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FreedomWorld  作者: 豚野郎
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鍛冶担当、ここに見参っす!!

「おーい……ありゃまた寝てる。 起きて、ハク君」

「ふぁ、ふぁい……どうかしました?」

アルカさんに起こされて体を起こす。


やっぱり自室の和室が良すぎてついつい寝ちゃうんだよね。

暖かい空気と畳がいい感じになって、座布団を枕代わりにすれば、もう最高の寝床だよ。


「おーい、聞いてるかい?」

「すみません、なんでしたっけ」

「例の子今日来るってさ」

「お、やっと治った感じですか」

「そうみたいだよ、私も会ったけど夏休みがほぼほぼ無かったって元気なかったよ」

「それはドンマイって言うしかないですね」

「それ言ってあげなよ」


とりあえずアルカさんと一緒に下のロビーにてその子を待つことにした。

「あれ、今日はみんないるんだ」

「新しい仲間が来るんだ、あたりめぇだろ」

「入る時くらいは歓迎してあげたいわ〜」

「わ、わたしも歓迎されたら嬉しいと思ったから」

「僕も1人だったからこうやってみんなで歓迎して貰えた時嬉しかったからね」

「そうそう、こういうのはみんなでやらないとね」



数分待ってると玄関の扉が豪快に開いた。

「主、連れてきたぞ」

まずはリオンが入ってきて、その後ろにオレンジ色の短髪青年が入ってきた。

「ヤラバさんから紹介されたルインっす!」

「よろしくね、俺はギルドマスターのハク」

「私はアルカだよ、よろしくね」

「僕はマイル、よろしく」

「俺はジークだ、よろしくな」

「わ、わたしはハルです……よろしくお願いします」

「アタシはセシルよ〜、よろしくね〜」


「ルインは一応鍛治士になるのかな?」

「いや、今は鍛治見習いっすね! まだまだ自分未熟なんで!」

「自分は何したらいいんすか?」

「ルインは鍛治が好きだって聞いたから……って見せた方が早いかな」


実際に見せた方が説明もしやすかったので鍛治場に連れていくことにした。

「それにしてもここのギルドマジで凄いっすよね」

「そこは糸目つけずにお金かけてるからね。 それより話聞いたんだけどインフルエンザかかっちゃったんだって?」

「そうなんすよ〜。 せっかくの夏休みだったのにほぼほぼ無くなったんすよ」

そう話しながらもちょっと涙目になっていた。


「うわー中庭?みたいなのも凄いんすね! 綺麗っす」

「褒めてくれてありがとう。 そう言ってくれると嬉しいよ」

「あれ、渡り廊下っすか?」

「そうだね。 本邸は主にみんなの部屋とかがあったり食堂だったり色々だけど今回左の邸宅を案内するね」


本邸に繋がる廊下を渡ってすぐに大きな空間がある。

この大きな空間が練習場。

案山子やら的やらが置かれてある。

そろそろお金かけてカスタムしたいな。


その奥にある空間が鍛冶場。

「本邸とはちょっと遠いけど、ここが鍛冶場になるね」

「思ったより大きな空間なんすね。 でも使った形跡無さそうっすけど、よほど綺麗好きな鍛治士さんなんすか?」

「あはは、違うよ。 君がここで鍛治をするんだよ、ルイン君」

後ろからひょこっと頭を出してアルカさんがルインに説明をしてくれた。


「いつから後ろにいたんですか、アルカさん」

「さっきからだね。 私も暇だから見にきたんだよ」

「商会の方は?」

「新商品は出せてないから今のところNPCに任せてる感じで大丈夫、安泰だね」

「そうですか。 さて、そういうことでこの鍛治場はこれからルインの物とする」

「え、自分まだ来て数十分とかっすよ?」

「え、もしかしてギルドに入らない?」

「いや、それは嬉しいっす。 入らせてください」

「じゃあ招待送ったから承認よろしくね、これからよろしく」

「よろしくっす!」


「ここは本当にルインの好きなように改造してくれて構わないし、それができるように許可通したからここにいる時にウィンドウ操作したらできるはずだからよろしくー」

ールインに1,000,000マネーを渡した。


「それ初期改造費用ね。 あとはアルカさんと話し合って色々決めてねー」

さて、自室に帰って寝るとしようかな〜。


「あ、戻ってきた」

「まだみんないたの?」

「ほれ、今日の弁当な」

「ありがとジーク、でも俺どこにも行かないけど?」

「主よ、いい狩場を見つけたとか言っておったの」

「もちろん僕とリオンと一緒に行くよね?」

「いやいや、やだよ。 アイツら硬いし多いし」

「お兄ちゃん、アイツらって?」

「ん? サイクロプス達でさ、本当に頑丈で………あ」


俺は連れてかれるのが分かってるからマイルとリオンだけには連れていきたくなかった。

だってアイツら何かと俺を連れていこうとしてるんだもんよ。

俺は自室でグーダラしてたいだけだっての。


「よし、じゃあおやすみ」

「確保!」

マイルがそう言った瞬間リオンが俺の手を掴んで一瞬で脇に抱えられた。


「一緒に行こうね」

「やだやだやだやだやだ」


このあと2、3時間連れ回された。

Twitchで配信してるから見つけたら声掛けてね


名前違うけど


というわけでルイン君が登場だよ……何話ぶりだろうね、ほんと、忘れてたわ

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