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お値段はなんと

「そ、そうか」なんかキャラ変わってない?


「ああ、こいつだ」

と言ってカウンターの下から赤い片手剣と盾を取り出す。


片手剣はイノセキの骨で作ったのだろう赤い色をしていた…ただ赤いだけでは無く光り輝く様な赤だ。まるでライトセーバーの様な。


「おい、これは本当にイノセキから作った剣なのか?」


ガシガシと頭をかくオーガ

「いや、それがな…」と歯切れが悪そうだ


少しの間、沈黙が支配する。


「もし、そうで無いのなら…これは受けとる事は出来ない」


そう、グリフォンの装備も作ってもらう事になってるのに、こんな高そうなの受け取れないよ…絶対残りの金(9万ゲールド弱)じゃ買えないし。


「ちょっと待て!いや、これは間違いなくイノセキの素材で作った物だ!ただ…」

慌てて困った顔で言うオーガ


「ただ、何だ?」

ただ程怖いものは無いってね、まあ最悪は熊王をアベルに差し出せば良いが…


「あいつらに口止めされてたんだが…仕方ねえ」

とボソッと言うと意を決したように


「カイン達がクエストの時にとって来たミスリルを使ってコーティングしたんだよ」と言った。


な、何だって~!それで慌てて出ていったのか…


ミスリルを使った武器なんて最低でも100万ゲールドはするんだぞ!


「や、やっぱりこれは受け取れない」

と慌てて断る俺


「いや、待ってくれ!ミスリルを使ったと言っても表面に薄くコーティングしてあるだけだ、もちろん俺の自慢の特殊コーティングだから普通のミスリル装備並みの強度にはなってるがな!」


「え~、でも、お高いんでしょう?」


と疑うように聞く俺


ついテレビショッピングみたいな言い方になってしまったよ。


「いやいや、全然だ!むしろ安すぎるって俺もカイン達も思ってるぜ」

そんな事ないないと手を振りながら言うモヒカン店長


「え?そうなのか?」

もしかしたら送料込み9800ゲールドとかなのかな?


「ハッ…そりゃそうさ。愛する家族の命を救ってくれたんだ。それよりも高いものなんてねえよ!」と笑顔でサムズアップしながら言うオーガ、熊王にも受けとらんのは反って礼に反する、この武器で素材を集めて恩返しすれば良いと言われた。


更にオーガに、受け取ってくれなきゃ豚骨スープの出汁にして食っちまうぜ!とまで言われて仕方なく受けとる事にした。オーガなら本当に食えそうだしな…


「それと盾だな、こいつにもミスリルコーティングをしてある」確かに剣程じゃ無いが光ってるな


「ただし、剣と違って骨じゃないからな。皮とミスリルコーティングの相性は骨ほどは良くない。だが黒鋼の盾の上にイノセキの皮を何層か重ねているから衝撃吸収性は高い、普通のミスリルの盾と同等かそれ以上の性能は保証するぜ」


なるほど、それはありがたい。


「それとな…」


話しが長かったから省略すると、剣は剣と言うより棍棒に近いらしく切断する力は全くと言って良いほど無いらしい。要するにライトセーバーに似たミスリル並みの強度を持つ特殊警棒って事らしい。


それと、オーガの名前はスミスさんで、普段ドレスを着てる時は女っぽい?性格だが、作業着に着替えると職人モードになり性格も変わるとの事。俺がゲームではクールなハンターでロールプレイングしてるのと同じ様なものかな?


あと、オマケだと言ってボウガンを一丁もらった。感覚が麻痺していて、そのまま受け取ってしまったよ。

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