私、魔力操作を習得する
評価ありがとうございます!
評価して下さるとモチベーションが上がりますので、とっても有難いです!
「...うっぷ。」
何だろう...とっても気持ち悪いです...
「気持ち悪そうな顔をしてるわね...。 そ、そんな顔もそそるわぁ...」
や、止めてくださいお姉ちゃん。 気持ち悪いです...。
色々な意味で気持ち悪い状態になっているミラちゃん(私)でした...。 我が生涯に、一変の悔い無し...です...。
ーーうげぇぇぇぇ...
~~~~~~~~~~
私は知った...実の姉がドSの変態思考を持つお姉ちゃんだと...
私は知った...お姉ちゃんの魔法の修行が明らかにキツく、毎日毎日、死にそうな状態になってしまう事を...
私は知った...それでも魔法がどんどん上達していく感覚があることを...5日たっても魔力は上手く感じれてないですが...
~~~~~~~~~~
思いつきで、今までの修行の日記を書いてみましたが...ほとんど愚痴ですね...。
少し修行をしてくれているお姉ちゃんに申し訳ないです...
でも、今日なら...!
ー6日目ー
「あ、あれ? ミラちゃん急成長してない!?」
「ふっふっふ...自主練習したのですよ...」
全身を纏う「何か」を感じます...
これが魔力なのですか...凄いです!
「えっ、私の修行方法じゃ...意味なかったのかしら...」
そう、私はお姉ちゃん、基、鬼教官の指導に耐えられなくなり、魔力を感じる為の自主練習という道に走ったのです。
そうすると何故か、1日で習得できてしまったのです。
お姉ちゃんの指導って何だったのでしょうか...
「まっ、まぁ? 魔力を感じれるようになったんだしぃ~? 魔力操作の修行に入りましょうか~ ...ねぇ? ミラちゃん...?」
お姉ちゃんがとんでもなく不気味な笑顔を浮かべています...
止めてーっ!そんな顔でこっちを見ないでっ!
「まぁ、魔力操作の修行って私がすることが多いからね! 期待しててね♡」
いっ、いやいやいやいや! 「期待しててね♡」じゃないですよっ! 何されるんだぁぁぁぁぁぁぁぁ?!
「じゃあ、今日からやることはただ一つ! ...遠回して言うと...激しい運動をしながら...魔力を感じ続ける必要があるの...」
...? どういう事ですかね? 遠回しって...
「一体どういう事なのですか?」
「お願い...お姉ちゃんに言わせないで...」
「そんなこと言われても分からないですよ...」
「...あーもう! ...良い? 一回しか言わないわよ!? ... ー自主規制ー するの...」
「...ふぇ?」
驚きすぎて...変な声が...。
というか、 ー自主規制ー って...、いっ、嫌ですよっ...
「だからこの修行は嫌だったのよ...。 相手を見つけれれば1日だけで修行は終わるわよ...」
いやいやいやいや!それを言ってくれていれば...色々考えて行動していたのに...
というか、やるなら誰と...? 相手なんていません...
「ん? あぁ、相手なら...まぁ...」
「...え? 誰ですか?」
すると、驚きの言葉がーー
「フィーリアちゃんじゃ駄目?」
ナニイッテルンデスカ? フィーリアチャンハ、オンナノコデスヨ??
「あの子あぁ見えて男の子ですからね...私の初夜もあの子の魔力操作の為に奪われるなんて...」
いやいやいやいや! どんな冗談ですか!? どこからどう見ても女の子じゃないですか!?
フィーリアちゃんって...
「みっ、身内と ー自主規制ー なんてできないですっ...」
「あぁ、実はフィーリアちゃんは実のお父さんとお母さんの子じゃなくて...これは追々話しましょうかね」
って、フィーリアちゃんは...何か事情があるのかも知れません...
もしかして、フィーリアちゃんがメルお姉ちゃんと会わない理由は...。 「何も知らずに魔力操作の修行とだけ知ってる状態で ー自主規制ー をしてしまい...何をしてしまったかを知ったフィーリアちゃんは、今のお姉ちゃんに会うのが気まずい」 とかですかね...
