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パクリに敏感

明日は阪神が勝ってほしいですね。どーもーせみころーんさんですー。とてとて。


skypeボタンをぽーんと勢いよく押さなくてもいいですので。


「(๑╹◡╹๑ …)<きょうのお題は、せみころーんさんには身に覚えがあるんじゃないのかな」


ないです。


「(^~^:)<」


ないですってば。


今日はちゃんと山で採れたての柿ジュースっての買ってきてあげたのに、また辛辣なコメントをしようとしてる。


「(゜~゜:)<いや、今日は作曲の人は堪えるんじゃないかな」


今日の話題は「クリエイターパクリ発覚で次々と怯える人々が…」


です。


適当なサンプルを素材にしようと思います。


現代音楽の世界では題名かぶり、という避けられない現象が起きます。


「彡/(^)(^)<うそやー!ネタがないもんやから『パクったろっかな』のまちがいやー!」


違います。


簡単な例をあげます。


これはよくかぶる!絶対にかぶってしまったらごめんなさい言わないといけない題名Top3に必ず入るんです。


Palimpsestと言うと、誰の何を思い浮かべますか?


「(*^◯^*,)<クセナキス」

「(๑╹◡╹๑ …)<テン・ホルト」

「彡/(゜)(゜)<ヘスポスや!」


ほらかぶってるでしょ。


「(§ゴ^。^ウ§)<複数形に致しますとベンジャミンさんもいらっしゃるのですが」


「(*^◯^*,)<Palimpsestって言えば、誰がなんと言おうと絶対にクセナキスのこれなーんだっ!後は全部パクリなんだから、人の題名をとっちゃだめなーんだっ!」


ほらまたこんなのがでてくる。


ヰ・セカイはいつでもどこでも誰でも勉強できる社会だからいいですけど、日本でこんな事言うのいたら困りますよえ。


「(๑╹◡╹๑ …)<かーんまくん。作曲年代を見てご覧」


「(*^◯^*,)<あっ!」


ヘスポス先生は1970年ですが、クセナキスさんは1979年ですね。


「(*`◯´*,)<誰がなんと言おうとPalimpsestはクセナキスなんだ!」


かーんまくん、未成年で良かったですね。成人だったら袋叩きでした。


とですね。


このように「パクリ!」と勝手に決めつけたほうが間違えてしまっている例があるのです。


大体、オリジナルから2-3隔たった題名の作曲家のほうが有名なんですよ。


でもですね、かーんまくんが間違えちゃうほどのショックを与えた曲、それがクセナキスのPalimpsestなんです。


「(*^◯^*,)<絶対に一人では弾けないピアノ協奏曲なんだ」


協奏曲じゃなくて、ピアノとアンサンブルのための作品ですが、かーんまくんはこのあたり非常に雑です。


Palimpsestは絶対に一人では弾けない?


ちょっとYoutubeで楽譜を見てみましょう。


(ぽち)


この曲は非常に演奏が難しいにも関わらず、頻繁に演奏の機会がある謎の曲です。


ふーむ。


これね。


ころーんさん4小節目どうやって弾くの?


「(゜~゜:)<あれ?これせみころーんさんは弾けないの」

「(๑╹◡╹๑ …)<あれ?これせみころーんさんは弾けないの」


二人で唱和しないでください。


弾けないわけではありません!


でも、4小節目の4拍めって、結構大変なんですよこれ。


まともに弾けてる演奏がないね。


「(๑╹◡╹๑ …)<よし。今度実習でせみころーんさんに弾かせよう」


別にいいですよ。


「(๑╹◡╹๑ …)<4小節目の4拍めについて、だーれもなーにも言わず、論文にもしてこない人たちってちょっとどうなんだろうって思うんですよね」


でしょ。


みんな音を抜いてごまかすか、テンポが大きくおちるかのどっちかじゃないですか。


「彡/(゜)(゜)<これは、クロード・エルフェのWergoからでとったんが有名やったんやろ」


「彡/(゜)(゜)<エルフェ全盛期の演奏やろ」


「(๑╹◡╹๑ …)<一番テンポが速くて(ぴーーーーーーーー)のでしょ」


「彡/(゜)(゜)<その、ぴーの部分人前でいえんやろ」


私が絶対に言わせませんので大丈夫です。


でもエルフェのこのテンポ感は好きだな。


「(๑╹◡╹๑ …)<ドナトーニのSpiriやFlagもそうなんだけど、もうあまりにも難しいもんだから、さーっと飛ばして弾いて大丈夫バレないバレないーっての横行しちゃいましたよね」


そうなんですよ。


LP時代はほんとにそうでした。


検証する演奏家すらいないんだから。


数学の問題で言えば、明らかに「悪問」なのですが、現代音楽のLP時代はこのような「悪問」づくりが流行ったのです。


「彡/(゜)(゜)<どんだけ難しいか競争したろ!」


こういう人が全世界的に出てきたため、ちょっと簡単な曲を書くとシュトックハウゼンが即座に吊し上げた時代でした。


そうしたら。


クセナキスは「ピアニストは、指の届く範囲で弾けるだけ弾くこと」という指示を出したんです。


こう致しますと、検証に時間がかかってしまいます。


最近日本ではケクロプスの日本初演が達成されたそうですが、「あの箇所」がしっかりと演奏されたのはこれが初めてだったのです。


「(&・_ゝ・&)<それまでは」


当然ですが、誰も守ってません。出来ないから適当に略す。こればっかりです。


「(*^◯^*,)<絶対に一人では弾けないピアノパート」


ってのを、作るのは勝手ですが、誰がどのようにズルをするかわかったもんじゃなくなるんです。こうして、現代音楽はクセナキス批判の末一時的に退行してしまいました。

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