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あらすじ

オチまで全て把握してから読みたい人用&コンテスト参考用です。(1200字以内)

 「私の海賊さん。~異世界で海賊を拾ったら私のものになりました~」の続編。


 異世界でメイズと共に生きることを決めた奏澄。

 仲間と再会するための船旅を始めるが、仲間はセントラルに捕らえられていた。

 仲間の解放条件は「悪魔の首を取ってくること」。


 神話の時代。

 悪魔は、殺戮を繰り返していた。ある日彼は「はぐれものの島」にて、マリアという女性と出会う。

 次第に心を通わせる二人。しかし神は悪魔の存在を許さず、マリアを操って悪魔を殺害する。悪魔の肉体は滅びたが、マリアが守ったため、魂だけは残った。

 神は悪魔の魂を最果ての地「黒の海域」へ封じ、悪魔を倒したマリアを女神と讃え「セントラル」の象徴に据える。


 悪魔は長い眠りを経て、現代に甦る。それが、かつてメイズが所属していた「黒弦海賊団」の船長フランツの正体だった。

 悪魔を滅する神器を扱えるのは、神の血を引く王家か、女神と同類のはぐれ者のみ。オリヴィアから神器を預けられた奏澄は、人質としてレオナルドを一人セントラルに残し、かつての仲間たちと共に悪魔討伐の旅に出る。


 奏澄は戦力確保のため、玄武海賊団に協力を要請する。

 そこでキッドから、奏澄は「人を殺す」ことの覚悟を問われることになる。

 奏澄の危うさを感じ取ったキッドに促され、奏澄はメイズの過去と向き合うことになる。そこで自らの過去も打ち明ける。

 互いが互いの欠けたところを埋める存在であることを再確認し、二人は改めて玄武に協力を願い出る。


 作戦のために別行動をとることになった奏澄とメイズ。

 メイズは玄武と共に黒弦の船に奇襲をかけるが、そこにフランツの姿はなく、代わりに子どもたちが乗っていた。

 子どもを殺すわけにもいかず、苦戦を強いられるメイズたち。


 一方奏澄の元には、フランツが来襲していた。

 圧倒的な強さの前に為す術のないたんぽぽ海賊団だったが、奏澄の様子が急変したかと思うと、「自分はマリアだ」と名乗り出す。

 動揺したフランツは奏澄を拉致し、二人は姿を消す。


 奏澄の体にはマリアの魂が宿っていた。マリアはずっと、フランツを助けるためにはぐれ者をこの世界へ送り込んでいた。

 マリアと対話し、裏切りが誤解だと知るフランツだったが、今更どうにもできないと悪魔の力で世界中に魔物を放つ。

 世界を救うため、意識を取り戻した奏澄はフランツを殺害する。


 フランツの首をセントラルに引き渡し、ひとまず事態は収束する。

 フランツとマリアの件で落ち込んでいた奏澄だったが、妊娠していることが発覚する。

 一悶着ありながらも、結婚式をあげ、家族として生きていくことを決める奏澄とメイズ。

 ところが、奏澄の体調が悪化し、子どもを諦めなければ奏澄の命が危ないと診断される。

 どうしても産みたい奏澄と、子どもより奏澄を優先したいメイズ。仲間を巻き込み悩み続けるが、最終的に「どちらも助かる」ことを目指して産むことを決意する。

 無事に生まれた子供を前に、メイズは涙を流すのだった。

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