「それにしても...私は12歳ですし...」
そうだ、私は12歳なのです。 この年で ー自主規制ー はしてはいけないんじゃないですか?
「あぁ、そこら辺は大丈夫よ。 だって、フィーリアちゃんは8歳で初夜を...」
お、お姉ちゃんがもじもじしています。 何かを思い出したのでしょうか...?
というか、フィーリアちゃんは8歳で ー自主規制ー をしたって...何も知らないとは言え...
「...で、どうする? フィーリアちゃんとヤるの...?」
「いっ、いや...。 考えさせて下さい...」
そりゃそうです。魔力操作の修行で、いきなり私の貞操を奪われるなんて...考えたくもないです...
「修行で貞操を奪われる少女!」なんていう称号でも着いてしまったらどうしましょう...
ーーふふふふふっ
あっ、あれ? お姉ちゃんが笑っています...
「実はね... ー自主規制ー をしなくても魔力操作は身に付くの...ふふふふふっ」
...は? 調子に乗ってるんじゃねぇ! ...ですよ...。
「あ、あれ?ミラちゃん...怒ってる?」
「...当たり前でしょう? さすがに私だって自分の貞操が懸かっていたんです...。 さすがにそんなくだらねぇ冗談で...人を弄ぶんじゃねぇぞクソ野郎ッ! ...ですよ...」
ーー私の魔力が活性化しているのが分かります...これで一回お姉ちゃんに「お仕置き」をしなきゃ行けません...って、何で私、魔力が活性化してるなんて分かったのでしょうか!?
「...っ、きっ、気づいたかしら...? それが魔力操作...よ。 わかったなら...お願いだから...魔力を引っ込めて...。 魔力操作できるようになってるし...できると思い...ますよ...っ」
えっ? あぁ、忘れてました。 私の魔力はだいぶ強いんでした! ...でも、まだ激おこぷんぷん丸なので...意地悪しちゃうのです...! まだ魔力を切りませんよ-!
「ちょっ、ちょっと! は、早く切ってよ...そ、そろそろ気が...」
...そろそろ頃合いでしょうか? じゃあ切ってあげます!
「はっ、はっ、うぅ...やっと魔力が切れた...。 ちょっと! 酷いじゃないの! お姉ちゃんを気絶させようとしちゃ駄目でしょっ!?」
「人を弄んでよくそんなこと言えますね...もう一回魔力を放出しましょうか?」
...この時の私の顔は、とっても悪い顔だったと思います。
「わ、悪かったってばぁ...ご、ごめんなさい...。 でも、 ー自主規制ー をしても魔力操作はできるようになるの!」
「じゃあ私が魔力操作できるようになったのはどうしてですか?」
「それはね、怒らせる。 わかった? こうでもしなきゃミラちゃんは怒らせられないからね...」
へぇ~...そういうことでしたか...。 とは言ってもさすがにあの冗談は笑えませんよ...
「そっ、そんな目で私を見ないでよ...。 あっ、ステータスを確認してみたら? 魔力操作って増えていれば良いけど...」
スキルに増えているか確認...確かに増えていなきゃおかしいですからね
ーーステータスオープン
ーミラ=シンルー 女 12歳 ??? Lv85
職業:魔王
生命力:1500000
攻撃:1250
防御:25000
移動速度:100000
魔力:500000(100000000)
スキル:創造神の加護 魔法神の加護 武神の加護 邪神の加護 邪眼 鑑定 同族の誇り 不老 女神 天命 成長限界突破 魔力操作「new」
称号:封印されし者 女神の代行者 受け継いだ者 魔族を統べし者
~~~~~~~~~~
あっ、増えてます! よかったです...ほっ
「あ、その反応だと増えてたみたいだね! ...ちょっと残念だけど、修行は24日くらい早く終了ね!」
私には何も悔いが残っていないんですけどね...お姉ちゃんには何の悔いが残っているのでしょうか...
ま、まぁとにかくです! 魔力操作ができるようになって良かったです! これで一週間ぶりに学校へ行けます!
...と、喜ぶ私は、この時、魔力操作によって人生を振り回されていく事を、全く知りませんでした...
思春期真っ只中の私が小説を書くとエロくなることが分かりました...。
とんでもなく長くなりましたね...。