、ヤラバさん。俺はハクです。 それではまたのご利用お待ちしております」


そう言って握手して運び屋ギルドに戻った。


あざしたー


評価あざーす

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