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おっと誰か来たようだ

「お前は超龍!」


「なぜ?貴方が!?」とアトラさん。


「ふんっ!知れたことよファラオが昇天される前に天界で頼まれたからに決まっておろう!」


まあ、あとは今の主に命令されたからと言うのもあるがな…とふてくされながら付け加えた。


「それにしても、どうやって入って来たんだ?」


そう、この部屋の警備は大丈夫なんだろうか?


「は?元々は、この国で働いていたんだぞ?お前らよりは、よっぽど顔が知られておるわ!」


まあ、それもそうか


「何にせよ、これで百人…いえ、万人力ですね!」


「ふふん、わかっておるではないか…アトラ王よ」


鼻の穴がピクピクしてるね…クールな見た目に騙されそうになるが、こいつは物凄く強いけど物凄く馬鹿なのだ。


「だが、桁が1つ違うのではないか?」


「これはこれは…私としたことが、億人力でしたね」


なーはっはっは、とか笑っているが馬鹿は無視しよう。


「それでは、兵は神速を尊とぶと言います、さっさと出ることにしましょう!」


「俺に指図するな!」


ああ、こいつには言い方を選らばないとな…


「それはそれは失礼しました…もしかして神速を尊とぶの意味が分からなかったのですか?」


「なあにい?!馬鹿にするな龍飛ぶ(たつとぶ)だろ?飛んで言ってやるわ」


と言いながら龍人(ドラゴニュート)の超龍は翼を広げると窓ガラスをぶち破って飛びだして行った…


「「ケンシンさん…」」


アトラさんとメグリ王子の視線が痛い…


「おっと!誰か来たようだ」


と言うと俺は超龍に続いて三階の会議室の窓から飛び降りるのだった。


そんなこんなで現在…


「ハアハア、何で、お前の、方が早く着いてるのだ」


そりゃあ千倍になったクイックを使えばね…SP消費はそのままだし。


「え?超龍さんが遅すぎるからじゃないですか?」


「なあにい?!貴様あ!」


「ちょっと声が大きいですよ!見張りに気づかれたら、どうするんですか?」


そう、今俺達は山の麓にあるティーカップ山の入り口の門の近くで、木陰に隠れて見張りの様子を伺っているのだ。


「くっ!別に全員殺せば良いだろうが!」


「これだから脳筋は…」


「なんだ?そのノウキンと言うのは?」


「ああ、脳が金で出来てる天才って事ですよ」


「なに?わかっておるではないか…では、早速」


と鼻の穴をピクピクさせながら突入しようとする超龍の肩を掴んで止める。


「なんだ?なぜ、止める?」


「ちょっと待って下さい、ファラオの言っていたことを忘れたのですか?」


「ああ、ハイマツの民を国を助けよだろ?あいつらはハイマツの民でも何でもないんだから良いだろうが?」


これだから脳筋は…


「それはそうですが、砦に捕虜として兵士が囚われいるかも知れませんから」


そう、人質にでもとられたら面倒だ。


「くぬ!では、どうするのだ?」


「ここは私にお任せを!」


そう、新しい能力を試す時が来たのだ!


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