私、先生の怪しい行動を目撃する
テスト直しがやばかったので投稿できませんでした。 申し訳ございませんm(__)m
「...」の長さを「......」に変えました。
「化け物か......言えてるね!」
なんですか? ハルト君はそんなに殴られたいのですか?
「あっ......いや、何でもないです......」
よし、それでいいんですよ! ハルト君は口を軽々しく開かないようにしないと早死にしますよ?
私のせいで......
「にしても、なんでこう化け物じみたスキルばっか持っているのかな?」
「そんなもの私が聞きたいですよぅ......」
それを知っていれば......って、確か可愛いからって言われて、加護ばっかりつけてもらったんじゃなかったっけ?
そんなにいらないですよ......それに去年なんか全能神も加護をくれましたし......
あーあ、もう考えるのやめました。 これ以上気にしても意味ないですからね
「もう気にしないでください。 私もなるべく気にしませんから」
「ああ、わかったよ」
わかってくれて何よりです!
「それよりも、そろそろ帰らないとまた先生に怒られちゃうね......早く帰る支度をしないと!」
「あぁ! そうでした! 早く帰らないとイリスさんのご飯が冷めちゃいます! 早く帰りましょう!」
「飯優先だと!?」
こんなやり取りをしながらミラは帰る支度をした
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「はぁ......荷物を集めるのに時間がかかってしまいました......」
「でもまだ夕日が見えるくらいの時間だから大丈夫じゃない?」
「そうでしょうか......。 いや、きっとまだご飯は冷めてないはず! 早く帰りますよっ!」
「......やっぱり飯優先か!」
そんなことを言いながら廊下を駆ける二人であった
「あれ? もしかしたら教室のカギをかけていないかもしれない! ごめん! ちょっと待ってて!」
「えぇ!? 何してるんですか! ......もぅ~私も一緒に行きますよ!」
「了解! 廊下は走っちゃいけないなんて僕は知らないぞ!」
二人は自分たちの教室へ戻った
......あれ? 教室に電気がついてますね。 さっき電気は切ったと思ったんですけど......
「......誰かいるみたいだね......カギ閉め直さなくても大丈夫かな?」
「そうですね......でも中にだれがいるのか気になりませんか?」
この時間に何をしているんでしょうか......。 私たちみたいに残って運動している人なんてほとんどいませんからね......気になります!
「......ミラさんって結構チャレンジャーだね......僕だけならチキって行けないよ......」
「そうですか? でも見るだけなら......ねぇ? そーっと覗きましょう!」
「はぁ、わかったわかった。 行こうか......」
二人は教室をそーっと覗いた......そこにいたのは、担任のクレア先生だった。 すると、自然と二人はひそひそ話すようになった
「なんだぁ、先生か......。 教室にいてもおかしくはないですね......残念」
「ミラさんは何を期待していたのさ......あれ? クレア先生ものすごい形相じゃない? 変なの」
「え? あ、本当だ。 それに必死に何かを読んでいますし......」
いつもの先生じゃないですね......どうかしたのでしょうか?
「どうしたのか聞きに行きますか?」
「いや、やめておいたほうが......これは何というか、勇者の感が「行くな」って言ってる気がするんだ......」
「いや、ハルト君がチキンなだけでしょう?」
「いや、違うんだって! これは絶対にまずい気がするんだ! 信じてくれ......」
......ハルト君がめちゃめちゃ必死に拒否していることなんて今までありませんでしたし、今日くらいは指示に従いましょうかね......。 でも、何しているかは気になるから少し覗いていましょう!
「わかりましたよ。 でも少し待ってください。 もう少し観察します」
「えぇ!? ......うーむ、しょうがない......少しだけだよ!」
よし! 言質は取りました! それでは見てみましょう......
ミラは廊下の窓から教室を覗いた
「......すれば魔王の力は最大限に、自我は無くなり、死ぬ直前の初代魔王のようになるのか。 試してみる価値はあるな。 これで......は私の玩具になるな」
......ところどころ聞こえませんでしたね......ちょっと耳を澄ましてみましょう......
「さて、あの人間もルシファーを宿していながら生きることなぞ出来ぬからな。 もしも生きていたら......私では対処出来ぬ力となっているであろう。 その時は玩具にした......を戦わせてみるとしよう。 くはは......因縁の対決だな」
なんの話をしているのでしょうか? それも独り言多くない!?
......あれは、思念伝達っていうスキルを使っているようですね......。 よく見ると、クレア先生の頭から魔力の波長がどこかへ飛んで行ってるのが見えますし
「......ガイアよ、まだ力を蓄えておくんだな。 お前が思った以上に奴は強いぞ。 復讐の時はまだ訪れていない。 まだ繭を破る時ではない」
......ガイア......ですか?
ミラに突然寒気が襲ってきた。
「お、おい! どうしたんだミラさん?! 顔色が悪いぞ!?」
「い、いえ......何でもありません......もう帰りましょう......」
「あぁ、わかった。 早く離れよう......今の先生を見ていると寒気がする......」
こうしてミラとハルトは逃げるように家路についた
「......覚醒の日まで14年もあるな。 くふふ......楽しみにしていますよ? ミラさん?」
クレアは先程までミラがいた場所を見つめながら呟いた
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「一体何だったんだ!? クレア先生がミラさんよりも魔王ぽかったけど......」
「......ガイア......まさかハイラルト家の......?」
なぜ奴は生きているのですか......? 最後に会った時にはお姉ちゃんに足を切断されて出血量が半端じゃなかったでしょう!? 奴が生きているだけで吐き気が......
「お、おいどうしたんだ? 顔色がさらに悪くなったけど......。 しょうがないな......今日は僕がミラさんのお家までついてこう」
......え? 家に来るんですか? でも......
「大丈夫だって! どうせ魔王城でしょ? あんなにでっかいから場所位わかるよ! 結局帰る方向は同じなんだけどさ......」
「ありがとうございます......」
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「ほら! 着いたよ!」
「はい......ありがとうございました......」
「もう......無理はしないでね?」
ミラはこくりとうなずいて家の中へ入っていった
これからは朝8時に3日おきに投稿して行きます。
一日一本は無理です......ネタが無くなります......




