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王の遊戯

《さて、説明は終わったな?始末するとしよう》


そうファラオが言った時だった


《お待ち下さい!》


ん?声のした方を見ると黒いローブをまといフードを被って顔を隠した四人組がいた。子供ぐらいの大きさの者から、明らかに人間じゃない様な大きさの者までいる。その内の一人の男がフードとローブをとる。バッて感じで上に放った。


俺より少し背が高いぐらいだろうか?黒髪長髪、分け目は七三に近い6対4かな?黒地に金色の刺繍が入った中華鎧に身を包んだ武将の様な出で立ちだ。


漆黒の翼と金色の竜の様な角が無ければ、だが…女神様が好きそうなタイプやね。


《何だ?余の決定が不服と申すのか?》


4人全員がひざまずく


「いえ、滅相も御座いません」

先頭に座っている、先ほどのイケメンドラゴニュート?が、ひざまずいたまま、顔を上げグーをパーで包む様なポーズをとる。


中国の時代劇とかでよく見るポーズだ、たしか拱手こうしゅの礼とか言ったかな?お願いしますみたいな意味ではないだろうか?


「ファラオの手を煩わせるまでもありません。私達に始末させて頂けませんか?」


と言って手をそのままに其々が頭を垂れる。


《ふむ…》


ウィーン、ガチャガチャと手が動きロダンの考える人の手だけバージョンのポーズをとるファラオ。


「良いんじゃないですカアッ!ファラオ」


とモトラッドが言ってくる。


「イエス」


と革ジャンの金髪がグラサンがサムズアップする。


「折角、お客さんもいるんですダアッ、エキシビションマッチと行きまショー!」


《フン、まあ良い。引き受けたからには敗北は許さんぞ》


《ハッ我ら七魔将の名にかけて!》と四人全員がハモる


えっ?そんな設定だったの?


でも、命拾いしたかも知れない…なにせマゾーカさんを一撃で倒した程の強さのファラオだ。今すぐ戦うとなれば勝ち目があるかどうか分からない…


それに、時間が稼げれば熊王が間に合うかも知れないしな!


「そうと決まれば、おーい!」


とマイクを使い一際大きな声で叫ぶモトラッド


するとバッサバッサと上空から音が聞こえる、しばらくすると50メートルぐらいの巨大な赤いドラゴンが六つの手で巨大なマンホールの様な形をした石を抱えて飛んでいた!


え?あれはイベントボスの阿修羅ドラゴンだよね?


「アトラさん!」


「はい、あれはファラオから言われてモトラッドの言うことを聞いてるだけです」


さすがはアトラさん、もしかしてモトラッドがあれより強いのかと思ってびっくりしたよ…


でも、アイツは何で七魔将じゃないんだろ?


「阿修羅ドラゴンも誘われたようですが、バカなので意味が分からなかったのです!」


なるほど…簡単な命令しか聞けないんだな。アトラさん、ありがとう。


そうこうしていると、ファラオの上に25メートルプール2面分ぐらいのマンホールが落ちてきた!


《フンッ!》


ファラオが両手を上げマンホールもどきを受け止める。そして、それを横に落とすと、地面が会場全体が揺れ動いた。会場から悲鳴が上がる。


「皆さーん!落ち着いて下さーい」


とアトラさんが全力で叫ぶと全員が静かになった。

スキル王威の力かな?


それを見て一瞬、モトラッドが顔をひきつらせたが、直ぐにマイクでアピールしだした。


「さあ、オーディエンス!歓声を!拍手を!」


ワーワーコロセーモトラッドサマーファラオーと言う歓声と拍手が鳴り響く


《さあ遊戯の時間だ!》


とファラオが大きな声で叫んだ。



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