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序文

知人の勧めで、折角なので書き下ろしの小説を投下してみます。

正直私は未完成の内に公表していく、書き下ろし型の書き方をした

事が無く、また一人称の小説も書くのは初めてなので、最後まで

たどり着けるか、今から少々不安だったりします(笑)

ともかく。頑張って書きますのでお楽しみ下さい。

それは、どうしようも無く救いの無い物語。

 一人の少年が数々の困難を乗り越え、一歩一歩たくましく成長していく物語。

 逞しく成長した少年は、やがて挫折し、希望を奪われ、そして全てを奪われる物語。そこには夢も無く、希望も無く、救いも無く、ただただ悲惨な結末だけが待つ物語。

何をしようとも結果は変わらない。何を変えようとしても変わらない。どんなにもがいても足掻いても、結局はただ一つの結末――破滅へとたどり着く――そんなどうしようもない物語。

読む物に一生消えない後悔と、一生消えない後味の悪さと、一生消えないやるせない思いを残すだけの、最悪としか言えない結末を迎える物語。

もし貴方がそんな物語を読んでしまったとしたら――貴方はどうするだろうか。最後まで読み切るだろうか。それとも途中で読むのを止めてしまうだろうか。

 まぁどちらでも構わない。貴方が読もうと読むまいと、結末は変わらない。途中がどんなに希望にあふれた物語であっても、結局最後に待っているのは破滅の結末。何をしても、何処をやり直しても、結末は全く同じのただただ悲惨なだけの、これはそんな物語。

  

 しかし。

 もしも。

貴方がそんな『どうしようも無く救いの無い物語の登場人物』になってしまったとしたら。

貴方はどうするだろうか。全てを諦め、ただ粛々と破滅に向かう物語に沿って動くだろうか。それとも……すべてを知った上でも尚、最悪の結末を回避しようと足掻くだろうか。



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