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再会

その後、超龍を説得し隠れながら山間を移動している。


ここでスキルの再設定を兼ねて自分のステータスを確認する。



ステータス


name ケンシン


レベル 99


HP 300(+100) SP300(+100) ST300(+100)


攻撃力100(+100)


防御力100(+100)


職業 超手品師(真のイリュージョニスト)

職業補正

① 視認出来る範囲で瞬間移動出来る。


② トランプを無尽蔵に取り出せる、そのトランプの攻撃力は素の攻撃力に左右される。


③ レベル以外の全てのステータス数値に+100し常時MAXからスタート。


スキル


1 堅忍不抜…HPが半分以上あれば、どんな攻撃を受けても一撃で即死はしない。更に自分が武器を抜いてない状態なら相手の攻撃力の分だけ体が堅くなり防御力が上がる(武器を抜くと元に戻る)


2 聖霊術マスター…全ての聖霊術を使う事が出来る。


3 強運…運が強い。


4 武器真名解放MAX…武器の能力を最大限に引き出す


5 防具真名解放MAX…防具の能力を最大限に引き出す


6 オートガード…初心者の強い味方、勝手にガードしてくれる


7 女神の護り…全ての状態異常を無効化する


9 回避行動無敵時間MAX…常時回避行動時の無敵時間が10倍、回避時のST消費を0にする


10 探偵… 鑑定の上位スキル、全ての真実を見抜く目(自分の目で見える程度の範囲)と直感を得る


11 火計…剣を振り下ろしてから、イケボで良い感じのセリフを言うと発動。計略の範囲は横10メートル距離1キロメートル


12 絶対王者の時間…時間を3秒止める、時間を止めている間は1つのスキルしか使えない。また使用後は30秒間一切のスキルが使えなくなる。他にも千倍の速度で動けたり、千倍のスローで物を見る事が出来る。


女神より

うーん、結局戦争になっちゃったか…うん!なっちゃった物は仕方ないよね!


本当は私は中立の立場だから国同士の争いには関わらない方が良いんだけど…まあ、直接関わってないから良いかな。


あとフォーカスタイムMAXとクイックタイムMAXは絶対王者の時間に統合されてるわよ。


以上だ


フォーカスタイムとクイックタイムが絶対王者の時間に統合されてスキル枠が二つ空いた、そこに聖霊術マスターと強運を入れてみた。


聖霊術マスターは来たばかりの頃、モヒカン野郎を縛り上げた時以来使ってない気がするが…


強運に関しては、前のゲームの世界では報酬が増えたりだったけど…表記を見る限り、この世界での効果は違うようだね。


そう言えば


「今回は熊王は一緒じゃないんですか?」


そう本来は熊王が俺のバディと言うことになっているはず。


「ん?ああ、あいつはハイマツで、はぐれた仲間を探すとか言ってな、俺だけが先行した」


仲間?たぶんアベルとカインの事かな?彼らも一緒に来ていたのか。


「なるほど」


「見つけ次第、合流するとか言ってたぞ」


超龍と二人だといちいち説明して説得しないといけないので早く合流して欲しい…


そんな事を考え話していると山頂付近に着いた。


ティーカップ山は名前の通り、ティーカップの形をした山である。


ただし、逆さまにしたティーカップだけどね。山頂は平たくて広く、砦もかなり大きい砦だ。


砦と言うよりは城と言った方が良いかも知れない、ほぼ木で出来ていて、武骨なデザインの建物でなければだが…


「で?どうするのだ?」


「ちょっと待って下さい」


俺はマップを確認する、砦の中には赤い点で埋めつくされていて、青い点が1つもない…


「まさか全員殺されているのか?」


と呟いてしまう。


「ああ、その通りだぜケンシン…」


「誰だ?」


超龍が睨み付けた、その相手は


「カイン!」


木の陰から、手を振りながら赤毛の男が現れた。


「久しぶりだなケンシン」


スッと手を差し出してくる、俺も手を差し出してガッチリと握手する。


「どうして、ここに?」


「いや、ハイマツまでファーダさんと一緒だったんだがな、しばらく出るって言ったきり帰って来なくてな…暇をもてあました俺達はハンターギルドで依頼でも受けようとなって、受けて山に来たわけだが…」


そこで砦がモンスターに占拠されているのを発見して様子を探っていたのだという。アベルも来ていて別の場所で見張っているとの事。


「おい!こいつは何者だ?」


「ああ、熊王が探していた仲間ですよ、じゃあアベルにも…」


「おい!そんな事より、砦には生きている人間はいないんだな?」


「そうでしたね…ええ、思う存分暴れてきて構わないですよ」


「ふんっ!先に行ってるぞ!」


と言うと超龍は駆け出して行った。


さてと、じゃあ俺もと思って背中の双剣の柄に手をかけて抜いたと同時だった


ガキンッ!と音がして、振り向くとカインが俺に向けて大剣を振り下ろしていた…


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