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バルス

素早く念話で作戦を伝える…使うスキルは双頭の(ドッペルアドラー)の武器スキル 【傲慢】 効果は相手を見下す程に攻撃力が上がるだ。


「ああ、分かった」「お前は小細工は得意だもんね」


と言う二人からの返事が有った…小細工とは心外だな…策士と言いたまえ!


ハイハイと返事をするマーリー、まだ分かってないみたいだが…


《おい!かかって来ないのか?なら余から仕掛けるぞ?》


マーリーとラプツェルを見て頷く作戦開始だ!


「フッ…俺一人で充分だ!さあ掛かってこい!」


《ふん!良かろう》


と言うとガシャンガシャンと前進してくるゴーレム


ダムダムダムとマーリーが後ろから銃を撃つ。


《おい、一人で充分ではなかったのか?》


と俺に抗議してくるファラオ


「ハハハッ!馬鹿め、俺は充分だと言っただけで一人で戦うとは言っておらんわ!勝てば良かろうなのだ!」


ファラオが何だと?とか言ってたが、それにかまわず二段ジャンプでファラオの頭上から殴りかかる!


「食らえ!オチビちゃん!」


《特に頭が高い!王技・ファラオスパイク》


ジャンプして手のひらで思いっきり俺をバシコーンと地面に打ちつける。


痛いとか、そう言う事を感じる間もなく景色が目まぐるしく変わり一瞬意識を失った。


気がつくと青空が見えるぞ…ただし、周りに土があるけどな。


どうやら漫画みたいに地面にめり込んでいる様だ。


堅忍不抜によって体が堅くなっているせいも有るんだろう。


全身が燃える様に痛むが骨折や傷はない。


思えば転生してからは、どんな攻撃を受けても傷ついた事がない。だからと言ってダメージを受けてない訳ではないけど…


その証拠に自分で自分を鑑定するとHPが5しかなかった。


《ハッハッハ!このファラレムは、最硬(さいこう)の攻撃力と最硬(さいこう)の防御力を誇るのだ!何故なら金ではなく、超剛金製だからな!》


ファラオのゴーレムだからファラレムか中々良いネーミングだ…そんな事を考えてる場合じゃない!


「いまだ!」と俺は叫んだ


ラプツェルが攻撃を仕掛ける


「天技・髪鳴神ライジン光MAX!」


紫色の閃光がファラレムの顔を目掛けて放たれる攻撃よりも目潰しを狙っているからか、いつもより光量が多い。


《ぐおお~目が目があぁ》


手で目の部分を抑えて、どこぞの天空の城の王みたいな事を言ってるファラオ


よし!俺はふんっと全身に力を込めて、地面にめり込んだ体勢から脱出する、コメツキムシの様に!


そして空中でアイテムボックスから、ある物を取り出すと地面へ投げつけて設置し、その中にスポッと入りマーリーへサムズアップする。


「任せておけ!僕には悪魔の弾道のスキルがある通常の3倍は飛ばせるよ!!!」とマーリー


そう、俺が取り出したのは銅の大砲だ!


そして


「今から最高のイリュージョンをお見せします!人間大砲でーす!」


と大声で叫ぶと


ケンシンさん?と驚いた顔をするアトラさん


え?と驚きつつ少年心をくすぐるのか笑顔で俺の方を見るメグリ王子


意外だったのはモトラッドすらも歌うのを止めてこちらを見ていた。


歌うのを止めたからだろうか、観客達も全員が俺に注目している。


「皆さーん!発射の瞬間にバルスと叫んで下さい!良いですか」


と俺が叫ぶ、が、反応が薄い。


「皆さーん僕がバルスと言ったらバルスと言って下サーイ!」


とモトラッドも会場中に叫んだ

「オー」「 りょーかい」「 バルスー!」と会場中が盛り上がっている。


何故か俺に笑顔でサムズアップするモトラッド…敵なんだけど良いんだろうか?とは思ったが、俺も仕方なくサムズアップを返す。


「バルス」と俺が叫ぶと、モトラッドの掛け声で会場の全員が『バルス』と叫ぶ!同時にマーリーが大砲の発射ボタンを押す。


バルス砲の発射だ!



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