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FreedomWorld  作者: 豚野郎
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農業って奥が深いんですよ

「井戸解放ー!!!」


ゲーム内時間1日かけた。

そんな簡単に掘れるのかっていう質問に答えると『ゲームだから』って言うことだよね。


それに井戸が置いてあるっていうことは最初から掘るわけじゃなくて、ある程度深く掘られてあるところからのスタートだからね。


改めまして1日かけて井戸を解放したから次は畑にこの井戸から汲み上げた水を撒く。

そうして湿らせた土をツルハシで刺したり土を起こしたりする。

何故最初にツルハシなのかというと、硬い土をツルハシで起こすことによって少しづつ柔らかくしていくという魂胆。


次に剣先スコップでざっくり掘り起こす事数十分から1時間弱。

雑草だらけの土がしっかり掘り起こされてぐちゃぐちゃになった。

土の柔らかさとしては結構いい感じにはなってるけど雑草とか小石とか結構混ざっちゃってるのでそこでこれ!


4本鍬!

これは小石とか雑草とかを集めてくれるのと同時に少量だけど土を起こすことが出来る。

これも畑全面端から端までしっかりやっていく。

1箇所に草や小石等を集める。

1箇所に集めた雑草や小石は廃棄ができるので廃棄する。


ここまでざっと2時間くらいか。

やればやるほど土は柔らかくなるしその分育てやすくなる。

これがやり込み要素のひとつなのだ!!


そして平たい鍬で畝を作って、プレイヤーが最初に持っている種芋を植える。

植え方にも色々存在するわけよ。

現実だってそうだと思うからそこはゲームの中も一緒ってことで。


野菜が育ちきってからお互いぶつからないようギリギリの感覚を植える。

植える時の深さも15cmくらい。

ここの深さも関わってくるっぽいんだよね。

割とシビアだから慎重に慎重に。


よしよし。

種芋を植えたら優しく土を被せて水をしっかり行き渡らせる。

この工程でもう夕方だから小屋に敷いてあるズタボロ布団で横になる。

横になって目を閉じて数秒待つと次の日になる。

時間をフルで使ったらリアル1日ゲーム内1週間だけど横になればスキップもできたりする。


小屋のドアを開けて外に出ると上は真っ青な快晴だ。

見渡す限り雲はひとつもない。

太陽が眩しい眩しい。

上から下に視線やっても、上と同じで下も茶色1面だよ……派手に荒らされた状態で。


このゲーム夜中にイノシシやら猿やら動物が来たりして畑を荒らしに来る。


「忘れてた……最悪だよ」


もう1回同じことを繰り返して、その夜。


「さぁこい、腐った獣め!」


ツルハシを持っていつ来るか分からない獣を待っていた。


ーズザッ。

俺の後方から土を踏んだ音がした。


「イノシシか」

イノシシは突撃してくるスピードが早いため上からの振り下ろしで間に合わない時がある。

そういう時は全力で横振りをすることによって頭でも腹でもどこかしらには当たる寸法。


見事ツルハシの尖った部分がイノシシの首部分に刺さったので撃退成功。

這い出てきた獣を撃退や討伐をするとお金が貰える。

倒すだけでかなりメリットがあるので、出てきたら倒すのがいいとされてるが倒すのに時間がかかればかかるほど畑は荒れていくしその分また耕したりしなきゃいけないからお金が貯まれば速攻罠などを仕掛けて仕留めるのがいいとされてる。


少しでも罠を節約してお金を貯めたければ倒した方がいいのかもしれないけどね。

獣は1日一体出るか出ないかっていう設定なので、今日は小屋の布団に寝転がり次の日にする。


芋の芽が出てきた。

「おぉ、俺の愛しい子供たちよ……スクスク育つんだぞ」


その夜。

「こらぁクソ猿!! ウチの可愛い子たちをほじくってんじゃねえぞ!!」

石を投げまくって撃退成功。


「あぁ、俺の子が1人持ってかれたか……」


そんなこんなで1週間は経った。

芋はスクスク育っていき遂に収穫の時期になった。


「さあさあ、早速収穫するか」


力を入れてサッと引き抜く。


「おぉ大量大量、運がいいな」


最初に植える種芋から収穫できる数はランダム性なのだ。

なので乱数の女神が微笑めば最初に来る商人に貰うお金が増える。


収穫が終えると同時に馬車が1台やってくる。


「おぉ、こんな所に畑をやっているのですか……そこの貴方様、私商人なんですけれどもどうか畑で取れた物を私にお売りになられませんか?」


「はい、お願いします」


ちなみにここで断ることも出来る。

断った場合は一切商人がやってこなくなる。

実質詰みだね。


やったのはもちろん俺。

なんか1回断ってみたらどうなるんだろうって気になってやってみた結果一切やってこなくなって肥料も買えない、種芋は尽きる。

ただただ畑にやってくる獣を退治すること数日、クリア画面が出て終わりだった。


「おぉ、これはこれは……肥料など使われていないようですね」


「実は最近始めたばかりで、こんな所ではどうする事も出来ず迷っていたところ、商人である貴方様がやってこられて私は幸せです」


「そのようですな……あるもの全て買わせて頂きます。 ちょうど作物中心の商人なんですよ……肥料など見ていきますか?」


「はい、お願いします。 それと作物の種などありますか?」


「今は手持ちがあまりないですが、少しならどうぞ」


俺は商人から買える中で1番高い肥料とキャベツの種を買った。

このまま発展していけばいずれ異世界系の作物の種などが手に入ることもあるのでコツコツと積んでいく。


商品を買うと商人はこの畑から離れていく。


そしてまた耕して畝を作ったり井戸水を撒いたりしながら種を植えて獣と戦う。

これがループ。





土日月全部これに使っちまった。

農業回おしまい。

あんまり面白くないかもだわ〜



毎日更新はもう無理だァァァァァァ

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