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「ポテンシャル重視」

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

彡/(゜)(゜)<どー頑張っても打てんな。

(。・_・。;)<打っても負けちゃう。

( ’▽’¡)<もとからの実力では。

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

今日は朝から日本の高校野球の応援でせみころーんさんはいないので、アタシが担当でございます。インヴェルティドです。おばさんでいいです。


随分久しぶりですね。やりたくないわけではないです。ただ単に時間がないだけです。


えーっとですね。


すらあっーしゅが散々ネタにした大阪万博のマスコットに「ポテンシャル重視」という単語列があったとか。


スカラーポテンシャルとか、ベクトルポテンシャルとかですね。物理の専門の方にはポテンシャルと言っても即通じます。


日本人は「スカラー潜在可能性」ってお訳しにはなられなかったんですね。カタカナと漢字が混じって気持ち悪かったのでしょうか。


物理なら「ポテンシャル」でいいんですよ。カタカナ語で。


でもですね。


一般の方が、マスコットの決定要因に「ポテンシャル」って言葉を使うと、ずいぶんと場違いな印象があるんです。


息子がさんざんハマり倒したものに「萌えキャラ」なる物がございまして、アタシがさんざん弄り倒していたのものに「萌えショタ」があります。


もう、絵を書くことは一部の特権階級のお仕事じゃございませんの。ふつーの家の子でも誰でも描けてしまいます。


となりますと。


マスコットにこれを選んだのです、と一回言っただけでは誰だって納得の行かない結果になるのは自明の論理でございます。


よりにもよって、目が5つあるマスコットを無理やり採用したとかいうのです。


アタシいちおうヰ・セカイのどっかの大学の教員ですが、学生さんはこれを見るなり「また大阪か」のオンパレードでした。


なぜ「また」なのでしょうか。


それは大阪がですね、「話題を集める」ことに必死になりすぎてしまう欠点があるからです。


話題を集めることはいいことです。


しかし、とにかく必死になりすぎてしまうんですね。


このため、大阪に存在するオーケストラはあの手この手で愛知や東京を抜こうとしますが、どうしても阪神間モダニズムがあった頃の盛り上がりには負けてしまうのです。


かつて大阪から東京まで汽車で行った時代には大阪なりの良さがあったのです。それは東京から隔離されていたというのが現実でございます。


地理的に遠い、新幹線もない、なので自分たちがどんな文化を提唱しようと自由、それが三拍子揃ったんですね。


ところがです。


ぜんじろうさんが東京進出し、上岡龍太郎さんが引退された頃から不穏な空気が大阪に横たわってくるようになりました。


上岡さんは「僕の芸はもう通用しない」と申されたのです。


アタシは上岡さんの芸をヰ・セカイから見守れる立場にいましたが、通用しない芸とはとても思えませんでした。ちゃんと庶民に根付いていましたし、庶民だって誰も悪いなんて言ってる人いない。必要に応じた芸で、問題なんてありませんでした。


その彼が「僕はもう通用しない」と言わせたのはなにか。それは大阪の文化センスが、東京のダウングレードになってしまうことでした。


すでにFAXや10円コピーが定着したあたりから、大阪に住みながら東京の情報は新幹線経由で入るようになっていました。となると、大阪は単なる素材でしかない。海鮮丼のイクラと同じで、なければとても困るが、それは「添え物」であって「丼のご飯そのもの」ではなかったのです。


どうしてこう大阪が凋落を迎えたのか、それは大阪の方がですね「お金」に目覚めちゃったんじゃないでしょうか。


大阪公立大学がマンモス化したのも、大きな大学に大きなお金を集めると考えればわかりやすいでしょう。かつて大阪はカジノすら誘致しようとしてました。まだアレできていませんよね?


アメリカ合衆国みたいに、カジノが車で行かないと絶対に行けないところに作ってあるのならともかく、大阪のようにパチンコ屋が乱立するところに作ってしまうのはまずいのです。


けれどもそれを推進しようとしたのはなぜか?それは「他人のお金がほしい…」という隠れた欲望でした。


ちゃんと文化を生み出したいかとしてお金が入るのならともかく、「お金だけほしい…」になるともう止まりません。


「(#´_J`)<大阪はなあ、エキスポシティでケンタッキー食べ放題でええの」


「(#´_J`)<万博とかよりもささやかな幸せ。食べ放題はろくなもんないやろ。けれどもあのケンタッキーで食べ放題。それが大阪や」


一部疑義が生じましたが、ささやかな幸せの集まる大阪で結構でございます。


コロナウイルスは2025年でも収束してないと思いますが、そんなので万博なんかやって大丈夫なのでしょうか。


かつて愛知万博が開催されたとき、初日は恐るべくガラガラでございました。学徒動員に等しいくらいの地元民の協力もあって、なんとか成功で幕を閉じましたが、トヨタの肩代わりがなければ愛知県民は重税に苦しんだことでしょう。


大阪万博2025の会場イメージなるものがですね、アタシのもとに届いているのですが…


ちょっとですね、あまりにも夢を見すぎではないでしょうか。まずありえんと。これでは「大阪・関西」ではなく「ヌルスルタン・エシム」ではないですか。


万博ももう先進国ではなく、中進国でやってもらいたいと思うのです。

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